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小林 孝至 院長

TAKASHI KOBAYASHI

「笑い」が医院のコンセプト。
皆様の『健康創造パートナー』でありたい。

山形大学卒業後、泌尿器科医として研鑽を積み、平成23年10月より大泉学園駅徒歩4分の場所に「こばやし泌尿器科・皮膚科」を開院し、現在に至る。

小林 孝至 院長

小林 孝至 院長

こばやし泌尿器科・皮膚科

練馬区/東大泉/大泉学園駅

  • ●泌尿器科
  • ●皮膚科
  • ●アレルギー科
  • ●訪問診療

免疫力を高める効果のある「笑い」を取り入れて、患者さんにも笑顔を

小林 孝至 院長

何か1つと言われると難しいですよね。色々な経験をしていく中で、少しずつそう思うようになっていくというのが、本当のところではないでしょうか。私の場合、まず「かっこういいから」というのが先にきて(笑)。それから、思春期に色々な人と触れ合っていくなかで、なかには、身体の不自由な人や病気をした人と出会うこともあります。彼や彼女を見て、そしてその人達を治す人の存在を知り、「自分にも出来るんじゃないかな…」と思うようになったのです。思いこみと言ってもいいかもしれません。そのことを周囲に話すようになれば、もう引っ込みがつかなくなる(苦笑)。あとはもう前に行くしかなかったのです。
泌尿器科・皮膚科 ・アレルギー科を標榜する『こばやし泌尿器科・皮膚科』は、2011年にこの地(西武池袋線・大泉学園駅より徒歩4分)に開院致しました。私は、「笑い」を医院の1つのコンセプトとしています。「笑い」は免疫力を高める効果があり、医学的にも非常に有効なもの。なにしろ、「笑い療法」というものが存在するくらいですからね。だからでしょうか、患者は主治医に似るという言葉通り、うちにはおしゃべりが好きな人ばかりが集まっています(笑)。
このご時世、人によっては1週間分、1ヶ月分の思いをまとめてお話になる方がいらっしゃいます。なかなかそれを止めるわけにもいきませんよね。中には、そこから問題が生じる要因を拾い上げることも少なくありません。ニーズにお応えするのも我々の役目。皆さんに笑ってお帰りいただけるように努めていきたいと思っています。

もっとも多い「おしっこ」の悩みには、ひとりひとりに合わせた最良の治療を

小林 孝至 院長

最も多いお悩みが、頻尿、要するに、おしっこが近いというものです。頻尿は子供がほんの少し、勤労世代は限りなくゼロに近く、それが70歳、80歳を境に急激な上昇カーブを描きます。つまり、膀胱が年をとるという現象になります。皆さん認識は少ないかと思いますが、内臓も年をとるのです。
膀胱には、「ためる」「出す」という相反する2つの仕事があります。通常、それらは絶妙な神経の調節によって高度にバランスが保たれているのですが、膀胱自体の加齢に伴う変質と、神経のちょっとした不具合により、症状が出てくることになります。おしっこが出にくくなる人もいれば、過剰になる人もいる。その両方もある。我々医師は、お薬等の手段により、もう1度バランスを取り直す作業をおこなっているのです。この作業はオーダーメイドにならざるを得ません。データの視点を入れつつ、患者さんの様子を見ながら、お薬の量や種類を調整していくのです。
膀胱の変質のパターンは、人それぞれであり、一括りに出来るようなものではありません。頻尿だけども、過活動膀胱にはあたらないケースも珍しくないのです。だからこそ、おひとりおひとりの状況をしっかりと把握し、最良の結果を得られるように注意していくことが求められます。

前立腺がんについては、悪性度・患者さんの年齢・要因を分析し、適切な治療を選択

小林 孝至 院長

前立腺がんは、50歳を境に目立ち始め、年齢とともに増えていく傾向にあります。この前立腺がんの難しいところは、必ずしも治療しなくても良いケースがあることなのです。日本人のがんのイメージは、白血病や胃がん、大腸がん、肺がんであり、それらは治療をしなければどうしようもありません。しかし、そうではないがんも存在します。前立腺がんは、進行の早いものも中にはありますが、ほとんどが遅いタイプ。それから、何歳で発症するか、という要素も大きいですね。50歳で発症したとすれば、あと30年を逃げ切ることは難しいでしょう。しかしそれが75歳であったら、あるいは80歳であれば、命に関わらないこともあるわけです。その場合はPSAの値をチェックし、上がり始めたらすぐに手を打てるようにしておく、といった治療の方法が考えられます。
病気の悪性度、患者さんの年齢、様々な要因を分析し、エビデンスに基づいた適切な治療を選んでいくのが、我々の仕事ということになります。

よい肌を保つにはスキンケア(保湿)を続けることが大切

スキンケアとは、保湿のこと。保湿は保険診療で出来るものであり、治療の要素もありますが、どちらかといえば予防の性質が強いものと言えるでしょう。先々、こじれないようにするためにケアを続けることが大切です。
お肌も、やはり年をとるのです。年をとることによって何が変わるかと言えば、保湿能力が極端に落ちることが挙げられます。保湿がおこなわれなくなると皮膚の角質細胞に隙間が生じるようになり、そこから異物が混入し、湿疹等に悩まされることになります。保湿をおこなったからといって、肌を若がえらせることが出来るわけではありません。しかし、保湿という作業をこれからずっと続けていくことにより、症状をやわらげることは可能なのです。
最近では、皮膚から食べ物が混入し、それがアレルギーを引き起こすということが立証されてきてもいます。老いも若きも等しく、スキンケアを心掛けていただきたいですね。

これから受診される患者さんへ

ご自分のかかりつけ医を1人、持たれてください。それは開業医であれば、何科の先生でも構いません。というのも、すべてをその先生に診てもらう必要はないからです。大事なのは、その分野の良い先生を紹介してもらうことであって、良き相談相手としてかかりつけ医を持たれたほうが良いということなのです。
これまで、医療連携といえば、病院と診療所、縦の関係でした。しかし、それにはもはや限界がきており、今後は横の連携、診診連携こそが重要になってくると思われます。その枠の中には、福祉も当然入ってくるでしょう。私は往診も診ていますが、その関係で、ケアマネージャーから患者さんの容態を知らされることもしばしばあるのです。
地産地消ではありませんが、これからは出来るだけ地域の中で完結していくことが医療には求められるかと思います。その入り口であり、窓口として、かかりつけ医の存在を皆さんに認識していただきたいですね。

※上記記事は2015.4に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

小林 孝至 院長 MEMO

  • 出身地:茨城県
  • 趣味:車
  • 愛読書:Motor Magazine
  • 好きな映画:寅さんシリーズ
  • 好きな言葉:生かされていることの有り難さ
  • 好きな音楽:ダンスミュージック、Kyoto Jazz Massive、MONDO GROSSOの曲
  • 好きな場所:羽田空港

グラフで見る『小林 孝至 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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