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井上 啓太 統括医師

KEITA INOUE

日々忙しい女性のために、日帰りのリンパ浮腫手術を実践。

念願の外科医になるべく東大へ。卒業後は形成外科医として、大学病院に勤務、静岡がんセンターでは医長を務め、研究やコロンビア大学への留学で研鑽を積む。その後、表参道駅から徒歩30秒の場所に開業。

井上 啓太 統括医師

井上 啓太 統括医師

アヴェニューセルクリニック

港区/南青山/表参道駅

  • ●形成外科
  • ●皮膚科

難手術に臨むべく、形成外科医として研鑽を続けた日々。

井上 啓太 統括医師

子どものころから外科医になりたかったんです。手先が器用だったのでそれを生かしたかったのと、難しい手術に挑戦することで患者さんのためになれればと思っていたんです。具体的に進路を決めたのは高校生のときだったでしょうか。
東京大学への進学をきっかけに出身の大阪から上京してきました。専門を心臓外科にするか形成外科にするかで迷いましたが、いろいろな部位の手術に携わることができるところに、特にやりがいを感じ、形成外科の道を選んだんです。大学を卒業してから開業するまでの期間は、大学病院で勤務したり、静岡がんセンターで医長を務めたり、研究や留学をしたりして研鑽を積みました。留学先のコロンビア大学ではさまざま刺激を受けましたね。また、日本はハイレベルな医療が平等に受けられるんだということも実感しました。大学病院では、研究、教育、臨床の3本柱が必要なので、自身の研究や診療の他に後輩の手術に立ちあって指導するなどもしていました。その中で技術的に安心できる医師たちがたくさん育ってくれたことを実感したこともあり、そろそろ自分のクリニックを開こうと考えたんです。

お待たせしない、最高レベルのリンパ浮腫手術。

井上 啓太 統括医師

小さいクリニックではありますが、リンパ浮腫の手術を最高レベルで、お待たせせずに丁寧に行うことができると自負しています。リンパ浮腫の患者さんは歩きにくさを感じることがありますので、表参道駅から徒歩30秒という、通院が苦痛にならない場所を選びました。
そもそもリンパ浮腫とはどのような症状なのかと思っている方もいらっしゃるでしょう。リンパ浮腫は大まかにいうと「むくみ」のこと。ただ、そうなった原因や病状の進行度によって、さまざまな症状がみられます。多いのが乳がんや子宮がんなどの手術の後に、リンパ浮腫が起きたというご相談です。術後半年から1年後に足のむくみを感じるようになり、それが痛みを伴ってきたり痛みが強くなってきたりするとリンパ浮腫の症状がでているということになります。原因が先天性のものもありますが、乳がんや子宮がんなどの術後であれば、後天性のリンパ浮腫である可能性が高いでしょう。いずれにしても、何が原因でどのような治療法が最適なのかを考えながら取り組んでいきますので、ご安心ください。

培われた技術とマイクロサージャリーによる緻密な手術。

井上 啓太 統括医師

これまでリンパ浮腫の手術は、入院を必要とするのが基本でした。しかしリンパ浮腫でお悩みの女性は、仕事や子育て、家事などとても忙しいので、入院が必要となると負担になりかねません。それが理由で手術を引き延ばしてしまう方もいらっしゃるでしょう。
当院ではそのような現状を改善するために「日帰り手術」を可能にしました。これは当院ならではの特徴ではないでしょうか。マイクロサージャリーと言いますが、顕微鏡をのぞきながら手術をするので、肉眼でのものよりも緻密で繊細な作業ができます。当院の手術は私が執刀しますので、これまでに培ってきた技術を存分に生かして患者さんのお役に立てたらと思っています。

患者さんのライフスタイルを考慮した最適な治療法を提案。

さきほども申し上げたように、原因や症状によって治療法はさまざまです。乳がんの術後の方は上半身からむくみを感じますし、子宮がんの方は下半身からむくみを感じることが多いでしょう。当院ではリンパシンチグラフィ、リンパ管造影、超音波を使用したりするなどして、リンパ管の流れを確認していきます。さらに「ガイドライン」に基づいて、理学療法や手術療法など必要なものを組み合わせていきます。その際に、患者さんのライフスタイルを考慮することも大切です。治療がつらくなって続けられなくなってしまってはいけませんからね。患者さんの生活や年齢も鑑みながら、最適な治療法を提案し、治療の過程では共に取り組んでいけたらと思っています。
患者さんはみなさん、不安を抱えていらっしゃるので、まずは安心していただけるように診断をし、今どういった状態にあるのかを分かりやすくお話しするようにしています。

これから受診される患者さんへ。

リンパ浮腫でお悩みの方に対して、十分な治療が行き届いていないのではと感じています。「どの科に行ったらいいか分からない」と治療の一歩が踏み出せなかったり、あちこちの病院をぐるぐる回ったりというお話も耳にします。手術を伴う治療に緊張してしまう方もいらっしゃるでしょうが、院内はリラックスできるような空間を演出しており、お話をゆっくり伺えるように、外来の時間にも余裕を持たせています。初めての受診、セカンドオピニオン、その他心配なことはなんでもご相談ください。

※上記記事は2016.5に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

井上 啓太 統括医師 MEMO

形成外科専門医

  • 出身地:大阪府
  • 趣味:ガーデニング
  • 好きな本:インテリア関連の本
  • 好きな映画:ニュー・シネマ・パラダイス
  • 好きな言葉・座右の銘:日々是好日
  • 好きな音楽:洋楽
  • 好きな場所・観光地:京都

グラフで見る『井上 啓太 統括医師』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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