鈴木 清文 院長
KIYOFUMI SUZUKI
みなさんが永く健康でいられるよう、
病気にならない方法を“伝え”ていく。
医師一家に生まれ、自身も医学部へ進学。米国留学を経て、帰国後は総合内科専門医・循環器専門医として様々な機関で医療に携わる。2013年、『つたえ内科クリニック』を開院(東急東横線「学芸大学駅」より徒歩4分)。
鈴木 清文 院長
つたえ内科クリニック
目黒区/鷹番/学芸大学駅
- ●内科
- ●循環器内科
- ●糖尿病内科
- ●代謝内科
- ●健診・検診
病気にならないために必要なこと
総合内科専門医・循環器専門医として、これまで長らく病院をフィールドとして医療に携わってきました。その経験の中で思い至ったのが、病院は受け身であるということ。と言いますのも、病院では来院された患者さんを診ていくわけですが、当の患者さんはそこへたどり着くまでに長い時間を経ていることになります。病気を治療することはもちろん重要。しかし、その後のフォローも含め、前段階において病気にならないようにすることが、より大切なことだと考えたのです。
患者さんが受診されるのを待つということでは、クリニックも病院と同様ですが、アプローチの仕方には工夫を加えることができます。当クリニックでは、朝は7時半から夜は20時半までを診療時間とさせていただいています。通常よりも時間帯を広げることにより、これまで来たくとも来れなかった方が、ご自分の都合に合わせて受診することが可能になると考えました。
大きな病気を防ぐために、できることを
私の専門である循環器の疾患で特に狭心症や心筋梗塞などの血管病は糖尿病が強く関与していることがわかっています。そう聞いて、多くの方は意外に思われるかもしれません。しかし、最近の研究において、目・腎臓・神経といった糖尿病の三大合併症と言われていたものよりもずっと早く、血管病が起こることがわかってきているのです。
身体全体を診ていきながら、重大な病気にならないようにチェックしていく。そのことがクリニックを開設した最も大きな理由であり、私がやるべきことと思っています。
クリニックではまた、できる限り早く結果をご覧いただけるよう、院内検査設備の充実もはかりました。糖尿病の検査を受けても、その結果が1週間後では、患者さんはストレスを感じることになります。なにより、病気の中には刻一刻と状況が変わるものもありますので、わかるものはその場でわかるという体制を必要としたのです。
重篤な病気を防ぎ、可能な限り早期に最善の治療が出来るよう心掛けてまいります。
昨今問題になっているものとして、感染症への対応があげられます。感染症そのものを起こさないようにするのは難しいのですが、その対処の仕方には工夫の余地があります。たとえば、スタッフが患者さんのお顔の色を見て判断し、緊急性が高ければすぐさま診療に入るというのも1つ。当クリニックにおいては、次亜塩素酸を用いた空間除菌をおこなっています。院内感染予防のために、できるだけのことはしたいものですよね。
患者さんの言葉と仕草から、病気を発見していく
循環器の患者さんはもちろんのこと、風邪や腹痛といった一般内科的な症状を訴えてくる患者さんもいらっしゃれば、生活習慣病のチェックに通われている方もいらっしゃいます。
我々は、患者さんの仰ることが氷山の一角に過ぎないという自覚を持つべきでしょう。正確な診断を得るためには、患者さんの言葉の中から気になるワードを引き上げ、丁寧に、そして深く掘り下げて聞いていく姿勢が大切です。
聞くことだけではありません。そのご様子から多くの情報を得ることができます。災害時のトリアージをご存知でしょうか。声を掛けて動ける方はまず大丈夫。動けない方から対処していくことが災害時の医療には求められます。クリニックもそれと同様です。お呼びしても反応がかんばしくなければ、状態の程度に気をめぐらすべきでしょう。具合が悪いと、注意力が散漫になることもありますからね。
患者さんの行動をつぶさに観察し、重篤な病気の存在を発見することが、私たちには求められるのです。
「病人を診つつ、社会を見る」という気概を持って
私の出身大学である慈恵医大には、「病気を診ずして病人を診る」という信条があります。病気のことだけを考えるのではなく、病気を患っている人を診ていくというのが、その要諦です。
この「病気を診ずして病人を診る」ということに加え、私は「病人を診つつ、社会を見る」ということをモットーに診療をおこなっています。誰もが、この社会を成り立たせている重要な存在です。私1人の力は微々たるものですが、「病気を防ぐ」ということをもって、少しでも社会全体に貢献出来ればと思っています。
これから受診される患者さんへ
クリニックの名称には、私の父(鈴木傳)の名である“つたえ”を冠しました。父の背中を見て医師を志した私の想いがそこにはあり、同時に、病気にならない方法や治し方を患者さんに伝えていきたいという想いも込めました。
いつもと違う。そう思われた時は、どうか早めに医療機関を受診なさってください。ちょっとした症状が大きな病気のスタートとなっていることもあります。症状が小さなうちに病気を見つけ、適切な治療をおこなうことにより、みなさまの健康を維持していくことにつなげていきたいと思っています。
※上記記事は2016.10に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。
鈴木 清文 院長 MEMO
- 出身地:福島県
- 趣味:ハイキング
- 好きな本:東洋経済(ビジネス書)
- 好きなドラマ:相棒、臨場
- 座右の銘:与えるのではなく、授ける
- 好きな音楽:邦楽全般
- 好きな場所:富士山
グラフで見る『鈴木 清文 院長 』のタイプ
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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