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井上 幸彦 院長

SACHIHIKO INOUE

目指すのは「親しみやすい町のお医者さん」
お子さんからご高齢の方まで幅広い症例を見る

日本医科大学卒業後、医局へ入局。形成外科医としてさまざまな研鑽を積むとともに、救急救命医療にも関わる。2003年、白金坂の上診療所を開院(南北線・都営三田線 白金台駅1番出口 徒歩1分)。 

井上 幸彦 院長

井上 幸彦 院長

白金坂の上診療所

港区/白金台/白金台駅

  • ●内科
  • ●内科
  • ●小児科
  • ●小児科
  • ●形成外科
  • ●形成外科
  • ●皮膚科
  • ●皮膚科
  • ●放射線科
  • ●放射線科
  • ●アレルギー科
  • ●アレルギー科

医師の家系が医学の道を目指すきっかけに

井上 幸彦 院長

私は医師の家系で育ちました。父や祖父、兄弟や親類にも医師がおり、医学の道を目指したのは環境の影響が大きかったと思います。高校時代から人の役に立ちたいという気持ちがあり、将来は医師か教師になりたいという希望を持っていましたが、最終的に医学の道を選んだのは、医療を身近に感じていたからかもしれません。
私たちの頃は今のようにさまざまな診療科目を体験するインターンという制度はありませんでしたので、大学卒業後は医局へ入局します。専門として選んだのは形成外科。もともと一般外科医になろうと考えていたのですが、研修の時に目にした形成外科の手術に惹かれました。当時は新しくできた科だったため、新たなことにチャレンジしたいと考えたんです。
入局後は、形成外科医として関連病院などさまざまな場所で診療し、最終的に医局長を務めました。将来は研究よりも臨床医として、患者さんに関わりたかったので、そこから救命救急の部門を選択。自分の専門である形成外科以外の症例も担当し、全身管理もおこないました。救命の現場では外傷だけでなく、さまざまな症例の患者さんが運ばれてきます。内科について勉強する必要もあり、その時に勉強したことや、全身管理をおこなった経験が今の診療にも生きていると感じています。その後叔父の病院で外来や往診など、開業医として必要なことについて学んだ後、2003年、白金坂の上診療所を開院しました(南北線・都営三田線 白金台駅1番出口 徒歩1分)。

アンティークで居心地のよい院内

井上 幸彦 院長

当院のあるこの建物はもともと何もない状態でご紹介いただきました。医院名も含め、どのようにしようか…とかなり悩みましたね。クリニックと言えば、白の外装に内装…という所が多いですが、私はそういう雰囲気がどうにも落ち着きません。患者さんに長時間過ごしていただく場所でもあるので、できるだけ落ち着いた雰囲気にしたいと考えました。もしかしたら、今どきのクリニックらしくない方がいいかもしれない…。古いものの収集が私と家内の趣味でもあるので、古い物を集めた空間をイメージしてみました。ステンドグラス、古い電燈、アンティークなテーブルなどを集め、最終的に大正時代を思わせる内装になりました。天井や床、壁も同じコンセプトで内装を統一しています。医院名も横文字ではなく、白金坂の上診療所という古風な名前に落ち着きました。一見するとカフェのようで、落ち着ける感じになっていると思います。ぜひ一度足を運んでいただきたいですね。

