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小笠原 均 院長

HITOSHI OGASAWARA

西洋・東洋医学の融合で、膠原病や線維筋痛症等に伴う痛みの緩和を目指すことが生きがい

新潟大学医学部卒業後、順天堂大学内科研修、橋本 博史名誉教授(当時・教授) や高崎 芳成教授の師事のもと、難病と言われる膠原病や線維筋痛症治療に研鑽を積み、同大学准教授。その後、茨城県や東京都の病院で勤務を経て、『レッツメディカルガーデンクリニック東立石』に就任、現在に至る。

小笠原 均 院長

小笠原 均 院長

レッツメディカルガーデンクリニック東立石

葛飾区/東立石/京成立石駅

  • ●内科
  • ●リウマチ科
  • ●整形外科
  • ●糖尿病内科
  • ●代謝内科
  • ●内分泌内科
  • ●漢方内科
  • ●心療内科
  • ●精神科
  • ●訪問診療

仮死状態だった命を救った医師に感銘を受ける

小笠原 均 院長

私は、生まれたとき実は仮死状態であり、本来は生きていられるかも分からなかった状態で生を受けました。その際、年輩の医師の方が約30分、心臓マッサージを続けたおかげで、今もこうして医師として生き続けられたのです。ですから、私は、医師から「もらった命」であります。是非、その医師にお礼を言いたいと申し上げたのですが、その医師は、”医者として人の命を救うことは当然のこと”と話し、私は彼に感銘を受け、大きくなったら医師になろうと決意しました。

順天堂大学の橋本先生や高崎先生との出会い

小笠原 均 院長

新潟大学医学部卒業後、28歳に順天堂大学の膠原病内科に入局をした時、膠原病の大家である橋本 博史教授(現・名誉教授)に、”リウマチ膠原病疾患の遺伝子治療をやりたい”と申し出しましたところ、橋本先生からは”頑張りなさい”と励ましの言葉をいただき、そのまま准教授まで進みました。橋本先生には、膠原病内科は、皮膚科、呼吸器、眼科、肺、肝臓や臓器全般も含めた頭のてっぺんからつま先まで理解しないと、診察できないという教えがあります。ですから、内科の勉強は相当修行し、完全に理解した後、膠原病医師として外来に出してくれました。橋本教授の次に、リウマチ膠原病内科の教授になられた高崎 芳成先生も厳しく、妥協を許さない方ですが、今日あるのはこのお二方の先生のおかげです。

膠原病や線維筋痛症などに伴う痛みを少しでも和らげる治療を

小笠原 均 院長

膠原病は、比較的若い女性がかかりやすく、リウマチ性疾患、自己免疫疾患、結合組織疾患の3つの病気が重なり合います。特にリウマチ性疾患は身体に痛みをもたらします。膠原病はうまく治療できますが、線維筋痛症という難病もあります。全身や広範囲が痛み、またある部分だけが痛むことがあります。その痛みは軽度のものから激痛まであり、耐え難い痛みであることが多いです。こちらも女性の方がかかりやすいのです。実は、治療法は確立されていません。
私は大学で線維筋痛症に悩まれている方に出会い、研究しているうちに特許を取得できる研究を発見し、順天堂大学准教授退任後、茨城県、東京の病院に勤務しました。ただ、医療現場を見ていますと、売上げや短時間診察などが至上命題になり、”これは自分のやりたかった医療とは違う”と常々考えていました。
そんな時『医療法人社団 MXPG Let’s』の方と出会い、クオリティオブライフの考え方に基づいて、患者さんとそのご家族みんなハッピーになれるような、柔軟な医療を目指したいとお話ししましたところ、この東立石で、『レッツメディカルガーデンクリニック東立石』の院長に就任することになりました。
ここでは、線維筋痛症、関節リウマチ、膠原病などに伴う、「痛みを和らげる」医師になろうと思い、独学で漢方を勉強し、ハリ治療も取り入れたほか、リハビリ施設も設置していす。

西洋医学と東洋医学を融合し、柔軟な医療を

当院では、私は医師としてできるだけのことをしたいと考えていますが、その際、この治療は無意味だと患者さんに言わないようにしています。治療範囲やお薬の処方も広げ、またこの病院もサロンのようにしたいと考えています。
患者さんは、膠原病、線維筋痛症、関節リウマチ、混合性結合組織病、肺気腫などにお悩みになられている方が多いです。
そこで心がけていることは、おひとりおひとりに時間をかけること。西洋医学と東洋医学の融合を目指し、メンタルの面についても安定した生活が送れるような手助けをしたいと思います。決して、マニュアル化された治療ではなく、できることであれば、ハリ治療や独学で漢方も学びましたので東洋医学も積極的に取り入れます。中国は5000年の歴史がありますから、これを採用しない手はありません。理学療法士もおります。
がんについても痛みは伴いますが、この痛みを少しでも緩和し、穏やかな時間を過ごす生活を取り戻すようにしたい。一度、マニュアル化された医療をすべて見直し、試せる医療はなんでも試してみたいです。
また、笑うことはとても大切で、もし患者さんが増えていけば、バスツアーを組んで、浅草や御徒町で落語ツアーをやってみたいです。“お笑いによる治療が重要”という説を実践し、医学界の常識を覆した医学生パッチ・アダムスの半生を描いた『パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー』という映画がありますが、痛みを緩和するには、お笑いやユーモアが必要であると同感しながら、鑑賞しました。

これから受診される患者様へ

当院ではこのような方針ですので、患者さんおひとりおひとりに時間をかけ、診察いたします。日々、さまざまな病がもとで痛みに悩まされ、憂鬱な時を過ごされている方も多いですが、当院ではその痛みを少しでも緩和し、マニュアルにとらわれない医療により、実現していきますので、お気軽にご相談ください。

※上記記事は2017年3月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

小笠原 均 院長 MEMO

  • 出身地:茨城県常陸太田市
  • 趣味:ジャズ音楽や映画鑑賞、パッチ・アダムス
  • 特技:ビリヤード。大学時代にはビリヤードインストラクターでした。

グラフで見る『小笠原 均 院長』のタイプ

エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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