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伴野 正枝 院長

Masae Banno

一生のお付き合いが出来る医療を提供
ニーズに合わせた幅広い診察を

東京女子医科大学卒業後、同消化器病センター外科での勤務後、
榊原厚生新宿NSビルクリニックの院長を経て、患者さんが安心して通える医院を主眼において伴野内科クリニックを開業。

伴野 正枝 院長

伴野 正枝 院長

伴野内科クリニック

大田区/久が原/久我原駅

  • ●内科
  • ●循環器内科
  • ●消化器内科
  • ●胃腸内科

『一生のお付き合い』が出来るクリニックを目指し開業

伴野 正枝 院長

元々スポーツが好きで、3歳から16歳まで競技スキーをやっていたのですが、16歳の時に骨折をしまして、激しい運動が出来なくなってしまったのです。それが私にとっては大きな転機となりました。将来のことを考えた際に体を酷使する仕事は出来ないと考え、自分に出来ることを探していました。当時のロシアでは女医が8割を占めていましたので、その影響も大きかったです。それに加えて私の家系はがん家系だったので、それも決め手となり強い意志を胸に上京し、東京女子医科大学へ進学しました。
卒業後は東京女子医科大学消化器病センター外科で消化器外科医として勤務後、榊原厚生会新宿NSビルクリニックの院長を務めさせていただきました。そして2004年、子育てと仕事が両立できてきた頃合いに、ここ大田区の東急池上線、久が原駅から徒歩2分の地に開業を決めました。
NSビルクリニックで診察をしていた際に、遠方からいらっしゃる患者さんがお年を召されて「来たいけど、体力的にもう来られないのよ」という言葉を耳にする事も多く、一抹の寂しさや、医師として患者さんと末永くお付き合いをしたいという思いがありました。その経験を踏まえて地域に根差した医療を目指し、人と人の距離が近い久が原駅で『一生のお付き合い』をさせていただきたいと考え、この土地に開業を致しました。
この際、“医療法人鵲志会(じゃくしかい)”をたちあげたのですが、この名前の由来である『鵲(カササギ)』は中国では医療にまつわる鳥で、医療を施すという言い伝えがあるのです。

予防医学で豊かな人生を送ることを主眼において

伴野 正枝 院長

予防医学は、運動とバランスの良い食生活そして楽しく過ごす気持ちなどが総合的に考える必要があると思います。フレイルやサルコペニア(筋肉量が減少し、筋力や身体機能が低下している状態や、加齢に伴い身体の予備能力が低下し、健康障害を起こしやすくなった状態)は適切な運動やバランスの良い食事をすることで予防したり、遅らせたりすることが可能だと言われています。つまり病気自体で生活の質を落とさず、お年を召してもご自身の足で歩くことは医療の視点からも、豊かな人生を歩むという視点からも重要だと考えています。私も70歳になっても80歳になっても自分の足で歩きたいので、日ごろの運動は欠かさないようにしています。
例えばお年を召された糖尿病の患者さんが過度な食事制限をされることによって、筋肉が衰えてしまい、思うように動けなくなることは本末転倒なのです。それでしたら、ある程度バランスのとれたお食事を召し上がって適切な運動を取り入れ、元気に暮らしていただきたいというのが、私の思いでもあります。

