長田 次夫 院長
TSUGIO OSADA
地域に根差したクリニックとして。
心を開き、病気を、そして人を診る
日本大学医学部卒業。同大学循環器内科に勤務。国立循環器病研究センター、上野原市立病院勤務を経て、1995年に『赤堤クリニック』を開院(小田急小田原線「豪徳寺駅」より徒歩1分、東急世田谷線「山下駅」より徒歩1分)。
長田 次夫 院長
赤堤クリニック
世田谷区/赤堤/豪徳寺駅
- ●内科
- ●消化器内科
- ●循環器内科
- ●リハビリテーション科
地域のお医者さんになりたいという希望
小学生の頃、2年近く入院生活を送っていたことがあります。その頃の記憶がどこかに残っていたのでしょう、高校生になると、誰に言われるでもなく医者を目指すようになっていました。
大学卒業後は、循環器内科を選択しました。そこには、医師として命に関わる病気に携わりたいという想いがありました。心筋梗塞、脳溢血しかり。こういった病気は生きるか死ぬかのものですよね。心臓や脳、腎、末梢動脈を含めて一元的に診られる循環器は、医師としてのやりがいに満ちていると感じたのです。
大学で8年余りを過ごした私は、国立循環器病研究センター勤務後に上野原市立病院といった地方の病院に勤務しました。大きな病院は、特定の患者さんだけを診ることになりますから、地域医療の実情というものを把握することが出来ません。私には将来、地域のお医者さんになりたいという希望がありましたので、地域の中核病院にいて、あらゆる患者さんを診ることが出来るように修養に努めたのです。
1995年に『赤堤クリニック』は開院いたしました。私は生まれは山梨になりますが、中高と桜上水で育ちました。地域医療に本腰を入れるにあたり、馴染みのある地域を希望していたところ、望み通りの場所を得られたということになります。
病気だけを診るのではなく、人を診る
クリニックの造りは、救急時に備えたものになっています。AEDや蘇生装置の用意がそれにあたり、救急隊のストレッチャーが、そのままベッドまでスムーズに移動出来るようになっています。
主体はあくまで“地域”で良いと考えています。循環器をことさら力を入れて診るというわけではなく、一般内科も消化器も同じ目線で診るということですね。私たちは病気だけを診るのではなく、人を診るわけですから。
心を開いて診るということ
初めていらした方のお話をしっかり聞くことが、すべての出発点になります。その時点では、たとえば循環器の病気を疑っていらしても、心療内科的な問題を抱えておられることもあります。ですから、予断を持たず、しっかり話を聞くことに注力すべきなのです。
私は常々、心を開いて診ることが大事だと考えています。人の価値観や人生観は、その人の数だけあるものです。それらが直接診療に結びついてくることは少ないかもしれませんけども、その人を知るということが診療を進めていくのに大切だと思っています。目の前の病気はもちろん、その人の今後をも診ていくことになるわけですから、我々が患者さんを理解することが非常に大切だと認識しています。
これからの地域医療は、認知症を軸に考えることも大切
超高齢化社会を迎えた今、認知症抜きで地域医療は考えられません。認知症の疑いのある方には、こちらでも簡易なテストをおこない、必要な場合にはCTやMRIを撮っていただき、適切に治療を進めていきます。これからはどこもやがて同じになると思いますが、70代、80代、90代の方が増えていくわけですので、出来るだけ早期に適切な対応をすることが大切と考えています。
また認知症の場合、ご本人のみならず、ご家族も対応することが求められます。これに関しては、私どもはもちろん、地域の支援センターと連携して事に当たり、場合によっては行政への橋渡しの役割も担っていけたらと思っているところです。
これから受診される患者さんへ
繰り返しになりますが、患者さんが何に困り、どうつらいのかを心を開いて聞いていくことが大切だと思っています。昨今は専門によって医療が細分化されてきています。それも確かに必要なことですけども、患者さんに「なんでも相談出来そう!」と思ってもらえたなら、それが1番だと思うのです。そこを最初の出発点とし、地域の方々の健康の維持と増進に末永く貢献していければ、それに勝るものはないと思っています。
※上記記事は2017年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
長田 次夫 院長 MEMO
- 出身地:山梨県
- 趣味・特技:スキー、水泳
- 好きな本:スティーブジョブス伝記
- 好きな映画:スター・ウォーズ
- 好きな音楽:バロック、ジャズ
- 好きな場所:富士山と海
グラフで見る『長田 次夫 院長』のタイプ
どちらかというと エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
どちらかというと エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION
赤堤クリニック
長田 次夫 院長
世田谷区/赤堤/豪徳寺駅
- ●内科
- ●消化器内科
- ●循環器内科
- ●リハビリテーション科
医院情報 | 院長紹介 | 求人 | MAP | 徒歩ルート |
医師の声 | 患者の声 | PR | WEB予約 |
オンライン 診療 |
電話 | 03-6426-5933 |
---|---|
所在地 | |
最寄駅 | |
駐車場 | |
WEB | |
休診日 |