藤本 和幸 院長
KAZUYUKI FUJIMOTO
患者さんのニーズに応えるとともに、その先の幸せな人生をサポート
防衛医科大学校卒業。同大学附属病院研修医を経て、自衛隊中央病院理学診療科に勤務。青梅市立総合病院勤務を経て、1996年に『藤本クリニック』を開設( JR「上野駅」より徒歩10分、JR「日暮里駅」より徒歩7分、 東京メトロ千代田線「根津駅」より徒歩10分)。
藤本 和幸 院長
藤本クリニック
台東区/上野桜木/根津駅
- ●内科
- ●整形外科
- ●リハビリテーション科
- ●皮膚科
- ●心療内科
- ●精神科
「疾患・年齢・時間を問わず」をモットーに
当クリニックは、「疾患・年齢・時間を問わず」を開院当初よりモットーとしており、ご高齢の方からお子さんまで、幅広い層の方にご利用いただいています。標榜科としては内科・整形外科・リハビリテーション科を掲げてはおりますが、それのみを診るというわけではなく、お身体のことでしたらあらゆるものを診させていただきます。地域のかかりつけ医とは本来、そういうものだと考えるからです。
この考えは、母校である防衛医科大学校の設立理念に影響されたところがあるかもしれません。総合診療医の育成を掲げていた防衛医大では、臓器を診るのではなく、その人のすべてを診るという考え方がありました。この辺りは大学病院が多いところですから、専門医志向がもともと強い場所だったわけですけども、その地域にあり、住民の身近にあるかかりつけ医としては、専門によらず、あらゆるものを診るという姿勢が求められると思うのです。
患者さんのニーズに応え、将来必要なことも見立てていく
医学的な根拠に基づいた診察をおこない、診断結果から必要な検査をおこない、適切な治療をおこなうということが基本としてはあるわけですけども、その上で、患者さんのニーズに応えるということを常に心掛けています。5分、10分という限られた枠の中で、患者さんが何を望まれているかということをいかに早く察し、それに応えていくということが求められるのです。
また、これからは今この瞬間だけの見立てではなく、予後予測というものが必要になってくるでしょう。現在の医療レベルであれば、大概の病気についてはその場で診断が可能です。今後より重要になっていくのは、その人がこれからどういう未来をたどるか、という見立てにあろうかと思っています。その見立てに基づき、生活習慣の改善なり、検査の必要性なりを患者さんに情報提供しなくてはならないのがかかりつけ医だと思うんですね。
住み慣れた環境で安心して療養生活を送っていただく
クリニックでは、現在、1,500名を越える患者さんを訪問診療・訪問看護(訪問リハビリテーションを含む)で拝見しています。
私は大学時代、リハビリテーション科に籍をおいていました。皆さん、退院までリハビリに励まれるわけですが、当時は社会のシステムが今よりも整ってなかったものですから、退院した途端、リハビリがおこなえなくなってしまうんですね。それは非常によろしくないことと思っていたものですから、勤務の合間を縫い、個人的に往診をしていたことが今につながっています。
また当然のことながら、訪問診療では看取りもおこなうことになります。病気を治し、楽にしてあげるのも我々の役割ですが、最後のところを見守ることも、在宅診療に関わるものにとって非常に重要なことになります。私1人でそのすべてを診るというわけにはまいりませんが、幸い、当クリニックは医療法人という形をとっており、協力してくださる先生が各地にいらっしゃいます。病診連携も重要ですが、今後はより、地域のお医者さん同士の連携が不可欠になってくると考えています。
「病気にならない幸せな人生」を送っていただくための遺伝子検査
将来の見立て、というお話をしましたけども、クリニックでは遺伝子検査を実施しています。
今や、癌は不治の病ではなくなりました。医学の発達により、癌の種類によっては治癒することは難しいことではなくなっています。ただし、それらはすべて、早期発見が条件です。しかし、癌は「いつ頃から、どのくらいに、どのように発芽するか?」ということが不明なために、レントゲンやMRI等での画像で発見された時には、手遅れであることが多いのが現状なのです。
当クリニックでは、レーザー探知機のように癌の居場所や動きを察知しえる、がん遺伝子検査をおこなっています。遺伝子レベルでご自身の癌が発症するリスクを部位別に診断出来ることで、未病の段階での予防が可能になるのです。
こちらではがん遺伝子検査、長寿遺伝子検査、未病検知検査のほか、オプションとしてさまざまな検査も導入しています。「病気にならない幸せな人生」を送るための有効な手段として、是非ご活用ください。
これから受診される患者さんへ
医療資源には限りがあります。大病院志向であった時代、あらゆる病気をお持ちの方が病院に殺到し、パンク状態になっていたわけですけども、それもかかりつけ医という存在が浸透するにつれ、徐々に緩和されつつあります。
この地域は、近くに大きな病院があるにも関わらず、そうした医療資源の活用が上手い方が多いという感想を持っています。お身体のことで何かありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。地域に根を張るかかりつけ医として、医療の窓口としての機能を果たしていきたいと考えています。
※上記記事は2018年8月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
グラフで見る『藤本 和幸 院長』のタイプ
エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
エネルギッシュで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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