親しみやすい町のお医者さんを目指して

井上 幸彦 院長

今の医療は診療科目ごとに細分化され、より専門性の高い治療を受けることができます。それ自体はとてもすばらしいことなのですが、反面、患者さんがどの医療機関を受診すればいいのか判断しづらい、というデメリットが存在します。また、日常的に気軽にかかれて、何でも相談できる、しかも病気の経過観察をしてくれる…といういわゆる「家庭医」という役割が必要なのではないだろうか…。私はずっとそう考えていました。当院を開業したのは、こうした患者さんに身近な医療を自らのライフワークにしようと決心したからです。
診療内容は基本的に内科が中心ですが、何かお困りでいらっしゃる患者さんは科目を問わず拝見しています。基本は誰が来ても何とかします…ということをコンセプトにしています。
今まで私が救急診療の現場で培った経験とともに、また、幸い私の周りには形成外科や、小児科、外科、放射線科など専門性の高いドクター方がいらっしゃいますので協力いただき、幅広い診療を提供しています。目指すのは困ったことは何でも相談できること、そして「親しみやすい町のお医者さん」です。もちろん、当院だけで全ての病気を治療できるものではありません。入院・手術が必要な場合に備え、大学病院を始めとした外部の医療機関と連携した治療をおこないますのでご安心ください。
レントゲンやエコー、心電図などさまざまな機器をそろえ、お子さんからご高齢の方まで診療しています。また、皮膚の腫瘍や美容関係の局所麻酔をしておこなう、形成外科の外来オペも可能です。各種の健康診断や予防接種など病気の治療から予防までご相談いただきたいですね。再診の方で具合が悪く、どうしても医院まで足を運べない…という方には往診もおこなっており、スマホを活用した遠隔診療も始めました。往診では皮膚の腫瘍やトラブルの簡単な手術も可能ですので、お困りの方はお問い合わせください。
クリニックのある白金には幅広い年代の方がお住まいです。2003年の開院以来、当院には地域にお住まいの多くの患者さんに来て頂いていますが、当時赤ちゃんだった方が学生さんに。お子さんだった方が赤ちゃんを連れて受診されることも増えて来ました。時の流れを実感しています。皮膚科と小児科など複数の症状で受診される方や、ご家族をご紹介いただくことも多く、すこしは町のお医者さんに近づけたのかな…と感じています。何年も通っていただいている方も多く、親子で受診される方もいらっしゃいます。これからも患者さんのニーズに応えるため、可能な限りさまざまな医療を提供していきたいと考えています。

総合健康診断からがんのPET検査まで幅広い健診メニュー

当院が目指しているのは町のかかりつけ医として、地域の方の診療をおこなうこと。診療と同様に大切になるのが、普段からの健康管理です。当院では、各種の健康診断にも力を入れています。通常の健康診断に加え、企業向けの雇用健康診断やがんドックなどさまざまなタイプの健康診断に対応しています。
また、企業検診などで定期健診を受けられている方の中には、PETや腫瘍マーカーを使用したがんに特化した健診を追加されている方もいます。通常の検査では発見が困難な小さながんを見つけられる可能性があるのが特徴です。採血などは当院で、画像の検査は近隣の提携医療機関に移動して受けて頂きます。がんの家系で不安な方、企業検診で要精密検査とされた方などは受診をご検討いただければと思います。他にも、遺伝子検査で認知症になりやすい体質かどうかを知ることもできます。
お勤めの方は普段の健診を受けていても、なかなか本格的にご自分の体について振り返る機会は少ないのではないでしょうか。長期休暇や退職したなど、人生の節目でこうした専門的な健診を受けていただければがんを早めに発見できます。健診でひっかかることが多い、ご自分の健康が気になる…といった方は一度ご検討頂ければと思います。当院は港区の健診事業にも対応していますので、対象の方はこうした公的な制度も活用して健康管理をしていただければと思います。

これから受診される患者さんへ

よく、患者さんの中に「こんなことで受診していいの」という方がいらっしゃいます。例えば、転んでけがをした、予防接種を受けていいのか分からない、体がだるい…男性更年期など、検査しても異常が出ないなど理由はさまざまです。しかし、そうした時にみなさんが感じるのは「このケガや体調不良はどこに相談したらいいんだろう」…ということではないでしょうか。当院は町のお医者さん、家庭医として地域の方の役に立ちたいということをモットーに開院しました。一人一人の患者さんに向き合い、患者さんの要望があれば、可能な限りそれに沿う形でその人にできる最善のことを提供したいと考えています。お肌のアンチエイジングなど美容医療もおこなっていますので、日頃、体のことで何かお困りのことがあれば、遠慮なくご相談頂ければと思います。

※上記記事は2018年4月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

井上 幸彦 院長 MEMO

  • 出身地:神奈川県
  • 趣味:古い物を集めること、ゴルフ、トレーニング、自転車
  • 好きな本・作家:ビジネス誌、医学専関係の雑誌・小説、政治関係の書籍
  • 好きな映画:最近見る時間がなかなかないですが、見るとすれば医学系のものかドキュメンタリー物
  • 座右の銘・好きな言葉:一期一会
  • 好きな音楽:ジャズ
  • 好きな場所: ジム、子どもと行ける場所

グラフで見る『井上 幸彦 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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