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柴 伸昌 院長

NOBUMASA SHIBA

的確な治療と的確な診断が、あなたのQOL(生活の質)を向上させる。

大学卒業後、東京警察病院の整形外科へ入局し、幅広い分野の診療に従事し経験を積む。その後、馬込駅近くに開業。

柴 伸昌 院長

柴 伸昌 院長

東馬込しば整形外科

大田区/東馬込/馬込駅

  • ●整形外科
  • ●リハビリテーション科

東京警察病院での経験が築いた私の礎。

柴 伸昌 院長

従兄弟が、医学系大学の受験を控え、私の家で下宿をしていたことがあります。5つほど年齢が上の彼は、私にとっては本当に兄のような存在でして、それで私も同じ道を目指そうということになったのです。それまでは、「天文学者になりたい」ですとか、そんなことを考えていたのですけどもね(笑)。
整形外科を選んだのは、大学時代の臨床実習が契機となりました。当時、“手の外科”で非常に高名な教授がいらしたのですが、その方にいきなり、「お前が入れ」と言われ、執刀に立ち会うことになったのです。びっくりしました、居並ぶ助教授や講師陣を差し置いてですからね。その時教授が何を考えてらしたのかは今でもわからないのですが、“あり得ない体験”がこの科へ進むきっかけとなったのは確かです。それから、整形外科は病棟が明るいんですよね。これは命に関わるような疾患を持つ方が少ないということも関係するのかもしれません。その明るさに惹かれたこともあって整形外科に興味を持ち、大学卒業後は東京警察病院の整形外科へと入局をしたのです。
入局後の最初の10年は股関節を中心に診察をおこない、残りの15年を脊椎と末梢神経の診察に注力してきました。幅広い分野を深く診れたことは、今の私の礎となっています。
『東馬込しば整形外科』は、2013年に開院いたしました。実はこの土地は、長野から上京してきた祖父が米穀商を営んでいた土地になります。開業にあたって、リハビリテーションを充分におこなえる広さを求め、私たちにとっての始まりの地に落ち着いたということなのです(都営浅草線・馬込駅から徒歩4分)。

身体の使い方を正すことにフォーカスした根本治療。

柴 伸昌 院長

対症療法に終わるのではなく、痛みの根本的な要因をとりのぞいて、患者さんのつらさを解消して差し上げたいと思っています。手術も、一種の対症療法です。ヘルニアがあればそれをとるのが手術ですが、「なぜヘルニアにいたったのか」ということを解決してくれるわけではないのですから。
その根本的な要因を解決するための手段が、リハビリテーションです。スポーツ障害が好例です。スポーツ障害は、誤った身体の使い方を続けることにより痛みが出る場合がほとんど。逆を言えば、身体の使い方を正すことで痛みはなくなりますし、同じ症状を繰り返さないことにつながるのです。
これは腰や膝、足の痛みについても同様のことが言えます。歩き方や重心の置き方、あるいは姿勢など、患者さんが気がついてなかった部分にフォーカスを当て、リハビリを根気づよく続けることにより症状は改善に向かっていくのです。
当院では、理学療法士が中心となってリハビリテーションを進めていきます。内容については私の指示もありますが、彼らが培ってきた知識と経験を合わせ、その人にとって本当に有効な運動を提供していきます。

高齢化社会に即応し、地域に貢献。

柴 伸昌 院長

もともとの患者さんもいらっしゃいますが、「往診を受けたい」と新規の申し込みが増えてきています。整形外科の往診はあまり馴染みがないかもしれませんが、この地域では特にそれが必要なのです。といいますのも、ここはどこに行っても坂ですからね。ご高齢の方にとっては大きなハードルになりますから、是が非でも必要だと私は考えています。
往診の延長線上にあるものが、訪問リハビリテーションです。訪問リハビリの良いところは、お家の生活に合わせ、指導やリハビリがおこなえる点です。お風呂に入れないということであれば、どうすれば入れるのかを考え、それに則した訓練をおこなっていく。環境を考慮し、より実践に則したリハビリがおこなえるのは非常に大きな要素となります。
うれしいことに、訪問リハビリを開始して以来、非常に好評をいただいています。私自身、こんなに喜ばれるとは想像だにしていませんでしたが、その声を励みとして、スタッフとともにがんばっていきたいと思っています。

患者さんが、いつまでも元気に歩き続けられるように。

脊椎を中心に手掛けてきましたので、脊椎疾患の患者さんは多いですね。それから、股関節や膝についても経験を積み、都内に紹介できる先生もたくさんいることから、それを頼りにいらしてくださる方が少なくありません。
今後については、少しでも長く歩くということに注力していきたいと考えています。やはり、自分の足で移動できることが、人にとって最も大切なことですから。
その、立って歩くということには、骨粗しょう症が深い関わりを持ちます。当院では骨粗しょう症の測定にDEXA法を採用しています。DEXA法はガイドラインで推奨されているもので、骨折が起こりやすい腰椎と大腿骨をピンポイントで測定できることで、より正確な診断を可能にします。
その人らしい生き方をしていただくため、長く歩き続けていけるよう、サポートをしていきたいと思っています。

これから受診される患者さんへ。

運動器に関して、何か心配事や問題がありましたら迷わず整形外科をおたずねください。整形的な痛みと感じられていることが、運動器に問題があるとは限りません。我々は整形外科医である前にドクターですから、全身疾患を考慮しながら診断をおこなっていきます。また、ご高齢の方は、他にお薬を飲んでおられることも多いですから、ホームドクターとしての適切なアドバイスも可能です。
的確な治療を受けるためには、的確な診断が何より大切。そのためにも、運動器のホームドクターである私たちを頼りにしていただければと思います。

※上記記事は2016.4に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

柴 伸昌 院長 MEMO

整形外科専門医

  • 出身地:東京都
  • 趣味:ゴルフ、ワイン
  • 好きな本・作家:短編集/神吉拓郎
  • 好きな映画:SF映画/『未知との遭遇』、『2001年宇宙の旅』、『猿の惑星』、『ソイレント・グリーン』
  • 座右の銘:くう、ねる、あそぶ(食事と睡眠、そして楽しむことが大事。)
  • 好きな音楽・アーティスト:イージーリスニング/山下達郎、サザンオールスターズ
  • 好きな場所・観光地:山、海/沖縄、伊豆、長野

グラフで見る『柴 伸昌 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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