いとう整形外科
世田谷区/三軒茶屋/三軒茶屋駅
- 整形外科

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伊藤 邦成 院長への独自インタビュー
皮膚科医の父と違う選択をし、整形外科の道へ。しかしこれが天職だった。
医者を目指したのは家業だったからですね。父は皮膚科の医者でした。一緒に外を歩けば、父を頼りにしてくれている人達がいろんな声を掛けてくる。そうした光景が目に焼き付いていたのでしょう、医者という選択肢が私の前には常にあったのです。
ただ、そうは言っても、親と一緒というのは嫌なものです。父は医者になることを、皮膚科医になることを期待していましたが、皮膚科医の子どもが皮膚科医になったとすると、これはしゃくじゃないですか(笑)。だから私は、整形外科を選びました。子どもの頃から何かモノを作るということが好きだったこともあって、言ってみれば、人間の建築家である整形外科医としてこの道を歩むこととなったのです。
人を救いたいなんて、私にとってはおこがましいことでした。その境地に達したのは、実際に医者になってからのこと。幸い、この仕事は私にとって天職でした。その意味では、非常に幸せな人間だと思いますね。
患者さん1人ひとりに対する説明の時間を長くとり、病気の理解を深める。
『いとう整形外科』(東急田園都市線・三軒茶屋駅より徒歩1分)の特徴として挙げられるのは、患者さん1人ひとりに対する説明の時間が長いことです。たとえば今日の午前中も、14時過ぎまで患者さんを診ているために昼休みがほとんどなくなります。
すべての病気は、原因を除かない限り改善しません。ここではレントゲンをプリントアウトし、そちらに、何がどうなっているのかを書いてお渡ししています。口頭による説明だけで終わらず、手元に残ることで病気の理解が深まっていくのです。
プリントを手にお帰りになる患者さんは、一様に表情が明るくなります。もちろん、その時点で病気が治っているということはありません。では、なぜ顔が明るくなるのかと言えば、それは「わかった」からなのです。今までと違う。年のせいと言われたけどもそんなことはなかった。自分の明日に希望が持てるからこそ患者さんは晴れやかな気持ちとなり、また、努力をしようという気持ちになってくれます。
伊藤邦成先生は、診断も確かですが、薬に過度に頼ることなく、体操指導により症状を改善していくことを旨とされています。畑は違うのですが、その病気に向き合う姿勢には、私も共感しています。