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網代 洋一 院長

YOICHI AJIRO

葛飾・新宿の町に根ざした地域密着型の診療所として。治療と予防を両輪に、地域住民の健康を支えていく

千葉大学医学部卒業後、東京女子医科大学 循環器内科へ。大学病院や関連病院で経験を積み、2019年に『にいじゅく組合診療所』副院長に就任。2022年に院長となり、現在に至る。

網代 洋一 院長

網代 洋一 院長

にいじゅく組合診療所

葛飾区/新宿/亀有駅

  • ●内科
  • ●循環器内科
  • ●健診・検診
  • ●訪問診療

昭和・平成・令和……時代とともに、地域とともに

網代 洋一 院長

『にいじゅく組合診療所』のルーツは、終戦後の物資がない時代に祖母が設立した互助会(新宿消費生活協同組合)にあります。その後、1947年のカスリーン台風によってこの辺り一帯が水浸しになり、崩壊した地域医療を何とかしようと医療部門を立ち上げたといいます。間もなく父が医師になったことで生協の活動から医療へと軸足を移し、今日まで80年近くにわたって診療を続けてきました。
私は内科医の父と小児科医の母のもとに生まれ、小さな頃から医療が身近なところにありました。両親からは「医師になる必要はない」と言われていたものの、高校生になって進路を決めるというとき、やりがいがあり、意義のある仕事だと感じて医療の世界へ足を踏み入れることになりました。父や母と同じ国立千葉大学医学部に進み、循環器内科を専門に研鑽を積みました。

新宿(にいじゅく)の町に根ざした地域密着型の診療所として

網代 洋一 院長

私が専門にする循環器内科は、心臓や血管の病気に対する専門的な治療を行う診療科です。私は学生時代から循環器内科に興味を持っており、大学卒業後はこの領域に強みのある東京女子医科大学に籍を置きました。循環器内科医として大学病院や関連病院で診療にあたるほか3年間のアメリカ留学を経験し、循環器内科や総合内科の専門医資格を取得しました。その後2019年より当院で診療するようになり、2022年に父から院長を引き継いで現在に至ります。
当院は新宿(にいじゅく)の町に根ざし、地域密着型の医療を展開しています。来院される患者さんは昔からずっと通ってくださっている方や、父の同級生などもたくさんいらっしゃいます。「体のどこかが悪い」というよりも「ちょっと話をしに来た」という方々が多々みられることも当院の特徴と言えるでしょうか。小さなお子さんからおおむね中学生くらいまでは母が院長を務めるお向かいの『あじろ小児科』で診させていただき、高校生から上の世代は当院が医療の最初の窓口を担う……。そんなふうにして、地域の皆さまの健康を支えていきたいと思っています。

治療と予防を両輪に、地域住民の健康を支える

網代 洋一 院長

当院は、病気のことや体のことを何でも相談できる「かかりつけ医」としての役割を担っています。かぜや腹痛など日常的な病気を幅広く診療する一方で、私が専門とする循環器の病気について専門的な診療を行っていることが特徴です。特に心不全や不整脈、睡眠時無呼吸症候群については、地域の中で質の高い医療をご提供できます。当院で対応できる症例であれば責任をもって治療を担当し、さらに詳しい検査や高度な治療が必要な場合は設備の整った医療機関へご紹介させていただきます。地域の医療の最初の窓口として、一人一人の患者さんに適切な道案内ができるかと思いますので、何かご心配なことがありましたらお気軽にご相談ください。
悪くなったところを治す「治療」だけでなく、病気にならないための「予防」に力を入れていることも特徴です。ワクチン接種で予防できる病気があるならばしっかりと予防し、健康診断の際は丁寧なヒアリングを行うことで病気の芽を摘み取る……それがかかりつけ医の役割だと考えています。院内には大学病院レベルの高画像な超音波診断装置をはじめとした医療機器をそろえています。見落としの芽もつんで、早期発見と早期の治療介入に努めたいと思います。

地域の中で困っている方に手を差し伸べる

日々の診察では、患者さんとの対話を大切にしています。医療の専門家としての知識を患者さんにも十分にご理解いただけるよう、難しい話もかみ砕いてお伝えするようにしています。また、患者さんとの何気ない話の中から思わぬ病気が見つかることもありますので、いま現れている症状だけを診るのではなく、患者さんの言葉の一つ一つに丁寧に耳を傾け、小さな異変も見逃さないようにしています。
父の代から変わらない当院のモットーは「地域の中で困っている方を、困ったままにさせない」ということです。当院が週末の日曜日に診療しているのも、何かあったときに気軽にご相談いただきたいとの思いからです。当院は内科を柱に診療しているものの、腰痛などのお悩みがあれば整形外科をご紹介することもできるでしょう。もし発熱がある場合は別棟の発熱ブースで診療したり、花粉症の方には根治を目指す舌下免疫療法をご提案したり、患者さんが抱える問題を解決するお手伝いをさせていただきますので、困ったときにはまず当院にご相談ください。

これから受診される患者さんへ

当院では私が専門とする心臓や血管の病気を中心に内科全般を幅広く診療し、健康診断やワクチン接種などの予防医療にも力を入れています。また病気を遠ざけ、よりよく生きるために、腸内細菌叢の検査やがんの尿検査といった自費診療にも対応しています。このほか糖尿病を専門にする管理栄養士による栄養指導、睡眠時無呼吸症候群のオンライン診療なども行っておりますのでお気軽にご相談ください。敷地内には駐車場(5台)や駐輪場を完備し、キャッシュレス化などの利便性向上にも努めておりますので、気になる症状は放置せずお気軽にご相談いただければと思います。

※上記記事は2025年4月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

網代 洋一 院長 MEMO

総合内科専門医 /循環器専門医

  • 出身地:東京都
  • 出身大学:千葉大学医学部
  • 趣味:テニス、御朱印
  • 好きな本:ファンタジー、地域に則したもの
  • 好きな場所・観光地:日枝神社、伊勢神宮
  • 好きな言葉・座右の銘:「人事を尽くして天命を待つ」「万事塞翁が馬」

網代 洋一 院長から聞いた
『睡眠時無呼吸症候群』

未来の病気を予防するため、積極的な受診を心がけてほしい

睡眠時無呼吸症候群はやっかいで怖いことに、多くの場合で症状を自覚することはありません。ご家族から就寝中のいびきや無呼吸を指摘された、が受診のきっかけトップ2です。自覚症状では、しっかり寝たはずなのに、日中にひどい眠気に襲われたり、朝から頭痛がする、だるいといった症状、就寝中に妙にトイレが多い、寝汗をかく、窒息感で目が覚めるといった症状は睡眠時無呼吸症候群が疑われます。

睡眠時無呼吸症候群は1泊2日の検査入院によって診断をつけ、重症度に合わせた治療が行われることが一般的です。治療には大きく2つ、就寝時にマスクをつけて空気を送り込むことで気道を確保するCPAP療法、舌が気道を塞がないようにマウスピースを装着する方法があります。

睡眠時無呼吸症候群があると睡眠の質が低下し、車の運転時などに大きな事故を起こしかねません。また睡眠時無呼吸症候群は動脈硬化が進行させ、脳梗塞や心筋梗塞のリスクを3倍~4倍に高めることも分かっていますから、未来の病気を予防するためにも早期の診断と治療介入が大事です。

グラフで見る『網代 洋一 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION