徳永 雅一 院長
TOKUNAGA MASAKAZU
『膿栓治療』『往診』『オンライン診療』を積極的に行う、痒いところに手が届くクリニック
東京慈恵会医科大学卒業後、東京慈恵会医科大学耳鼻咽喉科学教室へ入局。聖路加国際病院など幾つかの病院勤務を経て、2004年『とくなが耳鼻咽喉科』開業、(南北線「本駒込駅」1番出口、徒歩1分)現在に至る。
徳永 雅一 院長
とくなが耳鼻咽喉科
文京区/本駒込/本駒込駅
- ●耳鼻咽喉科
- ●気管食道内科
- ●アレルギー科
耳鼻咽喉科の医師であった父親の影響から医師の道へ
医者になりたいという強い志があったわけではありません。父が耳鼻咽喉科の医師だったため、自然と医者への道を選びました。さらに開業医であったことから、自宅と診療所が一緒になっており、患者さんから必要とされて慕われる父を見て、格好いいなと思っていました。医師になるため、1990年に東京慈恵会医科大学へ入学。卒業後は東京慈恵会医科大学耳鼻咽喉科学教室へ入局してさまざまな経験をしました。例えば、耳鼻喉の診療の仕方から、病気に対する治療や対処を診て学び、アレルギー性鼻炎や中耳炎、頭頚部(とうけいぶ)ガンなど命にかかわるガンの診療などを含め、オールマイティにいろんな治療ができるように、研鑽を積んできました。「困っている人を一生懸命に診てあげたい」という想いから、2004年『とくなが耳鼻咽喉科』を本駒込に開院。現在、開業してから18年になります。
開業に至った経緯は、銀座で開業医をしていた父の病院が閉院したためです。一緒に働くつもりでいましたが、別の道を探すことになったんです。そんなとき偶然にも、日頃から散歩をして歩いているうちに「ここ、いいな!」と思えるところを発見。本駒込で開業することになりました。子どもの頃から文京区で育ち、駒込に住んでいるため、とても馴染みのある『駒込の地域医療に貢献したい』という気持ちもありました。
治療できる耳鼻科が少ない『膿栓の治療』は日本全国から受けにくる
実は駒込周辺は都立病院や大学病院が多いため、開業医としてはやりにくい場所でもあります。だからこそ、『大学病院では診てもらえない患者さんを受け入れたい』という想いがありました。「真摯に丁寧に対応したい、苦痛を取り除いてあげたい」という気持ちから、『開業医だからこそできること』に力を入れています。
例えば『膿栓(のうせん)の治療をしっかりやること』が挙げられます。「膿栓って何?」と思った方も多いでしょう。扁桃があれば誰にでもできるのが膿栓です。すべての人ではありませんが、膿栓が口臭の原因となることもあります。膿栓のために口臭で悩んでいて、人と話ができないという方、自分でもニオイの自覚があり、他人にも臭っていると自覚して悩む人も多くいらっしゃいます。日常生活や仕事に支障をきたすくらいに困っている方もいらっしゃるため、うつ病になってしまうケースもあります。
困ったり悩んだりする人がいるような病気にもかかわらず、なぜ膿栓の治療はあまり行われていないのか?それは治療にかかる時間やリスクに対して儲からないためです。駒込エリアには、都立病院や大学病院といった医療機関がありながらも、この治療はコスパが悪いため、あまり行われていません。来院される患者さんの中には、他の病院で「膿栓の治療はやらない・よく知らない」と断られ、当院を見つけてくださった方もいらっしゃいます。そんな背景もあり、47都道府県のうち45都道府県の方が『膿栓の治療を行うために』日本全国から来院してくださっています。今後も膿栓の治療については、しっかりやっていくつもりです。膿栓を繰り返し取ってもすぐに膿栓が溜まってしまう患者さんに対しては、膿栓が溜まる陰窩部分の電気凝固手術を行うこともあります。
痒いところに手が届くクリニックでありたい!
開業医だからこそ『痒いところに手が届くクリニックでありたい』と考えます。そのため当院では、咽喉の薬付け治療、鼻腔後方までの鼻汁吸引治療、可能な限りの喀痰吸引、外耳炎外耳湿疹に対する丁寧な治療も行います。さらに耳鼻咽喉科でありながらも『往診』も行っていますので、高齢者の方で「耳垢がつまって聞こえない」といった症状など、何かお困りでしたらご連絡ください。なるべく痛くない方法で「耳垢」「鼻くそ」をきれいに取ります。
耳鼻咽喉科ではまだ少ない『オンライン診療』開始
今年5月から『オンライン診療』も開始しました。パソコンなどで画面越しに話をお伺いして、わかる範囲で診断していきます。耳鼻咽喉科でオンライン診療を行っているところはまだ少ないのではないでしょうか。薬を出すだけになってしまうかもしれませんが、是非ご利用ください。一般的な耳鼻咽喉科疾患の初診としてもご利用になれます。特に、同じアレルギーの薬を繰り返し欲しい方や、睡眠時無呼吸症候群で月1度の受診が必要な方、薬をもらいにくるだけの方なども可能です。
当院へ通院される患者さんは、主に小学生〜60代くらいまでが多くいらっしゃいます。建物の構造上、急な階段を上がっていただかなければならないためかもしれませんが、高齢者の患者さんはあまりいらっしゃいません。ちょっと階段を登るのもしんどいなという高齢者の方でも、『オンライン診療』なら自宅にいながら診察を受けられるので便利です。
今後は子どもの患者さんにも来ていただけるようにしていきたいと思っています。お子さんを耳鼻科に連れていくとき、泣いたり騒いだりするのではないかと不安に思う親御さんも多いかと思います。当院では明るく楽しい雰囲気で、なるべく怖がる子どもを無理強いせず、優しく診療するようにしていますのでご安心ください。受付スタッフが子どもたちのために、シールをあげたり、折り紙を折ったりしています。院内には子供向けの絵本もたくさんありますよ。
これから受診される患者さんへ
『とくなが耳鼻咽喉科』は、南北線「本駒込駅」1番出口を出て徒歩1分とアクセスが便利なところにあります。『往診』や『オンライン診療』も気軽にご利用ください。
診療内容は風邪の治療、中耳炎、外耳炎、滲出性中耳炎、耳垢、副鼻腔炎、扁桃腺、声嗄れ、アレルギー性鼻炎、花粉症、いびき、各種難聴などもあります。さらに、治療を行う耳鼻咽喉科が少ない膿栓治療、咽喉の薬付け治療、鼻腔後方までの鼻汁吸引治療、可能な限りの喀痰吸引、外耳炎外耳湿疹に対する丁寧な治療も対応しています。
また『ピアスの穴あけ』も耳たぶであれば可能です。鼻血が止まらなくて大変だといった症状でも、めまいで困っているなど、どんな些細な症状でも結構ですので、気軽にいらっしゃってください。
※上記記事は2022.5に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
徳永 雅一 院長 MEMO
耳鼻咽喉科専門医
- 出身地:東京都
- 趣味・特技:耳鼻科診療と患者への注意アドバイス、大相撲テレビ観戦
- 好きな作家:鈴木光司
- 好きな映画・ドラマ:リングシリーズ、砂の器
- 好きな音楽やアーティスト:『西條秀樹』『野口五郎』『嘉門タツオ』『DEEN』
- 好きな場所・観光地:駒込(犬の散歩コース)
- 好きな言葉・座右の銘:『節約、物と資源を大切に』『同じ後悔するならやった方がいい』
グラフで見る『徳永 雅一 院長』のタイプ
エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
エネルギッシュで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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