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井上 雅寛 院長

MASAHIRO INOUE

糖尿病は一生を通して付き合う病気だから
患者さんの心と体の健康をしっかりサポート

国立筑波大学人間学類心理学科を卒業後、秋田大学医学部に学んで医師免許を取得。消化器内科を中心に幅広く経験を重ねた後、朝日生命糖尿病研究所で糖尿病研究に携わり、糖尿病専門医に。内科・精神科クリニックの院長を経て、「笹塚駅」そばに開業。

井上 雅寛 院長

井上 雅寛 院長

笹塚井上クリニック

渋谷区／笹塚／笹塚駅

  • ●内科
  • ●糖尿病内科
  • ●代謝内科
  • ●糖尿病内科
  • ●代謝内科

心理学、消化器内科、糖尿病治療を幅広く経験

井上 雅寛 院長

私が物心ついた頃から母の体調が思わしくなく、長く病院に通っても症状が良くなることはありませんでした。ですから当時の私は、母の体を治せない医療なんて役に立たない、医者なんか大嫌いだと思っていましたね（笑）。やがて成長するにつれ、病気には精神的な部分が大きく影響していることを知って、大学で心理学を学ぼうと考えました。ところが、いくら頑張って国立大学を出ても、いざ就職となると心理学で食べていくのはなかなか難しい面がありまして。心も体も診ることができるという意味で、心療内科医をめざそうと思ったんです。
改めて秋田大学の医学部に学び、胃カメラをはじめとした内視鏡検査などを行う消化器内科の診療にあたっていました。糖尿病を専門にするようになったのは、恩師からの鶴の一声といいますか（笑）。10年にわたって朝日生命糖尿病研究所に在籍して、糖尿病専門医になりました。

内科全般と糖尿病を中心に、土・日も診療

井上 雅寛 院長

『笹塚井上クリニック』は、風邪や腹痛をはじめ広く内科全般を診療するほか、高血圧や高脂血症など生活習慣病の管理、そして私が専門とする糖尿病のコントロールを大きな柱にして診療を行っています。最近では、週末診療を行うクリニックも増えてきましたが、当院にも土日にわざわざ遠方からお越しになる患者さんがいらして、ニーズの高さを実感しているところです。
糖尿病はこれといった自覚症状がないままに進行する病気ですが、なんだか口の中がかわく、おトイレに行く回数が増えた、などの変化を感じることがありましたら、ぜひお早めにご相談いただきたいと思います。糖尿病であるかどうかは、5分ほどの簡単な検査で確認できますし、これまでにも主婦の方や学生さんがご自分の病気を知って「え！」と驚かれたことがありました。将来的なリスクに備える意味でも、何か気になることがありましたらお気軽にご相談ください。

患者さんの声に耳を傾け、心と体の健康をサポート

井上 雅寛 院長

糖尿病患者さんの3割の方は、うつ病であるというデータがあります。過食性嘔吐や摂食障害など精神的な面から糖尿病になる方もいらっしゃいますし、精神的なストレスによって血糖値がグンと上がることもありますね。幸いにも私は大学で心理学を学んできたほか、開業前には精神科を標榜するクリニックの院長も務めていました。体の健康だけでなく、心の健康もサポートできることは、当クリニックならではの特長と言えるのかもしれません。
もちろん、うつ病の方に限らず、患者さんのお話をよくお聞きするというのはとても大切なことで、話を聞いてさし上げるだけでお元気になる方もいらっしゃるんですよ（笑）。ただし、患者さんのお話に丁寧に耳を傾けるあまり、診療時間がついつい長くなってしまって。スタッフたちから、時間がきたら音が鳴るようなタイマーを持たされてしまうんですよね（笑）。

病気を未然に防ぐためにも、積極的な受診を

糖尿病は、潜在的な患者数が2,000万人とも3,000万人とも言われていますが、実際に受診される患者さんは、その半分くらいなのではないでしょうか。健康診断の結果に悪い数値が見られても、ご本人にこれといった自覚症状がありませんので、そのまま放置してしまうという方も少なくありません。私の経験から、症状が進んで10年もすると、眼底出血や足のむくみなど、目や腎臓の機能に何かしらの影響が出てくるものです。たとえ医療が進んだ現在の日本でも、ひどくなると足を切断せざるを得なくなるケースもある。それほど糖尿病は怖い病気なのです。
ただ、最近になって糖尿病を発症する方は減少傾向にあります。この背景には、特定健診後にメタボリックシンドローム予備軍の方に向けて実施される栄養指導などがあります。正しい食生活と適度な運動によって、病気を未然に防ぐ。こうした考えを、もっとたくさんの方にお伝えしていきたいですね。

これから受診される患者さんへ

『笹塚井上クリニック』は、京王線「笹塚駅」から歩いて3分ほどの場所にあります。私は趣味で合気道をしているのですが、実はこの建物の地下にも道場があるんですよ（笑）。糖尿病を上手にコントロールして健康な体を維持していくためには、適度な運動が欠かせません。何か気になる症状があったときにはクリニックにご相談いただくことはもちろん、生活の中に運動を取り入れて、いつまでも健康で元気にお過ごしいただきたいと思います。

※上記記事は2017年1月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

井上 雅寛 院長　MEMO

糖尿病専門医

  • 出身地：大阪府
  • 趣味・特技：合気道、柔道、水泳など
  • 好きな本：最近は植島啓司（宗教人類学者）作品を良く読みます。
  • 好きな映画：オールジャンル
  • 好きな言葉：「人生は重き荷を背負いて長き道をゆくがごとし。あせるなかれ、気負うなかれ。」「貧乏と屈辱と嘲笑と、そして明日の望みのなくなったときこそ初めて我々は人生に触れる」
  • 好きな音楽：クラシックや昔の名曲をハイレゾで聞くのが好きです。
  • 好きな場所：神社、パワースポット、歴史ある場所

グラフで見る『井上 雅寛 院長』のタイプ

エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい		 エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい		 エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION