千代倉 由子 院長
YUUKO CHIYOKURA
幅広い年齢層の女性のお悩みに対応していきたい。
東邦大学大学院の産婦人科学科を卒業後、関連の病院での勤務を経て、池ノ上駅より徒歩3分の地、父の診療する『池ノ上産婦人科』に戻り、現在はセミオープンシステムという形をとり診療。
千代倉 由子 院長
池ノ上産婦人科
世田谷区/北沢/下北沢駅
- ●産婦人科
- ●産科
- ●婦人科
女性の社会進出の一翼を担うべく医師の道に。
実家が産婦人科でしたから、父が診療する姿を見て育ったということがありますよね。それからもう1つ、私が女性であることも大きな理由かもしれません。当時はまだ、産婦人科医は男性しか見当たらないような時代でした。女性の社会進出の一翼を担うという意味で、医師になることがその近道だと考えていたような気がします。私にとって医師とは、産婦人科医だったのかもしれません。大変さは身にしみてわかっていたつもりですけども、だからこそ、やりがいを感じてこの道を選んだというところですね。
東邦大学大学院の産婦人科学科を卒業し、関連の病院での勤務を経て、1990年に『池ノ上産婦人科』で父と診療を共にするようになりました(京王井の頭線・池ノ上駅より徒歩3分、京王井の頭線・下北沢駅より徒歩5分、小田急線・下北沢駅より徒歩5分)。
以前は分娩もあつかっていましたが、父が高齢になってきたことを機に、産科はセミオープンシステムという形をとり、婦人科全般をすべて網羅して診ていくという体制をとっています。
地域柄もあるのでしょうか、患者さんは外国の方も多いのです。英語圏はもちろん、最近では、韓国や中国といったお国の出身の方が多くいらっしゃっています。マスターするとまではいきませんけども、診療に差し障りのない程度に韓国語や中国語を身に付け、不便なく対応できるようにと思っています。
幅広い年齢層の女性のお悩みを広く扱っていきたい。
女性のお悩みは年齢というステージによってさまざまです。10代から20代前後では、月経前緊張症といった生理に関するお悩みが多数を占めます。これが20代から40代になりますと、高齢出産に関するご相談や不妊治療のご相談、さらには子宮がんや、最近では感染症も増えてきています。この性病が1つの要因となり、子供ができにくくなってしまうことも少なくないのです。それより上の年代になりますと、今度は骨粗しょう症や更年期障害といったことが加わってきますし、全世代に共通のお悩みとして、肥満という問題も存在します。
当院ではダイエット外来を開設していますが、これも年齢による差異を考慮しなくてはなりません。若い方であれば、生理不順からくるホルモンのアンバランスが黄体機能不全を生じさせ、それによって体重の増加が起こるケースがあります。それが50代以降になりますと、閉経を境に基礎代謝が低下し始めますので、運動療法にプラスアルファの要素を加えなくてはいけなくなります。
年齢やその人それぞれの希望も加味しながら、すべての女性のお悩みを広く扱っていきたいと考えています。
事細かに丁寧な説明を繰り返すことの重要性。
病識に対する理解がどこまであるか、ということをこちらが理解することが重要です。病気に対する知識は人それぞれですから、その人に合わせ、なるべく平易な言葉を選んで説明していくことが基本となります。「わかりました。」と患者さんはおっしゃいますけども、本当に理解されているかどうかを判断しなくてはなりません。治療に不安を抱えたままですと、中途になってしまうことがありますから。この治療にはどういう意味があり、どういう過程をたどるのか、事細かに丁寧な説明を繰り返すことが大切です。
実際の診療においては、私はまず、“声から”診察をおこないます。たとえば内診をおこなう場合も、目と目を合わせ、手順を伝えながら診察をすることで患者さんは安心されるのです。中には、びっくりされる方もいらっしゃいますよ。でも、お顔を見て、おしゃべりをしながら診察を進めることで大きな安心感を得ることができるし、それによって痛みを軽減することにもつながります。
4D超音波検診で、リアルタイムで赤ちゃんが動く姿をご覧いただけます。
3Dが立体画像を指すのに対して、4Dとは立体画像に動く要素が加わるものです。つまり、リアルタイムで赤ちゃんが動く姿をご覧になれるということですね。当院ではUSBやCDに映像を取り込み、お家のパソコンでご覧いただけるようなサービスを提供しています。
こちらでは、妊婦さんだけではなく、パートナーと2人でいらっしゃる方が多い気がします。男性はやはり、パパになる実感がなかなか湧きにくいものなんですね。その意味で、出産前に赤ちゃんを見られるのは大きな意味があるのではないでしょうか。動いてる赤ちゃんを目の前にすることで、父親になるという覚悟が出てくるようです。よく遊んでました、というパパさんは特に、「心を入れ替えます…」となる率が高いような気がしますね(笑)。
これから受診される患者さんへ。
昨今は妊娠や出産にまつわる諸問題が、非常に深刻になってきています。それから繰り返しになりますが、梅毒のような性病に罹る女子が増えてきているのは実感として感じています。彼女たちに「性行為で性病が移るのよ」と伝えますと、ほとんどの方が首をかしげられます。これは由々しき問題で、子宮頸がんが増えてきているのも、知識の欠如が大きな要因となっているのでしょう。
自分の身体のことを知ってもらいたいし、自分の身体を大事にする意識を持っていただきたいですね。そのためにも定期検診は大切ですし、敷居が高く感じられがちな婦人科ですけども、何か疑問に思うことは不安があればお気軽にたずねていただければと思います。
※上記記事は2016.4に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。
千代倉 由子 院長 MEMO
- 出身地:東京都
- 趣味・特技:語学
- 座右の銘:人事を尽くして天命を待つ
- 好きな音楽・アーティスト:クラシック
- 好きな場所・観光地:東京
グラフで見る『千代倉 由子 院長』のタイプ
どちらかというと エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
どちらかというと エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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