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平田 雅子 院長

MASAKO HIRATA

すべてをトータルで診ていくというスタイル
そして身体の鏡としての皮膚、そこに表れるサインを見逃さない

2003年に『私のクリニック目白』を開院

平田 雅子 院長

平田 雅子 院長

私のクリニック目白

豊島区/目白/目白駅

  • ●皮膚科
  • ●美容皮膚科
  • ●内科
  • ●アレルギー科
  • ●心療内科

お医者さんになれば身近な人の面倒を見れるんじゃないかと思った

平田 雅子 院長

「これから女の人が活躍する時代が絶対来るから、勉強をしておきなさい。」小学生くらいの頃、母方のおばあさんにずっと言って聞かされた思い出があります。女だからといって勉強をすることを恥じることはない、遠慮しないで勉強をし続けなさいと。先見の明ですよね。そういう意味では、おばあさんは少し早い時代に生まれてしまった人だったのかもしれません。望んでも遂げられなかった想いを、孫に託していたんでしょうかね。
その勉強が向かった先が、この世界でした。父が産婦人科医だったので、他の職業と比べたときにイメージがつかみやすかった、ということはあるかと思います。それに、お医者さんになれば身近な人の面倒を見れるんじゃないかと思ったんです。
父から教わったことは多いですね。父が言うには、「ずっとやり続けられる科を選んだほうが良いよ」と。私は外科系に憧れていましたから、手術もあって、ずっと出来るものはなんだろうと考え、皮膚科を選択したのです。
皮膚の疾患って、患者さんに見えるものですよね。やはり見えるものだと、患者さんは協力してくださいます。一緒に良くなるように向かっていく。その感覚は、この科を続けていく中で大きな張り合いと呼べるものかもしれません。
2003年に『私のクリニック目白』をこの地(JR山手線・目白駅から徒歩2分)で開院致しました。私は日本大学の出身で、雑司ヶ谷に住んでいたことがあります。馴染みのあるこの地域で、私に出来ることを皆さんに提供し続けていけたらと考えています。

正しいケアというのも千差万別

平田 雅子 院長

昔で言う、街のお医者さんという形になっているかもしれません。私は専門としては皮膚科なのですが、不定愁訴を含め、内科にまつわるお悩みもすべて診ているという感じですね。このうち、皮膚科に関するお悩みは、ニキビやアトピー性皮膚炎が中心で、そこに乾燥肌やかゆみ、あるいは美容的なお悩みが多く見受けられます。
最近多いものでいうと、手術の傷跡でしょうか。自分の傷を「見られない」という方が、本当に多いんです。お風呂の鏡を全部外して、身体を見ないで洗うという人もいるくらい。手術そのものは、あくまで悪いものを取り去るということが主な目的ですから、その後のケアについて寄り添って診ていく役割が必要とされるのだと感じています。
実際の治療としては、テープを用いたり、軟膏を使うことで、傷跡が少しでもなだらかになるようにしていきます。また、日頃のケアとして、身に着ける下着の素材の選び方、あるいは保湿剤の塗り方によっても傷跡の見え方は変わってくるんです。その人に合わせた形で、適切なアドバイスを加えていくことが大切です。
一般的な肌のお手入れにも、これは通じることです。皮膚は1ヶ月くらいで入れ替わるので、正しいケアの仕方を覚えて、実践さえすれば皮膚は蘇っていきます。ただし、正しいケアというのも千差万別で、それぞれに合ったケアをおこなっていくことが重要になってきます。

「食べない」というのも、意外と治療に結びつくもの

平田 雅子 院長

たとえばニキビの場合、お薬を処方するだけでは不十分なんです。患者さんによくお話するのですが、皮膚とは、1枚の大きな袋のようなもの。内臓を包む袋ですから、中で何か起こっていたら、それは袋の外側に表れてくる。症状の原因としてはストレスに因るものが多いのですが、それと同じくらい、その方の生活習慣が表に出てくると考えても良いでしょう。
生活習慣の中でも、食事は意外に大きな要素です。しっかり噛んで食べる、食べ過ぎない、といったことを気をつけるだけで皮膚のトラブルは如実に減ってきます。夜のコンビニ食をやめるだけでも、ずいぶん体調は変わっていくものなんです。それから、ちゃんとした栄養を摂ることも大事ですけども、時に胃腸を休ませることも頭に入れておいてください。「食べない」というのも、意外と治療に結びつくものなんです。
症状の原因となるものに着目し、その人の生活習慣を含めて適切なケアをしていくことが、私たちには求められていると考えています。

表れるサインを見逃さないことが、私たちに課せられたもう1つの重要な役割

『私のクリニック目白』では、皮膚科と並行して、婦人科、心療内科の外来もおこなっています。皮膚のトラブルも、元を辿れば婦人科的なことが原因であることも少なくないので、すべてをトータルで診ていくというスタイルなのです。
逆を言えば、皮膚はすべてが表れる部位と呼べるのかもしれません。そうそうないことですが、脳の血管の病気や心臓の病気が、皮膚に表れることがあります。「いつもと違う…」という感覚。“皮膚の音”のようなものを感じとれることがあるのです。
身体の鏡としての皮膚。そこに表れるサインを見逃さないことが、私たちに課せられたもう1つの重要な役割と考えています。

これから受診される患者さんへ

女の人が元気じゃないと、世の中って良く回らないと思うんです。元気な女性が1人会社にいると、それは周囲にも良い影響を及ぼしますよね。お家の中もそう。お母さんが元気だと家の中が明るくなるし、そうすると家族みんなが元気になっていくんです。
女性を元気にしていくこと。そのために出来ることを精一杯やっていきたいと思っていますし、何かお悩みがあれば、お気軽に相談していただければと思います。

※上記記事は2015.4に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

平田 雅子 院長 MEMO

  • 出身地:静岡県
  • 趣味・特技:楽器演奏(リコーダー、サックス)、お料理
  • 好きな本もしくは愛読書:櫻井 秀勲 著書
  • 好きな映画:ノッティングヒルの恋人、Leon、寅さんシリーズ
  • 好きな言葉もしくは座右の銘:実る程頭をたれる稲穂かな
  • 好きな音楽もしくはアーティスト:コレッリ(バロック作曲家)
  • 好きな場所もしくは観光地:自宅

グラフで見る『平田 雅子 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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