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稲葉 貴子 院長

TAKAKO INABA

女性・医師・母・トライアスリートとして
さまざまなアプローチで地域医療に貢献

東京女子医科大学を卒業後、同大循環器内科へ。1997年に「高円寺駅」から徒歩7分の場所にある『林医院』院長に就任。現在は杉並区医師会の副会長としても活動。

稲葉 貴子 院長

稲葉 貴子 院長

林医院

杉並区/高円寺南/高円寺駅

  • ●循環器内科
  • ●内科
  • ●小児科

地域に根差した「町医者」として、幅広い症状に対応

稲葉 貴子 院長

『林医院』は昭和のはじめに私の祖父が開設し、父が2代目、私で3代目。親が医師という環境に育ちましたので、「何か手に職を」と考えたとき、自然と同じ道を選んでいたという感じです。
大学では、心臓の病気などを中心に診る循環器内科を専門にしていましたので、当院でも内科・小児科のほかに循環器科を標榜して診療を行っています。とは言っても、地域に根差した「町医者」であるからには、さまざまな症状に対応できなければなりません。体の不調やお悩みを抱えて来院される患者さんに、少しでも元気になってお帰りいただけるように。今あらわれている症状だけでなく、お一人おひとりの顔色や話し方にも注目して診断をし、適切な治療につなげたいと思っています。ご自分の不調の原因が何かが分からないと、それだけで不安になって、身体だけでなく気分まで落ち込むもの。反対に、症状を正しく分析して、改善策とともにお伝えするだけで、すっかりお元気になられる患者さんもいらっしゃるんですよ(笑)。
もちろん、重大な病気が見つかったときには適切な医療機関をご紹介いたしますし、継続した治療が必要な場合にはしっかりサポートいたしますのでご安心ください。

患者さんの元気のため、スポーツを通じたサポート活動も

稲葉 貴子 院長

来院される患者さんは、小さなお子さんからご高齢の方までさまざまで、親子4世代にわたるお付き合いになる方、私が女性医師であることを調べて来院くださる患者さんもいらっしゃいます。医師になった当初の私は、病気を正しく診断して適切な治療を行うことが医師の役割だと考えていましたが、今この診療所で出来る治療には限りがあります。高度な治療や手術は他のドクターたちにお任せして、私は患者さんに少しでも元気になっていただくためのスキルを磨いて行こうと思っているんです。
当院の診療とは離れますが、私にはNPO法人「日医ジョガーズ」理事という肩書もありまして(笑)。各地で開催されるマラソン大会の医療スタッフ・医療ランナーなどのサポート活動をしながら、運動の楽しさをお伝えしたり、スポーツ時における身体のトラブルに対する啓蒙活動なども行っています。今後は女性の身体と運動の関係についてお話をしたり、女性特有の健康問題にもアドバイスをしていけたらと思っています。

趣味のトライアスロンに取り組み、日本の医療について考える

稲葉 貴子 院長

私は「日医ジョガーズ」に所属するランナーでもありますが、いま一番集中して取組んでいるのはトライアスロンです。走りはじめた最初のきっかけは約10年前、近しい人々を立て続けに亡くしたこと、そして私自身も体調の変化を感じるようになったことでした。
いつも一緒に散歩をしていた愛犬の不在を埋めるように走り始め、そこで出会った友人たちに誘われるようにトライアスロンに取り組むようになりました。大会に出場することはもちろん、より高いレベルを目指すとなると、スイム・バイク・ラン、どの練習もおろそかにすることは出来ません。1日の時間の使い方はずいぶん上手になったと思うのですが、娘からは「受験生の親とは思えないくらいの練習っぷり」だと評されたことがありましたね(笑)。ただ、競技をするなかで見えて来るもの、大切なことに気づかされることがあるものです。私がトライアスロンをするように、日本中の人々が自分の好きなことを続けられるように。予防医療であったり、健康増進といったことにも携わっていきたいと考えるようになりました。

杉並区医師会の副会長として、地域医療にも貢献

私は、マラソンを始めたのとちょうど同じ頃から杉並区医師会の活動にも携わるようになり、現在は副会長という立場で行政とも連携しながら、区民の皆様の健康な毎日をサポートしています。
人々が豊かな生活を送るためには、水道や電気などのライフラインが整っていることはもちろん、福祉や医療の充実が欠かせないものです。朝起きてから寝るまでの一日を不自由なく過ごすためには、何よりも「健康」であることが大切なのです。地域の皆様の「健康」を支えるのは私たち医師の役割ですが、同時に今の私は「国が掲げる政策」と「医療の現場」をつなぐという大切な役割を担っています。地域の皆様が、これから先も安心して医療を受けられるように。地域の声を行政に届けながら、次世代を担うドクターたちをしっかりとサポートしていきたいと思います。本当のところ、人前に出るのは少々恥ずかしいのですけれど(笑)。いろいろなドクターたちと交流をはかり、相談をしながら、よりよい医療の形を実現していくことが出来たらと思っています。

これから受診される患者さんへ

『林医院』は、JR「高円寺駅」から徒歩7分、東京メトロ丸の内線「新高円寺駅」から歩いて5分ほどの場所にあります。地域に根差した「町のお医者さん」として幅広い診療を行っていますので、気になる症状がありましたらお気軽にご相談いただきたいと思います。

※上記記事は2016年11月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

稲葉 貴子 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味・特技:トライアスロン、ガーデニング
  • 好きな本:ノンフィクション(人間の内面を描いたもの)
  • 好きな音楽:1980~1990年代の洋楽、クラシック
  • 好きな場所:伊豆半島、佐渡ヶ島、信越地帯

グラフで見る『稲葉 貴子 院長』のタイプ

エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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