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鈴木 秀彦 院長

HIDEHIKO SUZUKI

専門性を有する頼れる「地域のかかりつけ医」を目指して。
「生涯、笑顔でスポーツを。生涯、笑顔で健康に」

東京慈恵会医科大学卒業後、同大学整形外科学講座へ入局。膝関節専門班の一員として附属病院や関連病院で様々な手術や専門外来に携わる。同講座の医局長を5年間務めた後、2015年5月に『リバーシティすずき整形外科』を開院(東京メトロ有楽町線・都営大江戸線「月島駅」より徒歩6分)

鈴木 秀彦 院長

鈴木 秀彦 院長

リバーシティすずき整形外科

中央区/佃/月島駅

  • ●整形外科
  • ●リハビリテーション科
  • ●リウマチ科

メスを用いない整形外科の可能性を追求

鈴木 秀彦 院長

祖父を含め、周囲に医師が多かったこともありますが、私がこの道を志す1番大きなきっかけは、やはり父の存在だったように思います。父は、私が小学校の頃に整形外科のクリニックを開業しました。地域医療に力を注ぐ父の背中を見ていたせいか、その頃から、「困った人を助けたい」という気持ちが自然と芽生え、医師を志すようになりました。
医師を目指したのは父の影響ですが、整形外科を選んだのは、私自身の怪我の経験が契機となりました。私は医大生だった頃、野球で足を骨折し、慈恵医大の整形外科に40日ほど入院していたことがあります。そこで若い先生方と話す機会を多く得たことで、この科に魅力を感じるようになったのです。そして何より整形外科は、“治せる”科であり、そこに私は大きなやりがいを見出したということなのです。
大学には22年間籍を置き、2015年に『リバーシティすずき整形外科』を開院いたしました。病院時代は手術を意気に感じ、一人でも多くの患者さんを救おうと懸命に頑張っていたものです。しかし、手術も万能というわけではなく、一定の確率で合併症が起こることもあります。その一方で、手術をせずとも良くなる方の存在が非常に気に掛かっていました。開業にあたり、周囲から「メスを置けるのか」と心配されたものですが、メスに匹敵する技量を持ち合わせた理学療法士をはじめとした優秀なスタッフを抱えた今、整形外科のもう1つの可能性を追求することに大きな喜びを感じています。

医師だけでなく、スタッフ皆で患者さんと向き合う

鈴木 秀彦 院長

受付を中心に待合室や診察室、リハビリ室を円形に配置し、シームレスに行き来が出来るようにデザインしました。これは私がすべての状況を把握出来るようにとの心積もりもありましたが、それ以上に、スタッフ同士が部署を超えた連携が可能なように、また、洗練された開放感にあふれた空間で患者さんに過ごしていただきたいとの思いから、この形になったのです。

診療に関しては、急性の痛みがある方は、出来る限りその場で痛みをとることを目標にしています。これは私自身が注射によっておこなうこともあれば、理学療法士らセラピストによる徒手療法がその手段となります。手術に匹敵する力として、“人が人を治す”運動療法の力は、非常に大きなものがあります。
また慢性の痛みを抱えた方については、しっかりと診断を付け、改善までの道筋を示してあげることが大切です。漫然と治療を続けるのではなく、痛みの原因を探り、治るまでの目安を伝えることは、患者さんのモチベーションを維持するためにも非常に重要なことだと思っています。

そして最も大事なことは、クリニックは医師1人の存在によって成り立っているものではないということです。理学療法士・柔整師はもちろん、看護師や受付、助手、皆で病気を治していくのです。私が説明しきれないところを看護師が言葉を足してくれることで不安な気持ちから解き放たれることもあるでしょう。あるいは、受付や助手の笑顔が、その人の痛みをやわらげてくれることもあると思うのです。スタッフ皆で人に向き合う、これこそが「病気を診ずして病人を診よ」という私の母校慈恵医大の建学の精神にも通じます。
私に診療を求めるだけではなく、スタッフ皆に会いたいから来たいなど、このクリニックを好きと思ってもらえるようにスタッフ全員で努力していきたいと思っています。

