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古平 喜一郎 院長

KIICHIRO KODAIRA

地域に密着した泌尿器科の専門クリニック

大学卒業後、大学病院で多様な経験を積んだ後に、学芸大学駅から徒歩12分の地に『こだいら泌尿器科』を開設。

古平 喜一郎 院長

古平 喜一郎 院長

こだいら泌尿器科

世田谷区/野沢/学芸大学駅

  • ●泌尿器科

他人の体調や変調に敏感な気付きを役立てようとこの道に。

古平 喜一郎 院長

父が小児科医でその背中を見て育ったことや他人の体調や変調などに敏感なところがあったので、そのような気付きが何か人の役に立つことがないかと考えた先にこの職業があったのです。
医学部では5年生になりますと、初めて医療の現場を廻るようになります。泌尿器科は、その最初にたずさわった科でした。私の父は小児科医でしたから、将来的に専門にする科は内科系の科を中心に考えていたのですが、泌尿器科の現場を見て、すぐに興味をおぼえるようにました。手術があり、もちろん内科的な要素もあり、かつ、内視鏡に代表されるような映像にも興味を持ちました。この科を専門としたのは、多くの魅力にあふれていたからでした。
私はこれまで、一般泌尿器科医として10数年のキャリアを積んだのち、泌尿器科領域の悪性腫瘍の治療にたずさわってきました。大学病院で多様な経験を積めたことは、今の自分の役に立っていると思っています。
『こだいら泌尿器科』は、2015年の10月に開院いたしました(東急東横線・学芸大学駅から徒歩12分、東急田園都市線・駒沢大学駅から徒歩18分)。科は違えど、この場所で40年間小児科の診療を続けていた父から受け継いだことになります。開院にあたり、内装は全面的にリニューアルさせていただきましたが、父が飾っていた絵などはそのまま残してあります。昔を知る方は、その絵を見て、懐かしさを感じておられるようですね。

あえて泌尿器科単独とし、地域の方々のお悩みに気軽に応じていきたい。

古平 喜一郎 院長

地域に密着した泌尿器科の専門クリニックとして、泌尿器のことでお困りの、自覚症状のある方のご相談に対応しています一緒に内科や皮膚科を標榜するのではなく、単科での診療をおこなっています。診療科の垣根を設けず、幅広く診ていくというのも1つのやり方ではあると思いますが、あえて泌尿器科単独としたことで、ご相談しやすいこともあるのではないかと考えた次第です。たとえば、尿道カテーテル。カテーテルは、すぐに管が詰まってしまう方や、交換の難しいケースがあります。当院ではご要望があれば、外来受診以外でも訪問診療という形で交換をさせていただいています。基本的には地域にある泌尿器科のクリニックとして、ちょっとしたお悩みに、気軽に応じていきたいと考えています。

ゆったりとした時間の中で、専門的な診断と治療を。

古平 喜一郎 院長

尿のトラブルには色々なものがありますが、多いものとしては、頻尿があげられます。この頻尿も、そこにいたる原因はさまざまです。お年を召してきますと、過活動膀胱となり、これが頻尿を呼び起すこともありますし、お若い方ですと、膀胱炎によって頻尿になるケースもあります。それからあとは、排尿習慣によるものですね。水分の摂り過ぎや、「早くトイレに行かないと...」といった強迫観念が頻尿をもたらすのです。こちらでは、よくよくお話をした上で、必要であれば検査をおこない、最終的に投薬をするかどうかの判断をしてきます。排尿習慣が要因であれば、ほとんどの方が話すだけで解決することが多いですね。
当院では、ゆったりとした時間の中で、専門的な診断と治療をおこなっていきたいと考えています。自然とお話も長くなることが多く、中にはお孫さんの話までしてお帰りになる方もいらっしゃいます(笑)。それもまた結構なことで、クリニックである一方、サロン感覚で利用していただければとも思っています。

男性のがん羅患率第1位の前立腺がんについて。

国立がん研究センターの2015年の予想報告では、男性のがん羅患率で、初めて前立腺がんが1位となるとされています。ここまで多くなったのは、採血で容易に発見できるという点があげられるでしょう。一般に前立腺がんの進行は遅く、年齢が高くなればなるほど多く見つかる傾向が高いと考えられていますが、がん検診は確かに重要です。しかし検診を受ける年齢によって精密検査をする時期や必要性を見極める必要がありますし、発見時の年齢によって治療方法が異なってきますので、泌尿器の専門医と一緒に相談しながら治療方針を決めていくことが重要だと考えています。

これから受診される患者さんへ。

体の頭側からあげますと、副腎・腎臓・尿管・膀胱・前立腺・尿道・精巣と、泌尿器科で扱う器官は幅広いものがあります。症状を見ると、排尿障害・血尿・尿失禁など、病気で見ると、尿路結石・がん・膀胱炎・前立腺肥大症・腎機能障害など多彩です。ここにあげた中で、何かしら疑問や相談したいことがありましたら、お気軽にご来院ください。大きな病院に行く前のワンクッションとして利用していただければと思います。とはいえ、従来の泌尿器科が、敷居の高いものであったことは確かで、そのために何か問題があっても我慢されるケースが少なくありませんでした。『こだいら泌尿器科』では、毎週火曜日の午後を女性外来とさせていただくなど、来院し易くなる試みを今後も続けていきます。小さなお子さんからご高齢の方まで、どうぞ気軽に相談にいらしていただければと思います。

※上記記事は2016年3月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

古平 喜一郎 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:読書、近代建築めぐり

グラフで見る『古平 喜一郎 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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