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奥山 秀平 院長

SHUHEI OKUYAMA

消化器内科医としてキャリア20年以上。脂肪肝外来・内視鏡検査を柱に、地域の中で専門性の高い医療を提供

杏林大学医学部卒業後、消化器内科を専門に大学病院や総合病院で経験を積む。聖路加国際病院勤務を経て、2025年5月に『三田医院』を開設。

奥山 秀平 院長

奥山 秀平 院長

三田医院

港区/芝/三田駅

  • ●消化器内科
  • ●内視鏡内科
  • ●肝臓内科
  • ●健診・検診

消化器内科医として20年以上のキャリアが強み

奥山 秀平 院長

私の家は代々続く医師の家系でしたが、次男の私に「家を継がなければ」というプレッシャーはありませんでした。それでも医師を志したのは高校生のとき、「世の中の役に立つ仕事をしたい」と考えたのがきっかけでした。その気持ちは医学部で学んだ6年間を経ても変わらず、「一人でも多くの患者さんの役に立ちたい」との思いから、患者数の多い消化器内科に進みました。
内科医は患者さんの訴えに丁寧に耳を傾けながら、診断から治療まで一貫して携われる点に大きなやりがいがあります。私自身も母校の大学病院や総合病院で消化器領域の診療にあたり、特に肝臓の病気に関わる知識や技術を磨いてきました。消化器内科医として20年あまり積み重ねてきた経験を生かし、地域の中で専門性の高い医療をご提供したいと考えています。

地域の中の身近な場所で、専門的な診療を行う

奥山 秀平 院長

築地にある聖路加国際病院を経て、『三田医院』を開設したのは2025年5月です。実はこの場所には江戸末期から続く診療所があって、休院状態にあったものを私が再開する運びになりました。高祖父、曾祖父、祖父、そして父がつないでくれたバトンを引き継ぐことに身の引き締まる思いがするのと同時に、この地域にしっかりと根を下ろし、皆さまの健康を支えていきたいと考えています。
当院の大きな特徴は、患者さんにとって身近な場所でありながら、大学病院レベルの診療をご提供できることです。私は総合内科や消化器病など複数の専門医・指導医資格を持ち、中でも肝臓については専門的な診療を行うことが可能です。近年は脂肪肝の患者さんが増加傾向にあるものの、適切な医療につながっていないケースも少なくありません。当院がそうした方々の受け皿となり、肝硬変や肝がんで苦しむ方を減らす一助になればと思っています。

肝臓・消化器の専門家として、質の高い医療を実践

奥山 秀平 院長

脂肪肝は初期には自覚症状がほとんどありませんが、放置すると肝硬変に進行して肝臓の機能低下を招き、さらに肝がんを発症することもあります。会社の健康診断などで異常を指摘されても、症状がなければ受診につながらないこともありますが、安易に自己判断せず専門医にご相談いただきたいと思います。当院ではエコー(超音波)検査によって肝臓の線維化や脂肪量などを確認し、適切な診断のもとに個々の患者さんに合った治療や経過観察をご提案いたします。脂肪肝が疑われる場合は、糖尿病をはじめとした生活習慣病もお持ちのことが多いですから、ぜひ積極的な受診をおすすめします。

脂肪肝に対する専門的な診療に加えて、当院のもう1つの柱となっているのが苦痛の少ない内視鏡検査です。内視鏡検査は、胃がんや大腸がんの早期発見に欠かせない検査であり、一度きりではなく定期的に受診していただくことが大事になります。そのため当院では、患者さんへの負担が少なくて精度の高い検査を行うのはもちろん、受診しやすい環境づくりにも努めています。実は私自身も内視鏡検査を受けるのが苦手なため、不安や恐怖を感じる患者さんのお気持ちはよく分かります(笑)。その経験を踏まえて、できるかぎり苦しくない・痛くない検査を実現するために技術を磨いてまいりましたので、安心してお任せいただければと思います。

患者さんの負担に配慮した「苦痛の少ない内視鏡検査」

当院の胃カメラは、経口・経鼻の両方に対応しています。どちらの場合も細いスコープを使用しておりますが、患者さんのご希望に応じて鎮静剤を使用することも可能です。鎮静剤を使用することにより、ウトウトと眠ったような状態で検査を受けられるため、「以前より楽に検査を受けられた」と言っていただくことも少なくありません。
大腸カメラでは、どれだけ丁寧に検査を行っても、患者さんによっては痛みが強く出ることがあります。このため、必要であれば鎮痛剤を使って痛みをやわらげるなど、患者さんの負担軽減に努めています。このほか大腸カメラでは、朝一番で下剤を飲んでいただいて午前中に検査を行ったり、検査中にポリープを切除したりすることで、通院に伴う負担をできるだけ減らすよう配慮しています。また当院では、胃カメラ・大腸カメラとも空気の代わりに炭酸ガスを使用しているため、検査後の不快感も大きく軽減されるものと思います。

これから受診される患者さんへ

当院では肝臓や消化器に関する専門的な診療を行う一方で、風邪や発熱など内科的な症状に幅広く対応しています。患者さんの訴えに丁寧に耳を傾け、必要であれば検査をして診断を行いますが、こちらから治療を押し付けるようなことはありません。医師としての見解をお伝えするのはもちろん、患者さんのご希望なども考慮したうえで、お一人お一人に合った治療をご提案したいと思います。院内にクラシックが流れる落ち着いた雰囲気の中で、オーダーメイドの診療を行っておりますので、気になる症状がありましたら遠慮なくご相談ください。

※上記記事は2025年9月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

奥山 秀平 院長 MEMO

総合内科専門医 /消化器病専門医 /肝臓専門医 /消化器内視鏡専門医

  • 出身地:東京都
  • 出身大学:杏林大学医学部
  • 趣味・特技:山登り、クライミング
  • 好きな音楽:クラシック、ロック
  • 好きな場所:山

奥山 秀平 院長から聞いた
『脂肪肝』

患者数が増加傾向にある「脂肪肝」とは?

脂肪肝とは、肝臓に脂肪が過剰に蓄積された状態を指します。アルコール性と非アルコール性に分けられ、初期には症状が現れないことが一般的です。

アルコール性脂肪肝は過度な飲酒が原因ですから、飲酒量を減らすことが治療になり、予防につながります。一方の非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の場合は、食生活を見直し、適度な運動習慣を心がけることが大事です。

脂肪肝は血液検査の結果(AST・ALT・γ-GTP)をもとに診断されますが、これらの数値が基準値内であっても脂肪肝が疑われるケースがあります。こうした「隠れ脂肪肝」を見逃さないためにも、健診結果などで異常を指摘された場合は、積極的な受診をおすすめします。

グラフで見る『奥山 秀平 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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