よく視て、聞いて、触る、診察の基本を大切に

鈴木 秀彦 院長

ここは東京駅から2Km圏内という地の利に恵まれていまして、MRIはほぼ当日に撮影することが可能です。検査が必要と判断すれば、その場で予約を取り、提携する医療機関で撮影に臨んでもらい、その日のうちに結果を私からお話し出来ます。大きな病院では“検査待ち”という状態があり、「2週間先まで出来ない」ということも珍しくありませんから、この点は大きなメリットだと思っています。また都心のクリニックとしては珍しく高性能の骨密度測定器はDXA法による大腿骨・腰椎同時測定のもの、運動器超音波エコーは2台導入しています。
ただし、私としては、検査をおこなうことが目的であってはならないと考えています。今は画像診断技術が進歩していますから、たとえば腰痛となると、「まずMRIを撮ってみましょう」から始まることが少なくありません。しかし、画像検査というものを過度に信用することは、時にリスクを伴うことも知っておくべきなのです。お年を召してくると、何の症状もないのにヘルニアが見つかるということは珍しくないですし、画像で得た所見だけを頼りに診療を進めていくと、思ったような結果が出ないことも多いのです。
よく視て、聞いて、触る。検査技術がどれだけ発達しても、診療の基本をおろそかにしてはならないと思っています。

整形外科医である前に、地域のかかりつけ医として

当クリニックは、慈恵医大附属病院の地域連携ネットワークと直結しているため、科を問わずその場で空き状況を確認でき、専門外来の予約が可能です。
整形外科の疾患は、他科とリンクすることが非常に多いのです。たとえば、神経内科疾患がそうですし、皮膚科の疾患でリウマチに非常によく似た症状を起こすものがあります。私は、整形外科医である前に、地域のかかりつけ医でありたいと思っています。あらゆるものを拝見し、自分で診れないものはネットワークを通じてしかるべき道筋を示すことも重要な役割だと認識しています。
今後に関しては、その地域のかかりつけ医としての役割をもう1段階、進めていきたいと考えています。たとえば、ご高齢の方に関する骨粗しょう症の市民講座などは今もおこなっていますが、今後はスポーツをする子ども達の怪我防止に関するレクチャーなども広くおこなっていきたいと考えているところです。より身近で、そしてより多くの人の役に立つドクターでありたいものですね。

これから受診される患者さんへ

「もう年だから仕方がない」とあきらめず、1度、当クリニックに相談にいらしてみてください。我々は診断をしてどんな治療法があるのかをお示します。保険診療外では、アスリートを中心に注目が集まっている「自己PRP(多血小板血漿)治療」や、鍼治療による対応もおこなっています。鍼は、「西洋医学と中医学を融合させた整形外科」を長年に渡って続けてきた私の父がおこなうものです。
痛みを我慢されることはありません。必ず、何らかの答えを持ってお帰りいただけるよう、全力を持って診させていただきます。

※上記記事は2017年8月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

鈴木 秀彦 院長 MEMO

整形外科専門医

  • 出身地:千葉県
  • 趣味:草野球「対戦チーム募集中!」、食べ歩き
  • 好きな本:ミステリー
  • 好きなテレビ・好きな映画:『24 ‐TWENTY FOUR-』/トム・クルーズ主演作品/デヴィッド・リンチ監督作品
  • 座右の銘・好きな言葉:「Think Different」スティーブ・ジョブズ
  • 好きなアーティスト:プリンス、スティーリー・ダン、大滝詠一、山下達郎
  • 好きな場所・好きな観光地:番町・麹町・神楽坂・神保町界隈・ハワイ島

グラフで見る『鈴木 秀彦 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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