三尾医院
葛飾区/東金町/金町駅
- 内科
- 小児科
一昔前までは、麻疹や水ぼうそうは1回は罹った方が良いとも思われていました。しかし、医学が進歩した今の時代において、その考えは大きな間違いだということがわかってきました。水ぼうそうにしても、大人になってから帯状疱疹を引き起こすリスクを高めることが認知されてきています。ワクチンが出来るということには、そこに何かしらプラスの理由があります。だからこそ、ワクチンで予防出来る病気についてはしっかりとワクチンを射っていただきたいと思うのです。昨今、接種出来るワクチンの種類が増えてきて、全てを把握するのは大変です。ご自身で調べられてわからないことがあればお気軽にご相談ください。スケジュールを含めて、出来る限り丁寧な説明をおこなっていきたいと考えています。
三尾 仁 院長への独自インタビュー
合理性に基づいた医学は自分には性に合っていました
『三尾医院』は私の母が開いた医院です。私は母が開業して10年くらい経ったころに生まれた子供でしたが、どちらかというと文系志向で、医者になろうという考えは当初は持っていませんでした。しかしその一方で、サラリーマンになれる器ではないとも思っていました。人の中でやっていくのは、無理というか(苦笑)。それで、高校生の時に考えを改めて医者になろう思うようになったわけです。動機が動機でしたが、実際に医学部に入って勉強するのはすごく面白かったですね。私は割と理屈っぽい方で、説明のつくもの、合理性に基づいた医学という学問が性に合っていたんだと思います。
母の医院に戻ったのが1997年のことです。大学も慢性的な人手不足という状況でしたが、その時には母がもう相当にくたびれていましたから、大学に無理を言って辞めさせてもらった形でした。そうは言っても、その後15年ほどは非常勤の医師として大学で外来を担当していましたけどね。
患者さんの命を預かるという意味で思考停止は決してしない
母はもともとが小児科医でしたが、内科も多く手掛けていました。今は母が診ていた内科の方を続けて診ていく程度で、殆どが小児科の患者さんということになります。小児科は、自分で言うのも口はばったいですが、それこそありとあらゆる修羅場をくぐってきたつもりでいますので、滅多なことに動じることはありません。患者さんの命を預かるという意味での怖さはあっても、そこで思考停止するようなことはありませんよね。
専門分野ということでは、私は小児科の中でも小児の腎臓病を長らく診てきました。ただ、こうして街のお医者さんという立場になってからは、自分の専門分野に関係するような子を診る機会は少なくなってきました。むしろ今は専門というより、メインとなる感染症に対処することが殆どというところです。
『金町駅』(JR常磐線)北出口からの徒歩ルート
所要時間(当社調べ):2分31秒
三尾仁先生には、私の子ども達がお世話になっています。子ども達に語りかける言葉が非常に優しいのが印象的で、そして、しっかりと診てくださる先生です。