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長坂 直樹 院長

NAOKI NAGASAKA

池袋駅西口から徒歩3分!泌尿器科専門医・指導医による質高く、患者さんに優しい医療を提供

昭和大学医学部医学科 卒業。国立国際医療研究センター病院(初期研修)を経て、東京女子医科大学病院 泌尿器科に入局。徳島県川島病院、埼玉県済生会川口総合病院、東京女子医科大学 足立医療センター、同大学 八千代医療センター、東京女子医科大学病院 泌尿器科 助教を経て、『いけふくろう腎・泌尿器科クリニック』を開院(「池袋駅」西口からから徒歩3分)。

長坂 直樹 院長

長坂 直樹 院長

いけふくろう腎・泌尿器科クリニック

豊島区/西池袋/池袋駅

  • ●泌尿器科

外科医への憧れから始まり、泌尿器科として研鑽を積む

長坂 直樹 院長

私の家系には医療従事者が多く、医療という仕事をごく身近に感じていました。その環境面に加え、1つのきっかけとなったのが、小学校に置いてあった手塚治虫さんの『ブラックジャック』でした。その主人公に強く惹かれ、自然と外科医に憧れを抱くようになって行ったのです。
昭和大学を卒業後、東京女子医科大学の泌尿器科に入局し、さまざまな関連病院で経験を積んできました。泌尿器科を選んだ理由は、まず外科分野であること、そして、内視鏡、開腹、ロボット手術まで幅広い技術を駆使する点に惹かれたからでした。医局在籍中は手術を中心に診療に携わり、大学病院・総合病院での勤務を通じて、多くの患者さんと向き合ってきました。
そしてこの度、『いけふくろう腎・泌尿器科クリニック』を開院いたしました。池袋という非常に恵まれた場所にクリニックを構えられたことは、本当にありがたいご縁だったと感じています。

真摯に患者さんの声に耳を傾けることを何よりも大切に

長坂 直樹 院長

開業に向けた準備の中、私自身が医療機関にかかる機会が何度かありました。分野こそ異なるものの、患者という立場になったことで、強い不安や孤独を実感する場面があったのです。その中では、親身に接してくださる先生に救われた一方で、心許ない対応に傷つくこともありました。そうした経験から、患者さんに対して「優しくあるべき」という思いが、私の中でより一層強くなったのです。

医療者として、患者さんのすべての希望に応えることは難しいかもしれません。ですが、だからこそ「真摯に話を聞く」という姿勢は、常に大切にしています。症状の背景にある不安や戸惑いを汲み取ることが、診療の第一歩でしょう。泌尿器の症状は、とかく相談しづらいもの。特に性感染症や排尿トラブルなどは、話すこと自体が恥ずかしいと感じる方も少なくありません。だからこそ、私たち医療者は、そうした思いに配慮し、真摯に耳を傾けなければならないのです。

泌尿器科全般に対応しつつ、水蒸気治療・ボトックス治療も導入

長坂 直樹 院長

泌尿器科全般の診療を幅広く行っていますが、中でも特徴的な治療として、前立腺肥大症に対する「水蒸気治療(REZUM)」と、過活動膀胱に対する「ボトックス治療」があります。
前立腺肥大症は、加齢とともに男性に多くみられる疾患で、頻尿など、日常生活に大きな支障をきたします。従来の治療では、入院や全身麻酔下における手術が必要でしたが、水蒸気治療は局所麻酔で日帰り可能な低侵襲な治療法です。前立腺に水蒸気を注入し、その熱エネルギーで肥大組織を縮小させていく方法で、体への負担が非常に少ないことが特徴と言えるでしょう。
また、過活動膀胱に対するボトックス治療も、保険適用となって以降、注目されている治療のひとつです。お薬で効果が得られない方に対して、膀胱内にボツリヌス毒素を注射することで、過剰な膀胱収縮を抑えるものになります。生活の質を高める有効な選択肢として、多くの方からご好評をいただいています。

検査体制の充実と、生活全体を見据えた診療

泌尿器科診療を行う上で、検査体制の充実は不可欠です。当院では一般的な尿検査に加え、エコーや膀胱鏡、残尿測定器などを備えており、早期の診断に努めています。加えて、睡眠時無呼吸症候群に対する対応にも力を入れています。睡眠時無呼吸症候群は夜間頻尿や勃起不全の一因として関係している場合もあるため、当院においてスクリーニングおよび、CPAP導入までを一貫してサポートしています。近々、オンライン診療の体制も整備し、自宅での診療にも対応できるよう準備を進めています。
また、結婚を控えた方を対象としたブライダルチェックのご相談も受け付けています。パートナーとの将来を見据えた健康確認の一環として、泌尿器科の立場からサポートできればと思っています。

これから受診される患者さんへ

クリニックでは、お薬の処方も院内で完結できるようにしています。これは、少しでも患者さんのご負担を軽くし、心身ともにリラックスして通院いただける環境を整えたいという想いからです。
泌尿器の不調はなかなか相談しづらいものですが、どんな些細なことでも構いません。気になる症状があれば、遠慮なくお話しください。私たちは常に「患者さんに優しく」という姿勢を大切にしながら、おひとりおひとりと真摯に向き合っていきます。これからも地域の皆さまの健康を支える存在として、誠実な医療を提供し続けてまいります。

※上記記事は2025年5月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

長坂 直樹 院長 MEMO

泌尿器科専門医 /透析専門医

  • 出身地:東京都
  • 出身大学:昭和大学医学部医学科
  • 趣味:音楽、銭湯、園芸、料理
  • 好きなこと:レコードを聴くこと
  • 好きな場所・観光地:静岡県伊東市
  • 好きな言葉・座右の銘:「Game recognize game.」

長坂 直樹 院長から聞いた
『前立腺肥大症』

おしっこの不調を感じたら、早めに医療機関に相談を

前立腺は膀胱の下に位置し、精液を作るなどの様々な役割を持つ臓器ですが、様々な要因で年齢を経るに従い、大きくなってくることがあります。問題なのは、前立腺はおしっこが通る道でもあり、前立腺が大きくなることで、出口を塞いでしまい、結果、おしっこが出づらくなったり、近くなったり、様々な排尿のトラブルを生じさせることです。年齢を経てこうした傾向が出やすいのは確かですが、現在では薬物療法や外科的治療など、適切な処置を行うことで劇的に改善することが期待できます。

元来、膀胱は伸縮自在なやわらかな臓器です。ところが、おしっこが出づらい状況が続いてしまうと、膀胱の圧力が高まった状態が続くことで、膀胱が硬くなってしまうことがあります。硬くなってしまった膀胱は、元に戻ることはありません。つまり、すでに硬くなってしまった状態で手術等を受けたとしても、思うように改善しないケースがあるのです。ですから、おしっこが近いといった症状を自覚されたら、早めに医療機関を受診して相談されると良いでしょう。

グラフで見る『長坂 直樹 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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