世田谷そのだ皮膚科
世田谷区/世田谷/松陰神社前駅
- 皮膚科
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園田 広弥 院長への独自インタビュー
皮膚の病気で苦しむ多くの人の思いに、自らの体験を重ねて
私にとって医師を目指すことは、皮膚科医になることと同意でした。私自身、子供の頃にアトピー性皮膚炎で悩む日々を送ったことに加え、同じ病気で苦しんでいた妹の存在がそこにあったのです。
一般に、皮膚の病気は生死に関わることはそう多くありません。しかし、その精神的・肉体的なダメージは、他の重篤な病気と比べてもなんら遜色はないのです。つらい思いをしている人が、この世にごまんといる。医師となり、皮膚科医となり、その方達を助けることが出来ればと願い、私はこの道を志すようになりました。
大学生のころから、皮膚科医としてどういう道を進めば良い経験を積めるのかということを模索するようになりました。そこで、5年生の夏に東大病院の皮膚科で見習いをしたことを皮切りに、以後、同病院やがん・感染症センター都立駒込病院、国立病院機構相模原病院といった国内トップレベルの専門病院で皮膚科の研鑽に励んできました。一般の皮膚科診療はもちろんのこと、この時期に皮膚腫瘍や感染症疾患、あるいはアレルギー疾患など、数多くの診断と治療に従事できたことが、今の私の糧となっています。
『世田谷そのだ皮膚科』は2016年に開院いたしました。開院してからまだ日が浅いにもかかわらず、この地域の多くの方が足を運んでくださっています。みなさん、地域に手近な皮膚科がなくて困っていたご様子が察せられますし、その方々の期待に応えていきたいと思っているところです。
一般皮膚科から手術、アレルギー、美容皮膚科まで幅広く
湿疹や水虫、アトピー性皮膚炎などの一般皮膚科から、特殊な検査が必要なアレルギー疾患、はては手術が必要とされる腫瘍疾患にいたるまで、幅広い疾患を対象としています。
実は手術をメインとする病院と、アレルギーなどの一般皮膚科への対応を主とする病院の両方を経験した医師は限られています。その意味で、私の経験してきたことが生かせるのではと考えています。また細かいところでは、私は抗菌化学療法認定医として、根拠に基づいたお薬の使用を奨励しています。抗生物質は科を問わず、意外にも適切に使えている方は少ないというのが現状です。抗生物質は今だけではなく、私たちの次の世代までつながっていく大きな問題でもありますので、微力ながら自分にできることをしていきたいと考えています。
園田広弥先生は医局の後輩であり、私の元で働いてくれたこともありました。最近になって開業されたのですが(2016年10月)、その人望の厚さと、とにかく勉強熱心なところは、地域の皮膚科医療に大きな貢献ができると思っています。