せきや内科クリニック
豊島区/上池袋/北池袋駅
- 内科
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関谷 健一 院長への独自インタビュー
医師としてその土地に根付くということを父から教えられた
大学を卒業後、内分泌糖尿病内科へと入局しました。父は千葉県の南房総で開業医をしていましたので、私も将来開業医を目指すなら、より多くの患者さんのニーズに応えられる科をと選択したのです。
甲状腺疾患を専門としたのは、最初に師事をした先生がこの分野をメインに診ておられたことが大きいですね。先生の考えに共感し、段々と興味を抱くようになったのです。その後勤務した表参道にある伊藤病院は、甲状腺疾患において日本有数の専門病院です。この道に進んだ以上、できる限り道を究めていきたいと考えての選択でした。その後、父の診療所を2年間手伝い、2015年5月に『せきや内科クリニック』を開設いたしました(JR山手線・大塚駅より徒歩9分、東武東上線・北池袋駅からも徒歩9分)。
私は豊島区に住み始めてから10年になります。池袋に居を構えてから数えても、6年ほどになるでしょうか。池袋という街は、懐の深さがありますよね。日本人であろうが外国人であろうが、老いも若きも誰にでも居場所がある。その点が好ましく思う理由ですし、自分に合った場所だと思います。
開業前、短い期間ながら父と診療を共にできたことは、私の財産になっているような気がしています。父は、患者さんはもとより、誰からも好かれていた人でした。一緒に働くまでわからなかったことですが、医師としてその土地に根付くということを父から教えられたと思っています。
診療をする上で大事に思っていることは、自分の分をわきまえる、ということ
当クリニックでは、風邪やインフルエンザ、発熱や肺炎、急性胃腸炎、めまい等の急性疾患から、糖尿病に代表される生活習慣病まで内科系疾患全般に対応しています。また同時に、長く携わってきた甲状腺疾患に関しても専門的な治療をおこなっています。
私が診療をする上で大事に思っていることは、自分の分をわきまえる、ということです。「とりあえず様子を見ましょうか」というのは、よく使われるフレーズです。しかし、状況を把握できないでいるのに様子を見るというのは、患者さんのことを真剣に考えての姿勢とは思えません。ここで診れるものは責任を持って診ていく。診れないものについてはその旨をしっかり伝え、しかるべき道をつけてさしあげるのが開業医に求められる姿勢ではないでしょうか。