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岩間 義孝 院長

YOSHITAKA IWAMA

循環器専門医としての知識とスキルをもって
「睡眠時無呼吸症候群」を中心にした診療をおこなう

順天堂大学医学部を卒業後、循環器を専門に大学病院や関連病院で診療。15年にわたって経験を重ねた後、「小伝馬町駅」からすぐのビル2階に開業。

岩間 義孝 院長

岩間 義孝 院長

日本橋循環器科クリニック

中央区/日本橋小伝馬町/小伝馬町駅

  • ●内科
  • ●循環器内科
  • ●アレルギー科

祖父や父と同じ医師になり、循環器を専門に

岩間 義孝 院長

私は北海道の出身なのですが、祖父は開拓の時代に北海道に入った医師であり、父もその2代目として、内科から皮膚科まで幅広く診療する「町医者」をしています。私が生まれる前に他界した祖父の姿は知りませんけれど、助産師であり、私を取り上げてくれた祖母からはいつも「跡取りになりなさい」と言われて育ちました。実際に、父が診療する様子を目にしてきた私にとって医療はとても身近なものでしたけれど、明治生まれの祖母からの「洗脳」に近い教育方針には反発をしていた時期もありまして(笑)。今、こうして医師になっているのは、受験勉強の合間に読んだキューブラー・ロスや柳田邦男の作品に感銘を受け、医師という仕事の「やりがい」のようなものを再認識したことが大きかったですね。
内科医を希望して、とくに循環器を専門にしましたのは、学生時代いちばん苦手な分野だったから、というのが正直なところです。心電図の読み方一つにも苦労しましたし、実際に患者さんの診療をするようになってからも、なかなか教科書通りにはいかなくて。それでも、心臓や血管の病気を患う患者さんの診療にあたり、命と向き合う日々のなかで、知識とスキルを高めてきました。

循環器疾患や生活習慣病と「睡眠時無呼吸症候群」の関係性に着目して

岩間 義孝 院長

大学病院に在籍していた頃は、心臓や血管に重大な疾患を抱えていらっしゃる患者さんを治療することがほとんどでした。そうした患者さんの診療を続けるなかで、心筋梗塞をはじめとした命にかかわる病気にさせないような、予防的な医療に携わっていきたいと考えるようになったんです。私が「睡眠時無呼吸症候群」を専門にするようになった当初、この病気は世間でほとんど認知されていませんでした。その後、2003年の山陽新幹線事故をきっかけに認知されはじめ、最近では心不全や心筋梗塞、生活習慣病などとの関係性も知られるようになってきました。
とは言いましても、これまで睡眠時無呼吸症候群に対応する医療機関は大学病院の専門外来などに限られていて、忙しいビジネスパーソンが受診するには少々ハードルが高いものがありました。そこで私は症状の改善や重大疾患の予防、健康管理までをサポートできるクリニックとして、2007年に『日本橋循環器科クリニック』を開設したのです。循環器科の医師として睡眠時無呼吸症候群を専門に診療してきた経験をもって、生活習慣の予防・治療を行う事のできるクリニックを目指して診療を続けております。

睡眠時無呼吸症候群であるか否かを知るために、まずは簡易検査の受診を

岩間 義孝 院長

母校である順天堂大学との病診連携も視野に入れ、小伝馬町駅近くにクリニックを構えてから、もう10年ほどになるでしょうか。有り難いことに他院から患者さんをご紹介いただいたり、当院で治療をされた患者さんが親しい方をご紹介くださったり、多くの患者さんに足を運んでいただいています。私の診療スタイルにご支持をいただいていることを嬉しく思う一方で、睡眠時無呼吸症候群にお悩みの患者さんがこれほど多くいらっしゃるのだと、身が引き締まる思いですね。
就寝中に「いびき」をかく方のほとんどに睡眠時無呼吸がみられると言われますけれど、朝スッキリ起きられない、日中に眠気がある、夜間頻尿や胸やけといった症状がありましたら、ぜひ睡眠時無呼吸症候群であるか否かを診断する検査を受けていただきたいと思います。当院の簡易検査は、ご自宅に居ながら検査を受けていただくことが可能。検査費用も3,500円ほどと、入院を伴う検査に比べて10分の1程度ですから、さまざまな面で患者さんのご負担が少ない検査と言えます。忙しいビジネスパーソンにも無理なく通院していただけるように午後8時まで診療しておりますので、ぜひお気軽にご相談いただきたいと思います。

患者さんの理解を深めるため、分かりやすく・丁寧な説明を心がける

もしも睡眠時無呼吸症候群と診断された場合には、その重症度に応じて治療をおこないます。中心となるの「CPAP(持続陽圧呼吸)療法」で、就寝中に鼻にマスクを装着することによって気道を確保するという方法。治療を続けるうちに睡眠の質が上がって、「良くなりました!」と言って、喜んでくださる患者さんがたくさんいらっしゃるんですよ。実は、診察室の入り口に飾ってあるペン画は患者さんがプレゼントしてくださったのですが、その方もCPAP治療によって「集中力が保てる」ようになったのだとか。患者さんに喜んでいただけることは私自身も嬉しいですし、たくさんの感謝の言葉を励みに、「また頑張ろう」と想いを新たにしています。
CPAP療法は症状を緩和することが主な役割になりますので、患者さんとは年単位のお付き合いが続いていくケースが多いものです。そのため、私は患者さんとのコミュニケーションをとても大切に考えていて、診察室ではいつもきちんと目線をあわせてお話をするようにしているんです。また、ご自分の症状や治療内容について理解を深めていただくために、画像やデータなど目で見て分かりやすい資料をたくさんご用意して。たとえば、「しんしつせい・きがい・しゅうしゅく」という病名であるならば、「心室性期外収縮」と漢字でメモ書きをしてお渡しするなど、とにかく分かりやすく説明することには心を配っているつもりです。私自身も白衣ではなくポロシャツ姿で診療していますので、患者さんもどうか身構えることなく、何でも気軽にご質問いただきたいと思います。

これから受診される患者さんへ

『日本橋循環器科クリニック』は東京メトロ「小伝馬町駅」1番出口から徒歩30秒のビル2階にあり、睡眠時無呼吸症候群の診断・治療を中心に、風邪の治療をはじめとした内科全般、各種予防接種などを通して皆様の健康をサポートしています。睡眠時無呼吸症候群は、BMIの数値が25以上の肥満気味の方、顎が小さめの方に多くみられる疾患です。もしも原因が肥満によるものであれば、食生活や運動習慣を見直すことで、症状を改善していくことも可能。実際に当院には、毎日の食事を用意される奥様と一緒に、ご夫婦そろって通院なさっている患者さんも多くいらっしゃいます。もしも、ご家族からいびきや無呼吸を指摘された方がいらっしゃいましたら、まずは検査によってご自分の体のことを良く理解して、将来的なリスクに備えていただきたいと思います。

※上記記事は2017年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

岩間 義孝 院長 MEMO

循環器専門医

  • 出身地:北海道
  • 趣味:音楽鑑賞&演奏(ベース担当です)、スキー
  • 好きな作家:村上春樹
  • 好きな映画:クリント・イーストウッド作品
  • 座右の銘:小確幸
  • 好きな音楽:ジャズ、ソウル、ファンク
  • 好きな場所:スキー場

グラフで見る『岩間 義孝 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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