めじろ内科クリニック
豊島区/目白/目白駅
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久野 伸夫 院長への独自インタビュー
内科を選んだのは「内科はすべての病気の入口になる科」と考えたから
私は福井県の田舎町の出身で、元々実家が内科の開業医でした。将来は?と考えた時には「学校の先生もいいな」と思った時期もあったのですが、祖父・父ともに医師で、かつ私は長男でしたので、後継ぎという目で見られることも少なくありませんでした。それが少し疎ましくて、抵抗を試みたこともありましたよ(笑)。とは言え、医師の道に嫌々進んだわけではありません。地域医療のために尽くす両親(母は薬剤師をしていました)のことは尊敬していましたので、「自分も手に職を付けて人のためになる仕事をしたい」という気持ちはやはり強く持っていました。
大学は福井と東京の中間にある、国立山梨医科大学(現 山梨大学)に進学。硬式テニス部に所属して6年間、勉強とスポーツに打ち込みました。ちなみに、数ある診療科のなかで内科を選んだのは、内科医だった父の影響もありますが、それとともに「内科はすべての病気の入口になる科」と考えたからです。そして大学卒業後は、主に日赤医療センターで経験を積みました。その間に各種専門医の資格も取得しましたし、また現在力を入れている糖尿病治療に深く関わるようになったのもちょうどその頃ですね。
開業するに際しては、福井にある父の病院を継ぐことも考えましたが、結局は東京で開業する道を選びました。東京は医療機関も多く競争も激しいです。その中で自分の力を試したい、患者さんに役立つ医療知識や技術を高めたいという思いから、2006年に、ここ目白で当院を開業しました。
週1回、整形外科・リハビリテーション科にも対応しています
当院は、JR山手線の目白駅から徒歩2分ほどのところにあります。この場所には元々、古い診療所があって、そこを引き継ぐ形で当院を開業しました。これはお会いしてから初めて知ったことなのですが、前の院長というのが実は、父の大学時代の先輩でして、そうしたところにも不思議な縁を感じています。
さて、当院は内科のクリニックですが、前院長が外科医だった関係で、牽引機等の外科用の器具・設備がそのまま残っており、また昔からの患者様も引き続きたくさん通っていらっしゃいます。そこで週1回、整形外科医である弟に来てもらうことで、整形外科・リハビリテーション科にも対応しています。
目白は古くからの住宅地ですので、当院の患者様もやはり、昔からこの地にお住まいのご高齢の方が多い傾向にあります。ただし最近は、新たに転居してこられた若いファミリー層の患者様も増えていますし、また学習院大学を始め学校が多くある土地柄、風邪をひいた学生さんなどが「ちょっと診てほしい」と、ふらりと入ってこられることも少なくありません。