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植益 不二男 所長

FUJIO UEMASU

優しく、親切丁寧に、コミュニケーションを大切に
子供たち1人1人の健やかな成長を見守る

徳島大学医学部を卒業後、研修医として国立立川病院へ。小児科を専門に診療を続け、昭和大学江東豊洲病院などで経験を積む。『セツルメント診療所 分院』の設立にあわせて所長となり、地域の子供たちの健やかな成長をサポートしている。

植益 不二男 所長

植益 不二男 所長

セツルメント診療所 分院

足立区/東和/亀有駅

  • ●内科
  • ●糖尿病内科
  • ●代謝内科
  • ●小児科
  • ●精神科
  • ●心療内科

医師になって30年あまり、小児科医として経験を重ねる

植益 不二男 所長

私が医師になったことには、海外のテレビドラマが影響しているかもしれません(笑)。高校生のころ、「逃亡者」というドラマの主人公に憧れを抱いて、外科医になりたいと考えるようになったんです。徳島大学医学部を卒業した後は、東京都立川市にある病院で研修をしました。循環器科、外科、小児科など、いろいろな科を経験する中で、はじめは小児科を敬遠する気持ちがあったんですね。ところが、思いがけないご縁と言いますか、人と人とのつながりがありまして、昭和大学江東豊洲病院の小児科でお世話になることになったんです。
当時、私を昭和大学に誘ってくださった教授が『セツルメント診療所』の外来を担当していらしたこともあり、私も大学病院で診療する傍ら、週に2日ほどのペースでこちらに来て、外来診療をお手伝いしていました。そして、1998年の分院創設に伴って常勤の医師となり、長きにわたって地域に根差した診療を続けてきました。

本院や大学病院と連携をはかりながら、安心の医療を提供する

植益 不二男 所長

『セツルメント診療所 分院』では私の専門分野である小児科を中心に、心療内科や糖尿病外来、ショートステイなどにも対応しています。設立時には、小児科に特化した診療所にする計画もあったのですが、地域のみなさまの健康に幅広く貢献できるようにと考えて、今のようなスタイルになりました。
現在、私自身は小児科の診療を中心に、ショートステイにいらっしゃる方々の健康管理などをサポートしており、心療内科や糖尿病外来については、それぞれ専門の先生にお越しいただいています。19床のベッドを備え、往診も含めて幅広い診療をおこなう本院に加えて、分院ではより専門性の高い医療をご提供しているという形になるでしょうか。必要な場合には、大学病院などとも連携をはかりながら、地域のみなさまの健康をしっかりと見守っていきたいと思います。

豊富な知識と経験をもって、子供たち1人1人の成長をサポート

植益 不二男 所長

本来は、「子供の病気は小児科で診る」というのが基本です。鼻水が多いからと耳鼻科を受診したり、インターネットで検索して情報を集める保護者の方も多いと思いますけれど、症状のあらわれ方や治療の方法は1人1人異なるものです。その子その子の症状を見極め、発育や成長までトータルに診られるのが、私たち小児科医です。症状の経過を見守り、適切な治療につなげていくためにも、お子さんの様子に気になることがあったときには、ぜひ小児科を受診していただきたいと思います。
たとえば「川崎病」などは、発熱からはじまって症状が徐々に変化していく病気ですから、今日の様子はどうか、明日の様子はどうか、という感じに経過を追っていく必要があるんですね。もちろん、入院加療が必要と判断すれば、大学病院などへご紹介することになりますけれど、そんなときでも私自身の責任として診断をつけ、後を引き継ぐドクターにお伝えするようにしています。重い病気を見逃さず、助かる病気は必ず治す。私はいつも、こうしたことを心に留めて、日々の診療にあたっています。

診察時のコミュニケーションを大切にしながら、適切な治療につなげる

私が医師になった30年ほど前に比べると、子供の数そのものが減りましたし、怖い病気にかかる子供も少なくなりました。その理由としては、ワクチン接種が広く浸透していること、医学の進歩などが挙げられるでしょう。生後2ヵ月からスタートするワクチン接種を適切な時期に受けることで、生死にかかわる病気を発症するリスクを避けられますし、喘息などは非常に有効な治療薬が開発されたことで、入院を必要とする子供がほとんどいなくなりました。子供の頃からずっと診ている子が、成長した今も何かあったときには私を頼ってくれたり。そんな風に、ずっと長くお付き合いが続いていくことは、医師として本当に嬉しいことだと思います。
診察の際は、子供たちの症状を正しく診断するために、何よりも大切になるのが「問診」です。今は、共働きの方もたくさんいらしてお忙しいとは思いますが、子供たちの日頃の様子をしっかり把握されている方に付き添っていただくことが理想ですね。私としても、子供たちや保護者の方たちとのコミュニケーションを大切に、いろいろな角度から情報を聞きだそうと工夫していますけれど。保護者の方々にもぜひ、「いつもと何が違うのか」「いつから様子がおかしいのか」など、小さな変化を見逃さないようにしていただければと思います。

これから受診される患者さんへ

『セツルメント診療所 分院』は、JR「亀有駅」から歩いて15分ほどの住宅地にあります。私の願いは、すべての子供たちが健やかに成長してくれること。そのためにも、積極的にコミュニケーションをはかって、怖い病気を見逃さないようにしたいと思っています。「優しく、親切丁寧に」をモットーに診療しておりますので、何か気になる症状がありましたら、お早目にご相談いただきたいと思います。

※上記記事は2017年11月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

植益 不二男 所長 MEMO

  • 出身地:鹿児島県
  • 趣味・特技:音楽鑑賞
  • 好きな本・愛読書:ドフトエフスキー
  • 好きな映画:洋画
  • 好きな言葉・座右の銘:好きに生きる
  • 好きな音楽・アーティスト:クラシック
  • 好きな場所・観光地:自宅・クラシックが流れている所

グラフで見る『植益 不二男 所長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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