新宿内視鏡クリニック
新宿区/西新宿/西新宿五丁目駅
- 内視鏡内科
- 消化器内科
医院情報は東京ドクターズ(株式会社アートブルー)が独自に収集したものです。診療科目や診療時間などにつきましては変更されている場合もございます。ご来院の際は念のため、各医院様へご確認ください。また、掲載情報の内容に誤りがある場合、もしくは情報の修正・新規登録をおこなう場合は『お問い合わせフォーム・その他のお問合わせ』よりお願いいたします。
谷口 将太郎 院長への独自インタビュー
内視鏡検査をもっと身近なものに。
漠然とした思いでしたが、子供の頃より、人を助けられる仕事、人に感謝される仕事に就きたいと思っていました。中で医師を目指したのは、それが最もイメージしやすい、やりがいのある仕事と考えてのことでした。
大学を卒業した私は、福岡徳洲会病院の救急総合診療部(ER)に勤務しました。当時、医科は最も細分化されていた時代だったように記憶しています。消化器なら消化器、呼吸器なら呼吸器。自らの専門しか診られないという風潮に疑問を感じた私は、人の全体を診られるERを志望したのです。その後、関連病院である鹿児島の大隅鹿屋病院に赴き、出会ったのが、当時、内視鏡センター長を務めておられた後藤先生でした。先生のもとで内視鏡を学んだ私は、以後、この分野を専門とするようになったのです。
『新宿内視鏡クリニック』は、本年(2016年)8月に開院を迎えました。より多くの人に内視鏡検査を身近に感じていただけるよう、私にできることを精一杯やっていきたいと思っています(都営新宿線・西新宿5丁目駅から徒歩3分)。
内視鏡に特化。がんの早期発見につなげたい。
胃カメラにしても大腸カメラにしても、欧米に比べれば日本の受診率はかなり低い水準となっています。またそれと並行するように、癌で亡くなる方の数は一向に減っていきません。逆に考えますと、欧米ではなぜ受診率が高いのでしょうか。制度的な問題もありますが、1番は、検査に鎮痛剤を用いるのが当たり前になっている環境にあるように思います。日本では、苦痛や嘔吐感を警戒し、検査を受けられないという方が少なくありません。それが眠っているうちに終わる楽な検査であれば、軽い症状であっても気軽に検査を受けていただけるのではないでしょうか。
先進の医療機器や高度な技術。それもまた大事なことですが、それ以上に大切なことは検査を敬遠される方に受けてもらえるよう、工夫をほどこす姿勢にあると私は考えています。私どもは内視鏡に特化したクリニックとして、これまでの検査のイメージを一新していただけるよう、絶えず努力を積み重ねてまいります。