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冬城 高久 院長

TAKAHISA FUYUKI

世田谷区で50年愛される産婦人科医院
安心・安全な出産と婦人科医療を提供する

山口大学医学部卒業後、慶應義塾大学医学部産婦人科学教室へ入局。清水市立病院、東京歯科大学市川総合病院、慶應義塾大学病院、けいゆう病院、国立病院東京医療センターの勤務を経て2002年、冬城産婦人科医院院長、2012年理事長に就任。現在に至る。

冬城 高久 院長

冬城 高久 院長

冬城産婦人科医院

世田谷区/深沢/桜新町駅

  • ●産科
  • ●婦人科
  • ●産婦人科

父の後を継ぎ、50年続く医院を継承

冬城 高久 院長

冬城産婦人科医院は私の父が1968年(昭和43年)に開業しました。父が開業医だったこともあり、医師は私にとり最も身近な職業。この道を選んだのはごく自然なことでした。大学進学後、産婦人科を選んだのは病棟実習の時の体験が大きいですね。ほかにも魅力的な診療科があったのですが、外科的な経験ができること、内科的な対応や新生児への対応、精神科的なアプローチなど幅広い対応が必要なことにやりがいを感じ、産婦人科の道を選びました。
卒業後は医局へ入局。清水市立病院、東京歯科大学市川総合病院、慶應義塾大学病院、けいゆう病院といった各地の医療機関で勤務し臨床経験を積みました。その後は、当院で診療を行いながら国立病院東京医療センターで非常勤として勤務、連携医療の経験を積むことができました。2002年からは当院の院長を、2012年からは理事長として冬城産婦人科での診療を行っています(東急田園都市線 桜新町駅南口より徒歩15分)。

地域に根差した良質な産科・婦人科医療を提供

冬城 高久 院長

当院の診療科目は産科と婦人科です。この地域に根差した、良質な産婦人科医療を提供したいと考えています。父の代に生まれた方がお母さんになられて、さらに、お孫さんが当院で生まれておばあちゃまになられる方もいるなど、世代を超えて来ていただく方も多くいらっしゃいます。
医院の外観は住宅街の中でも違和感がないように考えました。看板の色も家内やスタッフのアイデアでピンクにするなど、温かいイメージにしています。また、最近では近隣に出産後の方へのケアを目的として、母乳外来用の母乳ケアハウスという設備を設けています。院内の設備は超音波設備、分娩監視装置、、婦人科医療の設備も導入を進めていて、骨密度測定装置など出産に関する設備のほか、膣や外陰部の委縮を治療するレーザー治療器を導入しています。ほかにも、漢方も積極的に取り入れています。婦人科の診療や妊娠期から出産後の産褥期、授乳期まで幅広く治療に取り入れています。いらっしゃる患者さんは妊婦検診・出産の方が半分ほどを占めていますが、大学では更年期医療も研究して来たので、今後は産科とともに、更年期障害など婦人科のほうにも力を入れて行ければと考えています。

安全を第一に考えたお産を大切に

冬城 高久 院長

当院で最も大切にしているのは「安全を第一に考えたお産」です。初産のお母さんでも安心して出産に臨めるように、ベテランの助産師9名が患者さんの状態を共有しながらケアを行います。妊娠中の食事や過ごし方、バースプランの作成、赤ちゃんのお世話などマンツーマンでアドバイスをおこなっているのも特徴の一つです。分娩はなるべく患者さんのご希望に沿う形をとり、立ち会い出産はもちろん、スタッフが必ずそばに付き添ったカンガルーケア、母子同室制を取り入れています。入院中にお出しする食事はご家庭でも再現できるように、家庭料理にひと手間をかけたメニューを手作りし、退院後、毎日の食生活に役立つように栄養指導も行っています。
また、出産前後は気持ちも落ち込みやすいもの。出産時だけでなく、妊娠中からお話をお聞きし、赤ちゃんに対する気持ちなどメンタル面でのサポートも、各種調査票などを取り入れながら行っています。特に初産では出産後2週間後、3週間後位のタイミングで気持ちがナーバスになる方も少なくありません。そのため出産後は、2週間後検診という形で来ていただいています。近隣のメンタルクリニックや行政組織とも連携を取りながら、地域でサポートをしています。心配な症状があるときは、胎児診療などの専門家や大病院など連携先に診療をお願いできる体制も整えています。
父の代から地域のかかりつけ医として診療を行っているので、当院で生まれた方がお母さんになり、お産をされることもあります。生まれたお子さんが自分の生まれた場所をみたいということでお母さんと来ることもあり、少しびっくりしながらも感動してもらえる様子を見ると、父の後を継いで良かったと思いますね。患者さんの素敵で順調なマタニティライフ、楽しい育児のために医師・助産師・スタッフ一同、全力でサポートして行きたいと思っています。

西洋医学から東洋医学までさまざまな手法を取り入れた婦人科診療

体調がすぐれない、生理の様子がおかしい…など気になることがあってもなかなか受診しづらいのが婦人科ではないでしょうか。しかし、婦人科に関する病気のほとんどが、早期に発見・治療をすれば不快な症状もすぐに改善されるものです。また、手術を要する病気であっても大事に至らずに済むことも少なくありません。婦人科の診療では薬やレーザー治療器を使用した西洋医学のほか、漢方を使用した東洋医学、サプリメント、プラセンタと抗うつ薬という5つの方法を併用して、思春期からご高齢の方まで幅広い診療を行っています。例えば、更年期障害の方にはプラセンタ注射、乳がんの概往がある方やホルモンに抵抗がある方には大豆イソフラボンのサプリメントを活用。10代から妊娠前までの月経痛など月経のトラブルや避妊に関しては漢方薬やホルモン剤(低容量ピルなど)を用いるなど、症状や状態、年齢に応じて最適な治療を行います。
また、当院は世田谷区の実施している各種検診にも対応。20歳以上の方に子宮がんの検診をおすすめして早期発見と予防につなげたいと考えています。こうした公的な制度を活用してご自身の健康管理を行って頂ければと思います。

これから受診される患者さんへ

当院では診察の際、専門用語を使わずゆっくりと丁寧に対応し、治療内容に納得して頂けるように心がけています。妊婦さんは妊娠が判明した時点で来ていただき、順調に妊娠がすすんでいるかどうか早めに診察させて頂きたいと思います。そして、妊娠・出産・妊娠後のケア・子育てに関しては女性の方だけでなく、パートナーの方のサポートも重要になってきます。男性の方は産科、婦人科はどうしても足を運びづらいと感じるかも知れませんが、妊娠の時から子育ては始まっています。妊娠初期から関わることで、より愛着もわくと思います。当院は立ち会い出産も可能。母親学級にはもちろんパパになる方の参加も大歓迎ですので、奥様と一緒に妊娠・出産に参加していただければと思います。
また、更年期障害、乳がんや子宮がんの検診、生理痛など女性ならではの病気や症状が心配な時、体の調子がすぐれない時にもお気軽にご相談ください。若い方からご高齢の方まで医師、スタッフがサポート致します。安心してご来院ください。

※上記記事は2017年12月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

冬城 高久 院長 MEMO

産婦人科専門医

  • 出身地:東京都
  • 趣味:ジョギング
  • 好きな本:ビジネス書(稲盛和夫さんなど)
  • 好きな映画:チャップリン(街の灯など)
  • 好きな言葉・座右の銘:一隅を照らす
  • 好きな音楽:ハワイアンミュージック
  • 好きな場所:駒沢公園

グラフで見る『冬城 高久 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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