霜田 里絵 院長
SATOE SHIMODA
現代人の「身体脳」と「こころ脳」。両方を元気にして、心身ともに健康に。
順天堂大学医学部卒。大学院で神経学を学び、パーキンソン病の研究で博士号を取得。その後、順天堂大学病院や都立神経病院、松沢病院などで経験を重ね、2005年、銀座駅近くに開業。
霜田 里絵 院長
銀座内科・神経内科クリニック
中央区/銀座/銀座駅
- ●脳神経内科
- ●内科
- ●心療内科
興味は「心」から「脳」、そして神経学へ。
私は読書が好きでたくさんの本を読み、「人の心」について知りたいと考えるようになりました。精神科医になることを目指して順天堂大学医学部に進んだのですが、勉強を続けるうちに「心」よりも「脳」に興味をもつようになって。大学院で神経学を学び、パーキンソン病の研究で博士号を取得しました。その後は順天堂大学病院や都立神経病院、松沢病院などで経験を重ね、2005年に『銀座内科・神経内科クリニック』を開業しました。
診療を通して、患者さんの大切な時間をつくる。
神経内科・内科・心療内科の銀座内科・神経内科クリニックは銀座線・丸ノ内線・日比谷線の銀座駅から歩いて5分ほど、銀座のメインストリートから少し入った銀座三原通りに建つビルの2階にあります。開業にあたって銀座を選んだのは、神経内科とあわせてアメリカで学んだアンチエイジングを実践したいと考えたため。当時は神経内科を掲げても「何をするクリニックですか?」といった状況でしたが(苦笑)、近隣にお勤めのOLさんたちの頭痛やめまいに対応できればいいかな、という感じでスタートしました。ところが診療を始めてみると、車イスやストレッチャーを使って遠方からお越しくださる患者さんが多くいらして。パーキンソン病の患者さんを囲んでご家族が月に一度集まって、診療が終わると皆さんでお食事をして帰られたり。お気に入りのお店でお寿司を召し上がることを楽しみに、沖縄から上京される方がいらっしゃったり。辛い病気を抱えながらも喜びを見つけてちょっぴり贅沢な時間を過ごす…、そんな患者さんの大切な時間を私は診療を通してサポートしているのだと思うととても嬉しく感じますね。また若くしてパーキンソン病を発症された患者さんの中には、お仕事を終えた後に通院されている方もいらっしゃいます。銀座は都内近郊からもアクセスが良い場所ですから、体調の変化を感じることがありましたらぜひご来院いただきたいと思います。
「小さくても5つ星」。居心地のよい空間と良質なホスピタリティをご提供。
私は患者さんを自分の家族のように、あたたかい気持ちでお迎えしたいと思っています。開業にあたってのコンセプトは、「小さくても5つ星」のクリニックをつくることでした。クオリティの高い診療はもちろんのこと、ホテルのような居心地のよい空間と良質なホスピタリティをご提供したいと考えたんです。待合スペースに置かれたソファも、私の目で選んだこだわりの品なんですよ(笑)。来院される患者さんは置かれた環境や症状もさまざまで、私がこれまで培った知識と経験で対応できることもあれば、専門的な機関へご紹介する方が望ましい場合もあります。幸い当院には私のほかにも心療内科を専門とする医師や理学療法士が在籍しておりますし、私が順天堂大学病院時代に師事した教授が担当する外来診療も行っています。また大学病院との連携を密にすることで患者さん一人ひとりに最適な治療の流れを作って行きたいと考えておりますので、辛い症状は我慢することなくまず私たちにご相談いただければと思います。
現代人のストレス脳に、適度な運動とボーっとする時間を。
いろいろなストレスが多い現代社会。疲れた脳を少しでも休めてあげるために、ぜひ「ボーッとする」時間をもっていただきたいと思います。来院された方に「ボーッとした事ありますか?」とお聞きすると、みなさん「え?」といった反応なんですよね(笑)。時間があると、ついスマホをいじってしまうという方も多くいらっしゃるはず。リラックスできるはずの電車の中、夜寝る前のお布団の中でもスマホを使っていては、アクセル全開の状態が続いて心身ともに休まりません。こんなにもスマホが普及した現代は人類の長い歴史の中でも極めて不自然な状況ですから、あえて何もせず「ボーッとする」時間を積極的に作っていただきたいと思います。
そしてもう1つアドバイスを差しあげるなら、毎日の生活に適度な運動を取り入れていただきたいですね。ダイエットを考えるなら食事と運動のバランスは9対1、食事の内容に気を配るべきだと言われます。一方で認知症については4対6、運動をすることで治療効果が上がる事がわかっています。運動は体だけでなく、脳のはたらきにも作用というわけですね。私自身もジムに通って運動することを心がけているのですが、運動・食事・美容などアンチエイジングのための生活習慣についてもご指導して行きたいと思っています。
これから受診される患者さんへ。
脳には「身体脳」と「こころ脳」があり、どちらかが健康でないと心身ともに健康な状態だとは言えません。何となく元気がでない、イライラする、自然と涙が出て来る…といった症状があるときは、一人で抱え込むよりもどうぞ私たちにご相談ください。お話をするだけで心が軽くなるケースもありますし、確かな診断のもとに適切な治療をご提案することもできます。私をはじめ心療内科医、受付スタッフともに女性ですから、デリケートな症状も安心してご相談ください。
※上記記事は2014.10に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
霜田 里絵 院長 MEMO
神経内科専門医 /その他
- 出身地:神奈川県
- 趣味・特技:ジム通い・料理
- 好きな本:村上春樹、チャールズ・ディケンズ、アーネスト・ヘミングウェイ、小池真理子
- 好きな映画:スタンリー・キューブリック作品
- 座右の銘:苦は楽の種 楽は苦の種
- 好きなアーティスト:矢沢永吉、テイラー・スウィフト
- 好きな観光地:ニューヨーク
グラフで見る『霜田 里絵 院長』のタイプ
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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