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崔 賢美 院長

HYONMI SAI

新小岩駅から徒歩30秒の乳腺・婦人科クリニック。女性医師が連携し、「その人らしい人生」をサポート

東海大学医学部卒業。外科全般を幅広く学ぶなかで乳腺外科に興味を持ち、乳がんの診断・治療を中心に研鑽を積む。順天堂大学関連施設で経験を重ね、2025年5月に『ケアリボン乳腺・婦人科クリニック 新小岩』院長に就任。

崔 賢美 院長

崔 賢美 院長

ケアリボン乳腺・婦人科クリニック 新小岩

葛飾区/西新小岩/新小岩駅

  • ●乳腺外科
  • ●婦人科
  • ●内科

患者さんの人生に寄り添えることが乳腺外科医の魅力

崔 賢美 院長

私が医師を志したのは高校生のとき、将来は何か資格を持って長く仕事を続けたいと考えたのがきっかけでした。ライフステージに左右されずいきいきと働く女性を見て、「かっこいいな」と憧れたのです。医学部卒業後は2年間かけてさまざまな診療科を経験しましたが、特に1年目の最初に回った外科の印象が強く心に残りました。当時はまだ「乳腺外科」という分野があることも知りませんでしたが、外科に進みたいという思いは次第に大きくなっていきました。
外科医として消化器がんや救急疾患をはじめとしたさまざまな手術を経験した後、乳腺をメインに診療するようになったのは、医師になって5年目頃だったでしょうか。一般的な外科医は「悪い所を切る」のが仕事と言えますが、乳腺外科医はがん検診から診断、治療、そして治療後のアフターフォローまで、1人の患者さんに10年以上関わっていくことも珍しくありません。最近では乳がんを克服され、その後の人生を楽しんでいらっしゃる患者さんも増えており、そうした方々の「その人らしい人生」をサポートできることに大きなやりがいを感じています。

新小岩駅から徒歩30秒の乳腺・婦人科クリニック

崔 賢美 院長

順天堂大学の関連病院などを経て、『ケアリボン乳腺・婦人科クリニック 新小岩』の院長となったのは2025年5月でした。以前から「乳腺外科と婦人科が1つになったクリニックがあればいいのに」と考えておりましたが、このたび産婦人科を専門とする女性医師の協力を得て、思い描いていた理想のクリニックを開くことができました。当院は医師をはじめスタッフ全員が女性ですから、地域の女性の皆さんに気軽に通っていただけたらと思っています。
乳房のことや婦人科系の症状をご相談いただきやすいよう、当院は休診日(火・日・祝)を除いて毎日午後6時まで診療しています。週末の土曜日も診療しておりますので、お仕事などで忙しい方々にとっても通院しやすい環境と言えるのではないでしょうか。どのような病気も早期発見・早期治療が重要になり、乳がん手術後は10年間の経過観察が必要ですが、大きな病院を受診するのはハードルが高いことですよね。当院は地域の中の身近なクリニックとして、大病院と患者さんをつなぐ架け橋になれたらよいなと思っています。

乳がんの専門家として、安心で質の高い医療を提供したい

崔 賢美 院長

私が担当する乳腺科では、マンモグラフィや超音波(エコー)検査による乳がんの早期発見や術後のフォローアップに加えて、乳腺炎や乳腺症といった乳腺疾患の診断・治療などを行っています。一般的な乳がん検診はもちろん、「要精密検査」の結果が出た場合には、細胞診や組織診といった二次検診(精密検査)にも対応できることが特徴です。当院での検査の結果、より専門的な治療が必要なときは大学病院などへご紹介し、治療を終えられた患者さんには、再び当院にて経過観察を続けていただいています。
来院される患者さんの中には、乳房のしこりや痛みを訴える方が多くいらっしゃいます。乳房のしこりは、授乳中のお母さんや年齢を重ねた女性に多くみられる症状ですが、いきなり大きな病院を受診することは勇気がいることですよね。そうした場合も当院であれば、小さな不安も気軽にご相談いただけますし、適切な検査や処置によって悩み事を解決してさしあげられるでしょう。これまでの経験を生かし、良性腫瘍にも悪性腫瘍にも適切に対応できることが、乳腺外科医としての強みだと考えています。

乳腺外科と婦人科が連携し、「その人らしい人生」をサポート

当院のもう1つの柱である婦人科では、生理にまつわるお悩みや更年期特有の症状などをご相談いただくほか、子宮頸がん検診やHPVワクチン接種などの予防医療にも力を入れています。婦人科では、思春期から更年期、老年期まで幅広い年齢層の患者さんに対応しておりますが、何より一番の特徴は「乳腺外科」を併設していることです。
近年の医学の進歩により、たとえ乳がんになっても適切な治療を行うことによって、健康な人と変わらない生活を送れるようになってきています。一般に、乳がん手術後は10年間の経過観察を行いますが、この間には妊娠・出産を経験される方や、更年期の不快な症状に悩まされる方もいらっしゃいます。そうした患者さんを1つのクリニックでずっと診ていかれること、乳房だけでなく体のさまざまな変化に応じた治療やケアをご提案できることが、乳腺外科と婦人科を併設するもっとも大きなメリットだと言えるでしょう。乳がん手術後の患者さんについては、ホルモン療法による副作用などにも配慮しながら、お一人お一人の幸せな時間や暮らしを支えていきたいと考えています。

これから受診される患者さんへ

乳がんは日本の女性の9人に1人が罹患する病気と言われていますが、早期発見することによって完治を目指せる疾患です。私自身も、乳がんを克服して再び仕事を始めたり、趣味を楽しんだりしている患者さんをたくさん知っています。そうした経験があるからこそ、乳がんと診断された方にはいつも「がんになっても自分の大切にしていることを絶対に諦めないでください」とお伝えしています。
とはいえ、私が「大丈夫ですよ」とお声かけしても、悩みや心配事が完全に払しょくされるわけではないかもしれません。そんなときも患者さんの声にしっかりと耳を傾け、安心してお帰りいただけるように、丁寧に向き合っていきたいと思います。どんなに小さなことでも構いません。少しでも気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。

※上記記事は2025年8月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

崔 賢美 院長 MEMO

外科専門医

  • 出身地:東京都
  • 出身大学:東海大学医学部
  • 趣味:音楽鑑賞、温泉めぐり、ショッピング
  • 好きな音楽:ミュージカル全般
  • 好きな場所:海の見える場所
  • 好きな言葉:「明日は明日の風が吹く」

崔 賢美 院長から聞いた
『乳がん』

乳房のしこりが気になったら「乳腺外科」へ

乳房のしこりは、良性のものと悪性(がん)のものがあります。良性のしこりは、30~40代の女性によくみられます。主に生理前にホルモンバランスの乱れが原因となり、痛みや張りを伴うしこりを感じることがあります。診察や検査の結果、良性のものだと分かった場合は、必要に応じて経過観察を続けることが一般的です。

一方、悪性の乳がんはさまざまな要因によって細胞ががん化することによって生じます。治療はがんの進行度や体の状態に応じて、手術、放射線療法、薬物療法などから選択され、これらを組み合わせて治療を行うこともあります。

乳房のしこりは、体勢を変えると消えてしまうことも少なくありません。起きているときも・寝ているときも、硬いしこりをはっきりと感じる場合は、できるだけ早く乳腺外科を受診してください。

グラフで見る『崔 賢美 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION