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原本 泉 先生

IZUMI HARAMOTO

皮膚科・内科・整形外科。それぞれの専門家が集い、トータルで健康をサポート

聖マリアンナ医科大学卒業。同大学病院皮膚科に在籍。1993年に『 原本クリニック』を開設（東急池上線「池上駅」より徒歩10分）。現在に至る。

原本 泉 先生

原本 泉 先生

原本クリニック

大田区／池上／池上駅

  • ●内科
  • ●内科
  • ●整形外科
  • ●整形外科
  • ●皮膚科
  • ●皮膚科
  • ●アレルギー科
  • ●循環器内科
  • ●循環器内科
  • ●呼吸器内科
  • ●呼吸器内科
  • ●消化器内科
  • ●消化器内科
  • ●アレルギー科

皮膚科の奥深さに魅せられて

原本 泉 先生

両親が共に医師でした。父も母も「お医者さんになりなさい」とは言いませんでしたが、やはり馴染みがあったのでしょう、最も身近な職業として、この道を選ぶということになったのです。
大学卒業後は、母校の皮膚科学教室に残りました。子供がすごく好きだったものですから、当初は小児科医になろうと思っていたのですが、皮膚科医で母の親友だった方の勧めを受け、この科を選びました。
今では、この仕事は天職だと思っています。皮膚科は、どれだけ多くの症例を見てきたかということが肝になります。とにかく多くの疾患がありますから、見たもの勝ち、という面があるんですね。実際に目にしたもの、文献で読んだもの、頭の中に画像が残っていれば、診断の際に助けになります。珍しい疾患の場合、確定診断は大学病院等に委ねることになりますが、答えが返ってきて、自分の見立てが間違ってなかったということを知った時は、それはそれで嬉しいものなのです。
皮膚の病気は見た目でわかりますし、死に直結するケースが少ないところから、簡単に見られがちかもしれません。ですが、多くの経験が真理にたどり着くという意味において、本当に奥深くて、やりがいのあるものなのです。

専門性の異なる3人のドクターが診療を担当

原本 泉 先生

当クリニックは主人の父が1955年に開設したもので、1993年より私と主人が加わり、いまの形になりました。一風変わった建物に見えますが（笑）、これは主人がデザイナーさんと共に設計したものです。待合室から各診療室にかけては、木をふんだんに用いて柔らかな雰囲気が出るよう配慮しています。また、院内はコンテンポラリーアートギャラリーとして、各所に絵やお花が飾ってあります。病院って、入るだけで気が滅入ってしまうところがありますよね。そこにアートがあることで、患者さんの気持ちが少しでも和らぐのではないかと思うのです。
診察は、皮膚科医である私と、整形外科医である父、そして内科医である主人が担当しています。どうしてもお年を召してきますと、気になることが1つではなくなってきますよね。ここでは、1つのカルテで情報を共有し、1人の方を3人の医師がそれぞれ診ていくという形をとっています。複数の医療機関を受診されるのは、患者さんにとって負担のあることでしょう。バリアフリーでエレベーターが備わっているということもあり、1つ所ですべてを診られるという点でも、多くの方に重宝していただいています。

保険診療を中心に患者さんのニーズに応える診療を

原本 泉 先生

勤務医時代はしみの研究をメインにおこなってきましたが、こちらではアトピー性皮膚炎や蕁麻疹等、一般によくみられる疾患を保険の範囲内で診療していくことが主となっています。
導入してから7、8年が経つことになりますが、エキシマ光線療法も保険適応のものになります。エキシマ光線療法は主に白斑の治療に使用されるもので、そのほか、アトピー性皮膚炎や円形脱毛症、尋常性乾癬など、難治性疾患にも効果が認められています。ひと昔前は、こうした機械は大きな病院でなければなかったのですが、機器を導入したことにより、多くの方に喜ばれています。
専門分野でもあり、しみやしわ、ニキビ跡の治療等にも、もちろん対応しています。せっかく治ったのなら、よりキレイに、というのが人の心というものでしょう。基本的な方針として保険診療がメインとなりますが、それにプラスアルファ、患者さんのニーズにできるだけ添えるようにと考えています。

しっかりとしたコミュニケーションをとり、納得して治療に臨んでいただけるように

クリニックではお薬のサンプルを集め、患者さんにお見せしています。私もそうなのですが、お薬の区別は、キャップの色でしているものなんですよね。でも、緑のキャップのお薬はたくさんあるわけで、その区別をつけるために、サンプルをご覧いただいているのです。
同じお薬であっても、たとえばステロイドなどは、その強さによって段階が細かく分かれています。知らないまま、区別をつけずに使われてしまっている方が多いのですけれど、ステロイドは長期運用していると副作用が生じてしまいますから、慎重に検討をする必要があります。どのお薬を使い、どのような効果があったのか。それを知って適切に処方するために、お薬の種類を知っておく必要があるんですね。
様々な疑問があっても、医師に遠慮してしまい、たずねるのを躊躇されてしまうことがよくあるかと思います。ここでは、わからないことがあれば、事前にメモを書いてもらい、持ってきていただくようにしています。その場ですべてが解決できるとは限りませんが、わからないことは調べて、後日、必ずお伝えするようにしています。大事なのは、やはりコミュニケーションだと思うんですね。納得して治療に臨んでいただき、できる限り早く治るよう、あらゆる機会を通じ、患者さんとしっかり対話をしていきたいと思っています。

これから受診される患者さんへ

『原本クリニック』では、レントゲンや内視鏡、エコー等、各種の検査機器を備えています。また、メディカルエステティックも併設しており、多様なニーズに対応できる体制を備えています。さらに、専門性の異なるドクター3人が診療しているのも、クリニックの大きな特色と言えるでしょう。それぞれの専門性を活かし、協力しながらトータルで皆様の健康を管理していければと思っています。
見た目が特殊な建物なものですから（笑）、自費専門のクリニックと思われる方も少なくないのですが、決してそんなことはありません。お身体のことで何か心配なことがありましたら、どうぞお気軽におたずねください。

※上記記事は2018年11月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

原本 泉 先生　MEMO

  • 出身地：埼玉県
  • 趣味：歌舞伎鑑賞、ガーデニング
  • 好きな作家：東野圭吾、内田康夫
  • 好きな言葉・座右の銘：初心忘るべからず
  • 好きなアーティスト：松任谷由実、竹内まりや、DREAMS COME TRUE、いきものがかり
  • 好きな観光地：京都

グラフで見る『原本 泉 先生』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい		 エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい		 エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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