一人ひとりに合わせた選択肢を用意し『患者さんファースト』の医療を

伴野 正枝 院長

私は開業前に消化器と糖尿病が専門でしたので、生活習慣病にも力をいれております。そして、糖尿病や高血圧などの生活習慣病は全身のマネージメントですので、患者さんと二人三脚で健康の管理をさせていただいています。
何でもまずは私たちに相談をしていただき、一次予防と初期治療を行い、そこから専門的な治療が必要な際は、例えばNTT東日本病院や荏原病院、昭和大学病院、東邦大学医療センター大森病院などの大学病院や、専門病院と個々に最適な医療をうけられるより連携をとっております。
逆に私たちは、個人開業医でも当クリニックの検査設備で早期の癌を見つけることもできます。実際に早期の癌が発見されて内視鏡で治療し、その後の検査などのアフターケアを当クリニックでおこなった例もございます。また内科症状で来院されて心療内科の範囲の患者さんもいらっしゃいます。症状によっては治療が長期に及ぶことがございますが、患者さんとしっかり対話をすることで最小限のお薬で済む治療も可能なのです。
そこで『出来るだけお薬には頼らない治療を』という思いから、同じ鵲志会のグループで中目黒に“アトラス心クリニック”を立ち上げました。内科で特別異常がみられず、心療内科にかかる必要がある場合は、そちらに紹介をして相互連携をとり役割分担をすることで、患者さんの治療にあたれるよう心掛けております。
このように個々の状態ライフスタイルにあった医療を提供させていただきたいと常に考えておりますし、大きな病院とは違って、患者さんとの距離が近いぶん同じ視点に立てますので、気軽に来院頂き、治療の選択肢に多面的なアプローチをし、そのお手伝いをしたいとも考えています。
また近年、内視鏡検査を受ける患者さんが多くなっています。当クリニックでは大腸内視鏡検査をはじめ胃・食道も経鼻(けいび)内視鏡検査、経口内視鏡検査をおこなっています。経口内視鏡検査では嘔吐反応が出てしまう方もいらっしゃいますし、それが「怖い」と思われる方もいらっしゃるのですが、経鼻内視鏡検査でしたら舌に直接スコープが接触することも無く、嘔吐反射もでず、ご安心してうけていただけると思います。もちろん経口内視鏡検査でも、患者さんのご要望に合わせて麻酔を上手く調整し使うことで眠っている間に検査を終える事も可能ですし、そのあと画像をお見せしながら丁寧にしっかりと説明を行わせていただいております。「怖い」を理由に検査を受けられないならば、その「怖さ」を私たちが取り除き、柔軟に患者さんに合わせて対応する事によって受けられるようにすることが、医療側にとっても必要だと考えています。
また大腸内視鏡ではご自宅で下剤などを使用し、あらかじめ準備をしてきて頂く事でスムーズに検査がすすむように工夫をしております。大腸の検査は「恥ずかしい」という気持ちがおありになると思うのですが、検査に対する抵抗感が薄まればと、大腸内視鏡検査の時間帯は専用の時間帯を設定しクリニック内には、大腸の検査の方のみがいらっしゃる状態にしております。

来院からお帰りまで、スタッフ一同でサポート。利便性に富んだクリニック

当クリニックは多くの患者さんに支えられ、混雑する事も多いので、待ち時間が患者さんの負担になることが多いと思います。診察をお待ちになられている間に具合が悪くなってしまったという事態を避けるためにも、当クリニックでは受付スタッフや看護師が待合室にいらっしゃる患者さん一人ひとりの顔色をみたり、自主的に声をおかけしたり。具合が悪くなられた患者さんは、奥の看護室にお連れしてお休みしていただいています。医師だけが患者さんを診るのではなく、クリニック全体で連携をとり、来院からお帰りまで、スタッフ全員が手厚くサポートすることをスタッフ全員に協力してもらっています。
そして、患者さんの幅広いニーズにお応えしたいという気持ちから、診察内容も広くさせていただいております。医師と患者さんという垣根を越えて、健康のために患者さんとタッグを組んでいきたいのです。また医師も私一人ではなく、同じく消化器内科医の息子が週一回、そして非常勤で消化器内科の先生にも週一回来ていただいております。
診察カードには磁気システムを導入し、円滑に診察をすすめるのはもちろんの事、絶対にミスがないよう心がけておりますね。やはり地域の皆さまの医療を担う以上、クリニックとしての責任を院長の私が全て負うことの出来る体制を整え日々、診察・治療に取り組んでおります。

これからご来院される患者さんへ

私たちは患者さんたちから「ありがとう」と言われる大変ありがたい仕事で、私にとっては今まで診たどの患者さんも、どの症例も忘れられないものです。医師を信頼し頼りにして下さる気持ちに応えたいのはもちろんなのですが、それ以上の事を私たちがお返しさせていただきたいですね。『医は仁術』に徹するのと同時に、『コンビニエンス』気軽に医療又相談に利用して頂くモットーにもしておりますので、わからない事やご不安なことなどがございましたら、お気軽すぎるくらいお気軽にお越しくださいね。

※上記記事は2017年2月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

伴野 正枝 院長 MEMO

  • 出身地:山梨県
  • 趣味:ゴルフ・筋トレ・ピラティス
  • 好きな作家:クライブ・カッスラー/トム・クランシー/ジェフリー・アーチャー
  • 好きな映画:『デルス・ウザーラ』/『レヴェナント:蘇えりし者』
  • 好きな言葉・座右の銘:反省しても後悔しない
  • 好きな音楽・アーティスト:スナックJUJU ~夜のRequest~
  • 好きな場所:タイ・バンコク

グラフで見る『伴野 正枝 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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