伊藤 邦成 院長
KUNINARI ITO
姿勢改善と正しいストレッチ、自己管理で病気を治していく。
大学卒業後、附属病院私立病院勤務後、東京警察病院整形外科にて、多くの手術を主に学び、広い分野の知識を吸収、その後三軒茶屋駅より徒歩1分『いとう整形外科』を開院。
伊藤 邦成 院長
いとう整形外科
世田谷区/三軒茶屋/三軒茶屋駅
- ●整形外科
皮膚科医の父と違う選択をし、整形外科の道へ。しかしこれが天職だった。
医者を目指したのは家業だったからですね。父は皮膚科の医者でした。一緒に外を歩けば、父を頼りにしてくれている人達がいろんな声を掛けてくる。そうした光景が目に焼き付いていたのでしょう、医者という選択肢が私の前には常にあったのです。
ただ、そうは言っても、親と一緒というのは嫌なものです。父は医者になることを、皮膚科医になることを期待していましたが、皮膚科医の子どもが皮膚科医になったとすると、これはしゃくじゃないですか(笑)。だから私は、整形外科を選びました。子どもの頃から何かモノを作るということが好きだったこともあって、言ってみれば、人間の建築家である整形外科医としてこの道を歩むこととなったのです。
人を救いたいなんて、私にとってはおこがましいことでした。その境地に達したのは、実際に医者になってからのこと。幸い、この仕事は私にとって天職でした。その意味では、非常に幸せな人間だと思いますね。
患者さん1人ひとりに対する説明の時間を長くとり、病気の理解を深める。
『いとう整形外科』(東急田園都市線・三軒茶屋駅より徒歩1分)の特徴として挙げられるのは、患者さん1人ひとりに対する説明の時間が長いことです。たとえば今日の午前中も、14時過ぎまで患者さんを診ているために昼休みがほとんどなくなります。
すべての病気は、原因を除かない限り改善しません。ここではレントゲンをプリントアウトし、そちらに、何がどうなっているのかを書いてお渡ししています。口頭による説明だけで終わらず、手元に残ることで病気の理解が深まっていくのです。
プリントを手にお帰りになる患者さんは、一様に表情が明るくなります。もちろん、その時点で病気が治っているということはありません。では、なぜ顔が明るくなるのかと言えば、それは「わかった」からなのです。今までと違う。年のせいと言われたけどもそんなことはなかった。自分の明日に希望が持てるからこそ患者さんは晴れやかな気持ちとなり、また、努力をしようという気持ちになってくれます。
身体が痛む要因の大部分は姿勢に、まず自分が示せるよう心がける。
「年のせいかもしれませんね」「疲れたんじゃないですか」病気の原因でよく聞く台詞ですよね。私から言わせれば、「ふざけるな!」です。年をとったから痛くなるわけでは決してないのです。
考えてもみてください。同じ80歳で、かたや健康そのもの、かたや寝たきりの人がいる。その差はどこにあるのでしょうか。80年経てば誰もが寝たきりになるのであれば、年のせいということになるのでしょうが、そんなことはありませんよね。年のせいだよ、と言われてしまえば、患者さんはどうしようもなく医者に行くのが嫌になります。
加齢による影響はあるにしても、身体が痛む要因の大部分は姿勢にあります。姿勢が悪いから自分の頭が首を上半身の重さが腰や膝を圧迫して血流が悪くなり破壊していくのです。かく言う私も学生時代はひどい猫背で、腰痛があり医者になって「第5頸椎分離すべり症」という病気になっている事が判りました。私はそれから、自分の首や腰をいかに治していくかということを考えるようになって姿勢改善と正しいストレッチの重要性に気づいたのです。
患者さんに説明する立場の人間として、姿勢には常に気をつけています。まず自分が徹底的に守る姿を示すことが、医師として心掛けていかねばならないことと思っています。
自己管理で病気を治していく「安上がりで時間の無駄の少ない医療」。
リハビリテーションに通い、腰の牽引をしたとしましょう。その瞬間に関しては、確かに効果のあるものかもしれません。しかし、患者さんが家に帰り、悪い姿勢をしていたらどうでしょうか? その効果は、一時的なものに過ぎなくなります。
腰痛の大半は神経のある後方が圧迫されて、発症しますから、座っておじぎや蹲踞をすれば後が広がりけん引になります。そしてそれは、自分1人で出来ること。1日中どこでも、合間、合間に正しいストレッチをおこなっていく。私はそれを「合間ジム」と称していますが、たったこれだけのことで病気からの改善がはかれるのです。
仮に2時間、3時間待つことになっても、その後通わなくていいということであれば、当院は申し訳ないことに待ち時間が長いですが、費やした時間は無駄にはなりません。「安上がりで時間の無駄の少ない医療」とは、自己管理で病気を治していくことにあります。
これから受診される患者さんへ。
どの病院が良い、どの先生が良いと言われていても、感じ方は人それぞれであり、最後は直接会ってみるしかないのです。レストランに行くのと一緒です。いくら評判の良いお店でも、食べてみなければ本当のところはわかりませんよね。医者も会ってみないことにはわからないのです。
口コミやインターネットを参考にしていただき、その上で、自分の目で確かめること。これだけ多くの医療機関がある時代なのですから、まずは体験入学をするつもりで、自分が納得できる医療機関を探してみてはいかがでしょうか。
困った時は相談して下さい。
※上記記事は2015.8に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。
伊藤 邦成 院長 MEMO
整形外科専門医
- 出身地:静岡県
- 趣味・特技:仕事
- 好きな本もしくは愛読書:佐伯泰英
- 好きな映画:ジュラシックパーク・ワールド
- 座右の銘もしくは好きな言葉:I don't know where I'm going but I'm on my way
- 好きな音楽もしくは好きなアーティスト:エルビス・プレスリー
- 好きな場所もしくは好きな観光地:自宅
グラフで見る『伊藤 邦成 院長』のタイプ
エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
エネルギッシュで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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