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堀 訓也 院長

NORIYA HORI

プライマリーケアを担う地域の医師として、
その人のニーズに沿った医療を提供。

東京慈恵会医科大学を卒業。消化器外科を中心に外科医としてキャリアを積む。1994年、東急田園都市線「桜新町駅」より徒歩1分の地に『さくらクリニック』を開院。現在にいたる。

堀 訓也 院長

堀 訓也 院長

さくらクリニック

世田谷区/桜新町/桜新町駅

  • ●内科
  • ●訪問診療

子供の時に見たテレビドラマに影響を受けて

堀 訓也 院長

ベン・ケーシー(『Ben Casey』1960年代・米)をご存知でしょうか。テレビで彼の姿を見て以来、人の命を救う医師という職業に憧れるようになっていました。その憧れが現実となるまでには、さまざまな職業を考えたこともあります。たとえば、旅行代理店とか。なにしろ、今に至るまで旅行が大好きなものですから(笑)。しかし、最終的には、当初抱いた憧れを現実のものとすべく、落ち着くべきところに落ち着いたということなのでしょうね。
東京慈恵会医科大学を卒業後、外科の医局に籍を置きました。消化器外科をメインに、外科医としてさまざまな手術を経験したことが今の私の基礎となっています。
『さくらクリニック』は1994年に開院いたしました。当時、私はこの近くに居を構えていたものですから、せっかくならば日頃お世話になっている地元の方々に少しでも恩返しをしたいと考えてのことでした。

プライマリーケアを担うクリニックとして

堀 訓也 院長

外来では、内科・訪問診療を標榜しています。風邪はもちろんのこと、血圧や糖尿病などの生活習慣病を中心に、整形外科から皮膚科疾患まで、患者さんの主訴は非常に幅広いものがあります。また、ちょっとした外傷でいらっしゃる方も少なくありませんね。テーブルに足をぶつけてしまい、血腫ができてしまった方をこちらで切開するといったことも多々あります。外科医として長年蓄積してきた技術が今も役立っているということかもしれません。
『さくらクリニック』では、地域のプライマリーケアを担うとともに、癌の早期発見に力を入れています。これまで、食道を含む消化器の癌、あるいは乳がんや皮膚がんを多く発見してきました。これは稀なケースですが、一般に予後が悪いとされる悪性黒色腫が判明したこともありました。それも“白い”黒色種というもので、こちらで組織をとり、検査をした上、連携をとっている大学病院で処置をおこなってもらったのです。10年以上が経過している計算になりますが、幸い、今も元気で暮らしておられます。
「病は気から」と言いますが、こと癌に関しては、早期発見・早期治療がなによりも大切です。患者さんを普段から診ているかかりつけ医として、その点には十分な注意を払っています。

わかりやすく説明を心掛けるとともに、患者さんのニーズに応えていくことが大切

堀 訓也 院長

できるだけわかりやすいよう図鑑を使って説明をしたり、疾患ごとの説明がついたリーフレットをお渡ししています。言葉による説明だけでは耳に残るものは限られてしまいますし、目で見てわかること、読んでわかることが大切だと考えています。
もちろん、すべての患者さんが詳しい説明を望まれるわけではありません。お忙しい方の中には、「薬だけください」という方もいらっしゃいますし、その方のニーズを踏まえ、それに寄り添っていけるようにと思っています。

医療の基本は在宅診療にあり

在宅診療は、外来にいらっしゃっていた患者さんやそのご家族の方から頼まれ、行き始めたのがスタートということになります。実際に携わってみますと、医療の基本は在宅診療にあることを深く実感することになりました。ご家庭にうかがうということは、外来よりもう1段深くコンタクトをとることになり、そのおかげで、より密なアドバイスをすることが可能になります。たとえばトイレやお風呂の仕様、ベッドやソファーの高さなど、実際に見た上で、よりその方の事情に則した提案ができるということなんですね。
極端な言い様になりますが、大学病院時代は手術さえ上手くいけば事が足りる面がありましたが、ここではそういうわけにはいきません。20数年もお付き合いをしていますと、医師と患者という間柄にとどまらず、人と人として向き合っていく付き合い方が自然となってきます。大変ありがたいことだと思いますし、その信頼に応えれるよう、私にできることを精一杯させていただきたいと思っています。

これから受診される患者さんへ

小児科は標榜しておりませんが、風邪などの軽い症状であればお子さんも拝見していますし、上は90歳を越えた方まで、本当に幅広い層の方を診させていただいています。当院はプライマリーケアを担うクリニックとして、病気の部位を区別することなく、あらゆるお悩みをうかがっています。私の専門分野でない場合でも、適切な道筋をつけて差し上げることは可能ですので、どうぞ気軽に、何でもご相談いただければと思います。

※上記記事は2017年1月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

堀 訓也 院長 MEMO

  • 出身地:奈良県
  • 趣味:旅行
  • 好きな作家:野口英世
  • 好きな映画:旅行関連
  • 座右の銘:一期一会
  • 好きなアーティスト:ヘレーネ・フィッシャー
  • 好きな観光地:ヨーロッパ、米国、カナダ、ハワイ

グラフで見る『堀 訓也 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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