難波 純英 院長
JUNEI NANBA
患者さんの訴えに丁寧に耳を傾け
分かりやすいアドバイスを
埼玉医科大学を卒業後、大学の関連病院に在籍して12年あまり経験を重ねる。皮膚腫瘍科でがん治療に携わるなど豊富なキャリアをもとに、「地下鉄赤塚駅」そばに開業。
難波 純英 院長
なんば皮膚科
練馬区/田柄/地下鉄赤塚駅
- ●皮膚科
- ●小児皮膚科
父と同じ皮膚科医になり、皮膚の病気を幅広く診療
父が皮膚科の開業医であったことは大きいですね。父が地域に根差した医療をおこなっていたことは子どもながらに深く感じていて、「同じ道を進んでみたい」という気持ちが、この道に導いてくれたような気がします。
埼玉医科大学を卒業後、大学の関連病院で12年余りを過ごしました。大学の皮膚科の教授は、オールラウンドな皮膚科を掲げておられました。皮膚に出ているものはすべて診る、ということです。湿疹や虫さされはもちろん、髪の毛や爪、お口の中も含めて、外から見えるものはすべてを診るという信念があったのです。その中には、数こそ少ないものの皮膚のがんというものもあり、私は皮膚腫瘍科に籍を置き、集中してがんの治療に取り組んでいたこともありました。
埼玉は東京と比べると大学病院が少ないので、そのぶん患者さんが集中する傾向にあったと思います。様々な病気を経験出来たということはプラスになっていると思いますし、大変でしたがやりがいのある職場でした。
2013年に『なんば皮膚科』を開院致しました。大学病院は、言わば最後の砦。それももちろん大事ですが、皮膚科の場合は、長くその人の経過を診て、生活に至るまで把握してこそ、有効な治療につなげられるという面もあります。そうした点を考慮し、また、医師として今後やっていきたいことを問いかけ、開業という決断に至ったのです。
クリニックは東京メトロ・地下鉄赤塚駅から徒歩2分の場所にあります。この場所にしたのは、子どもの存在が大きかったかもしれません。やはり子どもが出来ると、自分が住む地域をより強く感じるものです。妻も含め、家族みんなが近いところで過ごしていくことを考え、この地に開設しました。
さまざまな年代の患者さんにあわせて、あらゆるニーズに対応
生まれたばかりのお子さんから100歳近い高齢の方まで様々な年齢層の患者さんが来院されます。年代によって起こる疾患は変わってきますが、湿疹から水イボ、ニキビ、虫さされにスキンケアの相談と、本当に様々ですね。
一般の方にとって、皮膚科がどこまで診てくれるものか、定かではないようです。先程も話しましたが、髪の毛から爪、口腔内に至るまで、外から見えるものはすべて診るのが皮膚科ですから、どうぞお気軽にご相談いただければと思います。
診療科目に小児皮膚科を掲げているのは、「皮膚科って子どもも診てくれるの?」という方への配慮から。皮膚科に限ったことではありませんが、お子さんを連れてクリニックに足を運ぶのは大変なことです。そのためキッズスペースを設けて、皆様がご利用しやすいようにと心掛けています。
私は腫瘍を専門としてたこともあり、皮膚科一般の診療に加え、粉瘤やほくろの除去といった手術もおこなっています。転移が疑われるもの、あるいは転移を起こしそうな腫瘍は大学にご紹介をする形をとっていますが、悪性度の低いものに関しては腫瘍の切除をおこなっています。
患者さんの訴えに丁寧に耳を傾け、不安を取り除く
しっかりとお話をうかがい、患者さんから出来るだけ多くのものを引き出したいと考えています。お話を聞かないことには判断しづらい面があります。たとえば、同じように見える腫れであっても、ばい菌が介在しているものだったり、ぶつけて腫れているだけだったり。虫さされも、何の虫かにもよりますし、お薬による薬疹という場合もあります。皮膚科の病気は原因が1つではないことが多いので、特定するためにも、お話を聞くことが大事になってきます。
患部を拝見し、ある程度絞ってお話をうかがい、話が噛み合って、そこで初めて診断に至ります。患者さんはよく分からないからいらっしゃるのであって、見えるものをしっかりとご説明し、不安を取り除いてあげることに集中していきたいと考えています。
分かりやすいアドバイスを心がけて、子育てを頑張るお母さんをサポート
スキンケアは、どのお母さんも一生懸命されてるんですよね。ネットで調べたり、本を読んだり、勉強も相当されています。ただ、お母さんが子ども達を大事に思うあまり、間違った情報を信じ込んでしまうケースが少なくありません。
「保湿が良い」と聞くと、かゆい最中にローションを塗ってしまい、それで余計に染みてしまう。懸命に軟膏を塗ってあげても、布団の中で掻いてしまい、せっかく塗ったものがすべてとれてしまう。ちょっとしたボタンの掛け違いのようなものですよね。どうすればしっかりとしたスキンケアになるのか。具体例をアドバイスしていくのが私たちの役割と考えています。
皮膚科の病気は、すべてが即座に効果が出るものではありませんが、困ってることは何でもご相談いただければと思います。
これから受診される患者さんへ
スタッフを含め、患者さんを家族と思い、寄り添っていくことを心掛けています。私としては、診療もコミュニケーションの一貫として考えていて、皆様とお話が出来ることを楽しみながら進めていきたいと考えています。どうぞお気軽にいらして、なんでも話していただきたいですね。
皮膚のかかりつけ医として、皆様の身近なクリニックとなれるよう、今後も頑張っていきたいと思っています。
※上記記事は2015.5に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。
難波 純英 院長 MEMO
- 出身地:岡山県
- 趣味:旅行
- 好きな本:医学関連書籍、ビジネス書、実生活に役立つ本
- 好きな映画:子どもと一緒に観られる映画
- 好きな言葉:一期一会、楽あれば苦あり、苦あれば楽あり
- 好きな音楽:オールジャンル
- 好きな場所:八ヶ岳
グラフで見る『難波 純英 院長』のタイプ
穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
穏やかで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
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