田上尚道 院長
HISAMICHI TAGAMI
久我山の地に根ざした「医療の最初の窓口」として。子どもたちを中心に、家族みんなが笑顔になれる診療を
鹿児島大学医学部卒業後、慶應義塾大学医学部小児科学教室へ。大学病院や慶應義塾大学関連病院で経験を積み、2004年に『たがみ小児科』を開設。

田上尚道 院長
たがみ小児科
杉並区/久我山/久我山駅
- ●小児科
患者さんの全身を診られる小児科医として

我が家は医師家系ではありませんが、製薬会社勤務だった父が脱サラをして薬局を営んでいました。私も一度は薬学部に入ったのですが、父の勧めもあって医学部に入り直して医師になりました。
自分の専門として小児科を選んだのは、1人の患者さんの全体を診られることに魅力を感じたからです。対象は生後すぐから中学・高校生までで、胸部・腹部・神経などの臓器別ではなく全身を診て、子どもたちの健やかな成長をサポートできることには、小児科医ならではのやりがいを感じています。
久我山の地に根ざし、「医療の最初の窓口」を担う

慶應義塾大学病院や関連病院で経験を積み、『たがみ小児科』を開いたのは2004年でしたから、この場所で診療をはじめて20年以上になるでしょうか。クリニックがある久我山駅の近くには神田川や玉川上水が流れ、夏になるとホタル観賞ができるような豊かな自然が今も残ります。季節ごとに変わる町の表情や子どもたちの成長を見守りながら、今日まで診療を続けてきました。
来院される患者さんは杉並区にお住まいの方はもちろん、すぐお隣の世田谷区や三鷹市、武蔵野市から足を運んでくださるケースも少なくありません。当院に信頼を寄せてくださる皆さまの期待に応えられるよう、今後も「医療の最初の窓口」としての役割をしっかり担っていきたいと考えています。
子どもたちを中心に、家族みんなが笑顔になれる診療を

日々の診療でご相談いただくことが多いのは、咳、鼻水、腹痛、発熱といったよくある症状です。とはいえ、こうした症状の背景には大きな病気が隠れている可能性もありますから、病気のサインを見逃さず、適切な医療につなげることが「かかりつけ医」の使命だと考えています。当院で対応できるものであれば責任をもって治療を行い、より専門的な検査や治療が必要な場合には、設備が整った大学病院などへご紹介いたしますのでご安心ください。
小児科医は子どもたちの病気を治療するだけでなく、保護者の方々の不安や悩みを解決することも仕事の1つです。たとえば風邪の症状で受診された場合でも、咳や鼻水よりも気になることがあったりするものです。「うちの子はほかの子と違う気がする」「何だか落ち着きがない」など、保護者の方の心の中にある声を拾い上げて問題解決のお手伝いができるように、ご家族のみなさんと丁寧に向き合っていきたいと思います。経験豊富な看護師・受付スタッフも笑顔でお迎えいたしますので、安心してご相談にいらしてください。
子どもたちの健康を守るため、予防医療・スキンケア指導に注力
当院は「予防は最良の治療である」との考えのもと、予防医療にも積極的に取り組んでいます。生後2か月から推奨されている予防接種は、対象年齢に達したら早めの接種を心がけていただきたいですね。子どもたちの未来を守るためにも、保護者の方々と予防接種のスケジュールを共有し、大きな病気を未然に防ぐお手伝いをしたいと思います。
もう1つ、当院で力を入れているのがスキンケア指導です。お子さんのスキンケアにお悩みの方は少なくありませんが、当院ではお薬をお出しする際に「塗り方」や「塗る量」まで丁寧にお伝えするようにしています。スキンケアというと「保湿」にばかり目が行きがちですが、子どもたちの皮膚は「保護」してあげることも大事です。「べたつくから」と敬遠されがちな軟膏を使うことで健やかな皮膚を維持できるケースも少なくありません。診察の際にはこうした情報も分かりやすくご説明しながら、保護者の方々と協力して子どもたちの健康を支えたいと思っています。
これから受診される患者さんへ
診察の際は子どもたちや保護者の方々との対話を大事にしておりいますが、緊張していたりすると心に思っていることを言い出せなかったりしますよね。そのため時には面白いことを言って笑ってもらったり、子どもたちに人気のアニメキャラクターの話をしたりして場を和ませるなど、話しやすい雰囲気づくりを心がけています。「子どもたちが毎日を元気に過ごせるように」と考えながら診療しておりますので、気になっていることがありましたら何でもご相談いただきたいと思います。また勤続年数の長い経験豊富な看護師・受付スタッフが、医師に直接話しにくいことも聴いてくれます。どうぞ楽な気持ちでいらしてください。
※上記記事は2025年6月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
田上尚道 院長 MEMO
小児科専門医
- 出身地:神奈川県横浜市
- 出身大学:鹿児島大学医学部
- 趣味:犬の散歩、読書
- 好きな音楽:JAZZ(ピアノ)、泣きのギター音楽全般
- 好きな観光地:軽井沢
- 好きな言葉:「感謝」
田上尚道 院長から聞いた
『急性副鼻腔炎』
長引く鼻水・鼻づまりの原因は「副鼻腔炎」かも?
治療では抗生剤も使用されますが、このときに大事になるのが原因に即した抗生剤を選択することです。適切な抗生剤を使用することにより、長引く症状の改善が期待できます。
保護者の方の中には「できるなら抗生剤は使いたくない」という方もいらっしゃいますが、適切な時期に治療を行わないまま慢性化すると、いわゆる蓄膿症(慢性副鼻腔炎)になってしまうため注意が必要です。風邪をひいた後に微熱が続く、透明な鼻水が粘り気のある黄色の鼻水に変わってきたなどの症状がみられましたら、早めの受診をお勧めします。
グラフで見る『田上尚道 院長』のタイプ
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どちらかというと エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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どちらかというと エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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