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河野 英雄 院長

HIDEO KOUNO

病気だけを診るのではなく、患者さんとしっかり向かい合い、希望に沿った治療を提供

東京慈恵会医科大学卒業。同大学病院第二内科に入局。痛風と周辺にまつわる疾患の治療に主に携わる。2008年5月に『麹町内科』を開院(「半蔵門駅」3a出口を出てすぐ)。

河野 英雄 院長

河野 英雄 院長

麹町内科

千代田区/麹町/半蔵門駅

  • ●内科
  • ●小児科
  • ●皮膚科
  • ●アレルギー科
  • ●ペインクリニック

父や兄に勧められこの道に

河野 英雄 院長

父が整形外科医でした。その父から「お前は医者に向いているから医者になれ」と言われたことがこの道に進むきっかけとなりました。おそらく父は、人と接することを好む私のことを「医者に向いている」と捉えたのでしょうね。実際、病状の説明であったり、患者さんとコミュニケーションをとることが苦手ではないのですから、その意味では医者に向いていたのだと思います。
内科に進んだのは、兄からの勧めでした。先に兄が整形外科医になっていたものですから「お前は内科に行け」と命令されたのです(笑)。それで仕方なく内科医になったのです。内科はずっと患者さんを診ることが出来ます。父は手術は視力などの衰えでずっと現役でいることは出来ないと言っていました。私も70歳を越えましたが、この歳になっても最前線で診療を続けられることは医者冥利に尽きます。
『麹町内科』は2008年に開院いたしました。お話があって初めてこちらに来た際、窓から見える景色に心を動かされました。交差点のすぐそばで、麹町という街も気に入ったものですから、とんとん拍子で開業を決めました。

ホームドクターとしての責任を全うすべく

河野 英雄 院長

こちらで治療を完結するのが難しいと判断した場合には、すべて専門医にご紹介しています。以前、40代の女性がひどい頭痛を訴えて来院されました。急を要すると判断し、提携しているクリニックでMRI検査を受けてもらったところ、くも膜下出血であることがわかり、緊急手術となりました。措置が早かったことが幸いし、その方は今、何事もなかったように元気に生活しておられます。
紹介=無責任と捉える方もいらっしゃるかもしれません。しかし私からすれば、治せる見込みが薄いにもかかわらず患者さんを抱えてしまうほうが問題と思うのです。『麹町内科』では常に最良・最高の治療を提供しています。そしてより専門的な検査・治療が必要と判断すれば、ホームドクターとして最適な医療機関を紹介しています。

痛風の治療を通じ、様々な生活習慣病の治療に従事

河野 英雄 院長

私の専門は痛風です。痛風は非常に辛い痛みを伴います。風が吹いただけでも痛いことから、痛風と言われるくらいですからね。ただし、痛風は命に関わる病気ではありません。一般に痛い病気は怖くないのです。反対に、痛くない病気ほど怖いといえるでしょう。癌がそうですが、最後には痛みを伴うものの、初めは何も症状がないことが多いですからね。血液中の尿酸値が7ミリを超えると高尿酸血症と言いますが、それを放置すると体内に尿酸が蓄積していきます。その蓄積した尿酸が関節内に折出し痛風関節炎を起こします。しかし、お薬によって痛みを和らげることは十分に可能です。
痛風は腎臓が悪くなることが多く、成人病を合併することが多く、高血圧や糖尿病を伴ったり、肝臓や循環器にも病気のある方が多いです。ゆえに勤務医時代は、痛風を通して関連する病気をたくさん診てまいりました。その知見を生かし、麹町内科の患者さんを診ていければと思っています。

多様なニーズに的確に応えていく

場所柄、患者さんはお勤めの方が多いのですが、最近では近隣にお住まいの方も増えています。ご病気としては、先に申しあげました成人病やアトピー性皮膚炎のご相談が多いのですが、一連の元気療法のニーズも高いものがあります。
当院でプランセンタ注射を始めたのは、今から13、4年ほど前のこと。当時、1本3000円が平均だった頃に1000円でスタートしました(※現在は1200円)。プラセンタに限らず、元気療法的なものは継続的に受けてこそ効果が上がります。それを考慮し、出来る限り費用を抑えてあげたいと考えたのです。
ご病気だけではありません。少しでも元気になりたいし、きれいになりたいと思われるのは自然なこと。そのニーズに的確に応えていくのも私たちの役割と考えています。

これから受診される患者さんへ

私の母校である東京慈恵会医科大学では、「病気を診ずして病人を診よ」という医訓があります。医師はとかく病気にだけ目がいってしまうもの。病気を治すことはもちろん大切ですが、患者さんご自身の希望を汲んで治療を選択していくことが大切です。患者さんあっての治療ということを忘れてはならないのです。どうぞあなたが抱える悩みや想いをしっかりお聞かせください。『麹町内科』では話し合いを重視し、患者さんの希望に応えられる医療を提供してまいります。

※上記記事は2021年1月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

河野 英雄 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:ドライブ
  • 好きな作家:池井戸潤
  • 好きな映画:黒澤映画
  • 座右の銘:「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり」
  • 好きな音楽:歌謡曲
  • 好きな場所:海

グラフで見る『河野 英雄 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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