池田 良一 院長
RYOICHI IKEDA
女性の泌尿器疾患を改善し、生活のQOLの維持向上のお役に立ちたい。
大学卒業後、横浜労災病院、東京厚生年金病院、厚生中央病院に勤務し、泌尿器科の手術経験を積む。その後、蒲田駅近くに開業。
池田 良一 院長
蒲田泌尿器科皮ふ科クリニック
大田区/蒲田/蒲田駅
- ●皮膚科
- ●泌尿器科
地域に根差した開業医として経験を活かす。
すでに小学生の頃には、医者になりたいと思っていました。それも、手術をするために医者になる、と考えていたのです。私が子供の頃はブラックジャックが連載されていた時代でしたから、間接的にその影響を受けたのかもしれません。でも、これといったきっかけは記憶にないというのが正直なところでして、いつの間にやら、この道を目指す気持ちが固まっていったように思います。
大学を卒業後、横浜労災病院、東京厚生年金病院、厚生中央病院と勤務を続け、その間、泌尿器科のあらゆる分野の手術に携わってきました。腹圧性尿失禁の手術に初めて関わったのは、まだまだ若い頃のこと。手術は無事終了し、患者さんは、「これで普通の生活が取り戻せる」と大変喜んでおられました。その喜びの度合いは、癌の手術と比しても、なんら変わるものではありませんでした。日常が取り戻せることの喜び。それは医師として非常にやりがいのあることで、以来、私は女性泌尿器科という分野を究めていくことを志すようになったのです。
『蒲田泌尿器科皮ふ科クリニック』は、2015年4月に開院いたしました。そのまま勤務医を続ける選択肢もありましたが、地域に根差した開業医となることのほうが、これまで培ってきた専門分野をより生かせるのではないかと考えたのです。
私は生まれが蒲田になります。こちらにいたのは5歳くらいまでで、記憶は断片的にしか残ってないのですが、生まれた土地という感慨はありました。始まりの場所に戻ってきたというところでしょうか、ちょっとシャケみたいですが(笑)(JR京浜東北線/東急池上線/多摩川線・蒲田駅より徒歩5分、京浜急行・京急蒲田駅より徒歩5分)。
泌尿器の悩みをもつ女性にこそ気軽に相談してほしい。
最も多いものとして、過活動膀胱が挙げられます。テレビコマーシャル等でお聞きになったことはあるかと思いますが、この病気はトイレが近く感じるようになり、そのために外出を控えざるを得なくなることがあります。
原因として、加齢やストレスが関係すると言われていますが、諸々の要因が重なり、少しずつ悪化していくという経過をたどります。治療の方法としては内服薬が非常に有効で、飲み薬だけで改善に向かう方が半数以上というところです。
一般的な泌尿器科のクリニックでは、男女比が9対1と言われていますが、ここではそれがほぼ拮抗しています。それだけ、悩んでいる女性が多いということもであるのでしょう。当クリニックは、悩みを抱えた女性が気軽に相談できる場所として、ご利用いただきたいと願っています。
都内唯一、腹圧性尿失禁の日帰り手術が可能。
腹圧性尿失禁の日帰り手術は、クリニックの大きな特徴です。腹圧性尿失禁とは、咳やくしゃみ、運動によって尿が漏れてしまう病気のこと。先に挙げました過活動膀胱に劣らず、悩まれている女性が多く存在します。
この病気は、比較的容易な手術によって非常に良好な結果を得ることができます。通常は1泊2日、ないしは2泊3日といった入院加療を要しますが、当クリニックでは局所麻酔を用い、その日のうちにお帰りいただくことが可能です。私の知る限り、東京都内においてこの手術を日帰りでおこなっているのは、ここだけかと思われます。
アクティブな現代女性にとって、運動を控えなければならないというのは、それだけで大きなストレスとなります。生活のQOLの維持向上のお役に立てればと思っています。
最新の設備を導入し、身体への負担が少ない診療を提供。
開業に際し、最新の超音波画像診断装置や軟性膀胱尿道鏡を導入し、苦痛の少ない検査を可能としています。内視鏡や手術をする際に用いる内診台は、特別なものを設置いたしました。ちょうどリクライニングチェアのようになっていますので、患者さんはお座りになったまま、身体を動かしていただく必要がありません。ご高齢の方で脚がお悪い方であっても、比較的楽に診療を受けることが可能です。
常々心掛けているのは、患者さんの目を見てお話をするということです。それは超音波や内視鏡検査をおこなう時も同様で、目を合わせて会話をするということが非常に重要と考えています。患者さんの身になって考えますと、医者が自分のことをしっかり見てくれていると思われたほうが、苦痛や不安が少しでも軽減できると思います。
これから受診される患者さんへ。
勇気を出していらした方に、「本当に来て良かった」と喜んでいただけるのは、私にとっても至福の時です。生活のQOLが下がっているにもかかわらず、誰にも相談できず、家族にすら打ち明けられないという方が大勢いらっしゃいます。それは、こうしてクリニックを開設して、改めて感じたことでもあります。泌尿器に関連するお悩みを抱えた方は、どうぞお気軽にご相談ください。皆様の助けとなるべく、誠心誠意、励んでまいります。
※上記記事は2016年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
池田 良一 院長 MEMO
泌尿器科専門医
- 出身地:東京都
- 趣味:マラソン、競技スキー
- 好きな作家:ドストエフスキー
- 好きな映画:家族で楽しめるもの
- 好きな言葉・座右の銘:病を診るのではなく、人を診る
- 好きな音楽:クラシック
- 好きな場所・観光地:ニース
グラフで見る『池田 良一 院長』のタイプ
穏やかでやさしく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
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