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熊本 友香 院長

TOMOKA KUMAMOTO

専門家としての泌尿器診療。街のかかりつけ医として多くの人の悩みに応えたい

帝京大学医学部医学科卒業。同大学医学部附属病院泌尿器科に籍を置き、社会医療法人社団蛍水会名戸ケ谷病院泌尿器科に勤務。帝京大学大学院第二臨床医学泌尿器科学専攻博士課程を卒業。2014年に『クマモトクリニック』を開業(東京メトロ千代田線「千駄木駅」から徒歩1分)。

熊本 友香 院長

熊本 友香 院長

クマモトクリニック

文京区/千駄木/千駄木駅

  • ●泌尿器科
  • ●内科
  • ●外科
  • ●リハビリテーション科
  • ●皮膚科

父のクリニックの場所と志を引き継いで

熊本 友香 院長

こちらのクリニックは、平成26年に父より引き継ぎました。文京区千駄木に開業、泌尿器科、内科、外科、皮膚科を標榜し、20数年になります。父は開業以前は消化器外科の勤務医であり、幼少時の私の中ではお医者さんというと外科医のイメージが強かったです。毎日夜遅くまで勤務し、休日も緊急の手術などで多忙でしたが、患者さんに感謝されている父を尊敬してましたし、いずれ私も医師になりたいと思うようになりました。そのような父の背中を見て育ってきたにも関わらず、私の反抗期はひどいものだったので、真剣に医学部受験を考えたのは高校生活を半ば過ぎてからでした。
よく質問を受けますが、泌尿器科を専攻することを決めたのは学生の頃からです。
大学入学後はクリニックを必ず引き継ぐという考えはなく、また私自身外科手術に興味がありましたが、将来専攻する科として漠然と麻酔科、皮膚科、婦人科などを勉強したいと思っていました。父も女性医師であるのだから、女性の患者さんが多い皮膚科や婦人科などへの進路をすすめてくれていました。泌尿器科に関しては当初は興味どころかまともに学んでもおらず、嫌々ながら実習に臨んでいました。しかしそこで内科的疾患から外科的疾患まで幅広く勉強出来ること、また手術もバラエティに富んでおり、最新の機械をどんどん取り入れていくという、全く想像していたものと違うことに衝撃を受け専攻科目に選びました。

地域のかかりつけ医として、幅広く診ていきたい

熊本 友香 院長

泌尿器科と聞けば、まずはおしっこの具合が悪くなったら行くところというイメージですよね。一般的には頻尿や尿もれ、尿が出にくくなった、夜中何回もトイレに起きてしまう、排尿時に痛む膀胱炎。他には血尿がでた、健康診断で尿潜血で引っかかった、腎臓に石があるといわれたなどの症状がある方がいらっしゃる診療科であります。実際の診察としては、血尿があればそれを引き起こしている原因は何かを探索し、悪性疾患を除外していきます。女性に多い尿漏れなども、お話しを詳しく伺い治療法を決めます。また私は大学院に在学していた時に男性更年期を主に勉強していました。更年期は、女性であれば人生で当たり前に迎えるものというイメージがあると思いますが、加齢やストレスでホルモンが減少するのであれば、男性も多かれ少なかれ更年期症状をみとめてもおかしくないはずです。少し前までは、『黄昏症候群』とよばれていたこともあったようです。男性更年期の具体的な症状としては、倦怠感、不眠、意欲低下、漠然とした不安感、急な顔の火照り、動悸などがあります。検査としては、血中の性ホルモン値を測定します。心当たりがありましたら、気軽にご相談いただければと思います。

男性更年期障害などのご相談もお気軽に

熊本 友香 院長

泌尿器でよくある症状としては、やはり頻尿や尿の出が悪いといったような、おしっこに関するものが多いですね。それについで多いのが、前立腺がんの腫瘍マーカーに関するご相談になります。
私個人の専門となると、大学ではメンズヘルス、つまり、男性更年期やEDを扱っていました。男性更年期の症状は、主に倦怠感や不眠、あるいは性欲の低下といったものがあげられます。ご察しの通り、これらはうつ病の症状に似ているものですから、最初に内科や精神科で診察を受け、なかなか改善が見られないということで来院される方が多くあります。
男性の更年期は、ホルモン値をチェックして判断することになります。当院ではガイドラインに則った治療をおこなう他、症状によっては漢方なども取り入れた治療をおこなっています。年齢を経てくれば、ホルモンが減少してくるのは避けられないことです。その状況に身体が慣れていけば、いずれはやり過ごせるということになります。私たちは、その慣れるまでの間のお手伝いをすることになりますし、今の状況をしっかり説明し、その付き合い方をアドバイスすることも大切な役割になってきます。

プロフェッショナルとして患者さんの悩みに答えていく

当たり前のことのようですが、私が心掛けているのは、患者さんがどうすれば良くなるかということですね。答えを求めて病院に皆さんいらっしゃるわけです。ですから、プロフェッショナルとしてきちんと疾患を把握し、ちゃんと治して帰っていただくということを常に考えています。
お薬等で改善する病気が多い泌尿器科は、その点において有利と言えるかもしれません。ただ、初期段階で診断を誤ってしまうと、患者さんに負担を掛けてしまうことは他の科と同様です。たとえば、同じ症状だとしても、前立腺の問題なのか、それとも膀胱に問題があるのかによって対処が違ってきます。また、最近では、頻尿の症状に糖尿病が隠れているようなケースも多々見られます。
間違いのないよう、あらゆる疾患の可能性に注意を払っていきたいと思いますし、患者さんにおかれましても、泌尿器に問題があると感じたなら、まずは専門の医師にご相談いただけたらと思います。

これから受診される患者さんへ

『クマモトクリニック』では、泌尿器を中心に、内科、皮膚科と幅広く診させていただいています。泌尿器科だけというわけではないものですから、気軽に入ってきやすい面があると思いますし、また私が女性であることから、女性の患者さんも気軽にご利用いただきやすいと思っています。
尿もれや尿の出が悪い、あるいは、お薬が効かないなど、何かお困りのことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。専門性を持つ地域のかかりつけ医として、少しでも皆さんのお役に立てていけたらと思っています。

※上記記事は2017年10月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

熊本 友香 院長 MEMO

泌尿器科専門医

  • 出身地:東京都
  • 趣味:旅行
  • 好きな本:ホラー小説、南米文学
  • 好きな映画:『ロスト・チルドレン』
  • 座右の銘:「Carpe diem(今、この瞬間を大切に)」
  • 好きなアーティスト:スウェード
  • 好きな観光地:イビサ島、カリブ海

グラフで見る『熊本 友香 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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