原田 拓二 院長
TAKUJI HARADA
新しい街で、実績と経験に基づく質の高い眼科医療を提供
杏林大学医学部 卒業。同大学付属病院眼科に勤務。福島、鹿児島、東京の眼科勤務を経て、秋葉原白内障クリニックに勤務。2025年7月より『アイクリニック 高輪ゲートウェイ診療所』院長に就任(JR山手線「高輪ゲートウェイ駅」南改札を出て徒歩1分)。

原田 拓二 院長
アイクリニック 高輪ゲートウェイ診療所
港区/高輪/高輪ゲートウェイ駅
- ●眼科
医師である父の背中を見て育ち、人を救う道に

父は、家系の中で初めて医師になった人で、私が生まれた年に大学を辞めて開業し、入院患者を受け入れる有床診療所を営んでいました。当時は病院を空けられず、幼い私は父に遊んでもらった記憶がほとんどありません。子どもの頃は寂しさや反発もありましたが、成長するにつれて、父が患者さんのためにどれほど身を尽くしていたかを理解するようになりました。その背中を見ているうちに、自分も人を救う仕事に就きたいと思うようになったのです。
医学部を卒業する時、主任教授から「君は優秀な医師にはなれないかもしれないが、良い先生にはなれる」と言われました。その言葉を胸に刻み、臨床の道を選んだのです。そんな時に縁をいただいたのが眼科でした。見えなくなった視界を再び取り戻す白内障手術や、失明を防ぐ治療を目の当たりにし、患者さんが心から喜ぶ姿を見て「この分野で力を尽くしたい」と強く感じました。
大学やその後に勤務した病院では、網膜硝子体や糖尿病網膜症といった難症例の治療に携わりました。すべてが改善するわけではありませんが、失明を免れた患者さんの安堵の表情に、眼科医としての使命を実感しました。その後、『秋葉原白内障クリニック』で多くの白内障患者の診療に従事し、年間2000件を超える診察や700件以上のYAGレーザー治療に携わってきました。
このたび、新たに『アイクリニック 高輪ゲートウェイ診療所』を開設しました。秋葉原で培った技術と経験を活かしながら、新しい街でより多くの方に質の高い眼科医療を届けたいと考えています。
患者さんに「安心」を届けたい

私が診療で最も重視しているのは、患者さんに「安心」を感じていただくことです。病気の説明や治療方針をお伝えすることは医師の務めですが、専門的な話ばかりでは不安は消えません。病気を前にした患者さんにとって必要なのは、「大丈夫ですよ」「一緒に頑張って治していきましょう」という言葉ではないでしょうか。
先にもお話ししましたように、すべての病気が治るわけではありません。しかし、たとえ現時点で完治が難しい病気であっても、診察を受け、思いを語り、気持ちを受け止めてもらえるだけで心が軽くなることもあります。医師が「見捨てない」姿勢でいることが、患者さんに安心をもたらすのです。さらに医学は常に進歩しており、今は治せない病気も将来治療法が確立されるかもしれません。そうした希望を伝えることもまた、患者さんの支えになるのではないかと考えています。
国内有数の白内障治療実績を誇る経験と技術を新しい街で

当院は本院である『秋葉原白内障クリニック』のサテライトクリニックとして開設されました。本院は国内有数の白内障手術件数を誇り、豊富な経験と技術を培ってきました。そのノウハウを継承しつつ、新しい街で地域の皆さまに安心して受診いただける眼科医療を提供するのが当院の役割です。
診療体制としては、白内障手術やレーザー治療に精通したスタッフが在籍し、安心して検査や診察を受けていただけます。また必要に応じて、秋葉原本院にて高度な手術や精密検査を受けていただく体制も整えています。緑内障や網膜疾患など、より専門性が高い分野についても、大学病院や専門医と連携を取りながら適切な医療を提供してまいります。
新しい街で新しい人たちへ新しい眼科治療の提供
視力の問題は、患者さんの生活の質に大きく影響します。そのため当院では、より快適に日常を送っていただける治療にも力を入れています。
たとえば、眼内コンタクトレンズを用いた近視矯正手術は、目の中にレンズを入れる方法で、強度近視の方にも適応できるケースが多く、安全性も高いものです。また老眼の治療では、多焦点眼内レンズを取り入れています。近くと遠くの両方にピントが合うよう設計されているため、眼鏡を外した生活が可能となり、仕事や趣味の場面でも自由度が広がります。これらの治療はいずれも、単に視力を回復させるだけでなく、患者さんがこれまで感じていた不便を解消し、生活そのものを前向きに変えていく可能性を持っています。安全性や適応を慎重に見極めながら、患者さんにとって安心できる選択肢を提示することを心がけています。
これから受診される患者さんへ
医師としての原点は、父の背中を見て育った日々にあります。私自身が常に意識しているのは、患者さんに「安心して治療を受けていただく」ことです。病気の種類や治療の成否にかかわらず、患者さんが不安を抱え込まずに前を向けるよう寄り添っていきたいと思っています。
『アイクリニック 高輪ゲートウェイ診療所』は、『秋葉原白内障クリニック』で培った経験と専門性を基盤にしながら、新しい街で皆さまに信頼される医療を目指しています。目のことで気になることがあれば、どうぞ気軽にご相談ください。安心して来院していただける場所でありたいと願っています。
※上記記事は2025年8月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
原田 拓二 院長 MEMO
- 出身地:神奈川県
- 出身大学:杏林大学医学部
- 趣味:読書
- 好きな本:オカルト、ミステリー
- 好きな場所:「息子と登った富士山から見た風景」
- 好きな言葉:「安心」
グラフで見る『原田 拓二 院長』のタイプ
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どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
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