柴田 応介 院長
OHSUKE SHIBATA
患者さんから信頼されることを第一に、
悩める人の「心の拠り所」となることを目指して。
東京大学医学部を卒業。東京大学医学部附属病院分院神経科を経て、各地の診療施設に勤務。2017年春に『初台クリニック』を開設(都営新宿線・京王新線「初台駅」より徒歩2分)。
柴田 応介 院長
初台クリニック
渋谷区/初台/初台駅
- ●心療内科
- ●心療内科
- ●精神科
- ●精神科
- ●脳神経内科
- ●脳神経内科
- ●漢方内科
- ●漢方内科
人の心を見つめていくことに大きな意味を見出し、選んだ道
精神科を選んだのは、それが最も医学的ではなかったからかもしれません。もともと私の興味は多方面に向いていたところがあり、人の心を診ていくのは、その興味にも符合するところがあったのです。答えがあるようでなく、人によって異なる答えを見つけていく精神科は、その意味で奥が深く、私にとって大変興味深い分野だと言えます。
『初台クリニック』は2017年に開院いたしました。実はこちらは、その昔、『初台関谷クリニック』があった場所になります。そちらの建物が新しくなることになり、昔から懇意にしている関谷秀子先生とともに、名称も新たにクリニックを引き継ぐこととしたのです。
患者さんが思っていること、感じていることをしっかり聞いていくことが大切
『初台クリニック』では、成人の方の診療のみならず、思春期・青年期にあたるお子さんや認知症でお困りの方が多いご高齢の方まで幅広く対応しており、お薬による治療、心理療法、漢方治療などを組み合せ、効果的な治療をおこなっています。
診療に際して心掛けているのは、その方が思ってること、感じていることを余すところなく聞いていくことです。もちろん必要なことはお話していきますが、あくまで患者さんのお話をうかがうことが主となります。ここでは、話せないでいたことを話せる。そのような関係性を築いていくことが大変重要です。
人により症状により差はありますが、心の病から回復していくには、相応の時間が必要になります。その間、継続して診療を受けていただくには、何よりも信頼が大切になってくるのです。そして、少しずつでも確実に良くなっていることを患者さんが感じられ、その人が楽に生きていけるお手伝いをさせていただければと思っています。
集団的アプローチも含めた、多様な治療のカタチ
当クリニックでは、個人の支援だけではなく、集団的アプローチも活用して回復を後押ししていきます。その1つが、家族療法です。患者さんご本人はもちろん、そのご家族と一緒にお話を進めていくことで、私と患者さんの関係性だけではなし得ないことも可能になると考えています。
それから、家族療法に連なるものとして、集団精神療法も今後は取り入れていきたいですね。集団精神療法では、同じ症状の方だけに集まっていただくこともありますし、まったく違う症状の方に集まっていただくこともあります。これも私と患者さんの関係だけではなく、そこに他者が存在することで、相互的な効果を望むことができます。自分と似たような、あるいはまったく違った症状であっても、悩んでいる人がいる。私だけではないんだ。他者の存在によって病気と向き合っていく勇気が喚起されることがあるのです。個人支援に集団という要素が加わることにより、より効果的な治療が可能になると考えています。
心と身体。両方を同時に診ていく
当クリニックでは、神経内科の医師と漢方アドバイザーの存在により、心だけではなく、身体も同時に診ていくことを可能にしています。
身体と心は、オーバーラップしている部分が多分にあるのです。神経内科の疾患は検査をすればなんらかの異常所見を伴うものですが、症状としてみれば、精神科と重なっていることが多くあります。その境界を区切ることは難しく、だからこそ、心と身体、その両方を診ていく手法が有効になるのです。
そしてクリニックでは、西洋医学と異なる視点を持つ漢方治療を取り入れています。西洋と東洋でわけるのではなく、両方の良いところを併せ、総合的な健康回復を目指していくものです。ご希望の方には漢方アドバイザーのカウンセリングを通じ、その方に合った漢方治療を提供することもおこなっています。
これから受診される患者さんへ
近年は発達障害であったり、あるいは虐待であったり、精神科の扱う範囲が広がってきています。『初台クリニック』では、そのすべてを拝見させていただいていますので、心に何か抱えておられるようでしたら、お気軽にご相談ください。私たちが、皆さんの心の拠り所となれればと思っています。
※上記記事は2017年4月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
柴田 応介 院長 MEMO
総合内科専門医
- 出身地:岡山県
- 趣味:演劇、音楽
- 好きな本:『哲学ファンタジー』(レイモンド スマリヤン)
- 好きな映画:『機械じかけのピアノのための未完成の戯曲』(1977年・露)
- 好きなアーティスト:カート・ローゼンウィンケル、オリヴィエ・メシアン
- 好きな観光地:箱根、那須
グラフで見る『柴田 応介 院長』のタイプ
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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