林 瑠加 院長
RUKA HAYASHI
保険診療・自由診療の双方からのアプローチを実現。皆様の「自分らしさ」に彩りを加えるお手伝いを
日本医科大学医学部卒業。NTT東日本関東病院での初期臨床研修医を経て、慶應義塾大学医学部形成外科 専修医。以降、国立成育医療センター形成外科、東京都済生会中央病院形成外科、慶應義塾大学医学部形成外科(助教)に在籍。慶應義塾大学医学部大学院医学研究科(形成外科学専攻)修了後、カンボジアで非常勤医師を務める。帰国後は埼玉メディカルセンター形成外科、医療法人社団東美会 東京美容外科 オラクル美容皮膚科、医療法人社団清優会 はなふさ皮膚科 大宮院に勤務し、2024年11月1日に『LIKKAスキンクリニック』をオープン(東急池上線「大崎広小路駅」より徒歩1分、各線「五反田駅」より徒歩5分)。
林 瑠加 院長
LIKKAスキンクリニック(リッカスキンクリニック)
品川区/西五反田/五反田駅
- ●形成外科
- ●皮膚科
- ●美容皮膚科
「開かれたお肌のクリニック」を目指して
形成外科を専門に選んだ一番の理由は、全身を扱える科であるからでした。形成外科ではお身体の表面のトラブルを主に扱いますが、頭のてっぺんから足の爪先まで、あらゆる部分が診療範囲に及ぶので、医師を続けるにあたって常に新鮮な気持ちでいられると思いました。加えて、手術ですね。手に職を、という言葉どおり、実際に手を動かす手術を行える科に進みたく、形成外科を専門とすることに致しました。
大学の形成外科医局に入局してからは、ずっと一般形成外科の診療をメインでやらせて頂いておりました。慶應義塾大学の医局の特徴として、子供から大人まで、そして他の診療科とのコラボレーションも含め、非常に幅広いジャンルの症例を経験できる点がありました。時には夕方から始まって日を跨ぐころまで続く再建手術も経験させて頂き、これら若い日の積み重ねがその後の自身のキャリアの基盤になっていることをしみじみと感じております。
医師となってちょうど10年を超えた時に1つの転機が訪れました。同じく医師である主人がカンボジアに赴くことになり、家族ともども同伴することとなりました。主人の在籍元であった病院がカンボジアに病院を新設するプロジェクトがあり、その新病院にて私も形成外科医として現地の人を診る機会を得ることができました。クメールルージュ(カンボジア国内の内戦)により医者を含む知識層が極端に減少してしまい、そもそも医者不足である状況に加え、国民皆保険のような制度がないこともあって、カンボジアでは病院に行って日本式の医療を受けること自体が特別でした。言葉や文化の違いにも驚かされましたが、医療の価値を再認識させて頂き、私自身の医療への向き合い方にも変化が生じたように思います。
帰国後は、引き続き一般形成外科を続けながら、所属していた慶應義塾大学形成外科教授の勧めもあり、いくつかの美容医療を行うクリニックにも勤務する機会を得ました。自身で理想の働き方を模索する中で、保険診療と自由診療を並行して提供されている「はなふさ皮膚科」さんに出会い、それが私が開業を検討するきっかけにもなりました。これまでは周りから沢山吸収する立場でしたが、今度は得たものをできるだけ多くの患者さまに還元することを目標に、この度の開業に至っております。
この場所には以前、今も隣に入っていらっしゃる八百屋さんをはじめ、いくつかお店が入っており、私もそちらのお客さんとしてよく通っていました。開業を考え始めたタイミングで、ちょうどこちらのテナントが募集されていることを知り、そこから私の開業への道が始まりました。
私がイメージしたのは「開かれたクリニック」でした。特に美容医療というと、未だに情報だけが先走っており、身近に感じて頂けない部分があるかと思います。お買い物をするような感覚で、お肌のメンテナンスに気軽に立ち寄っていただけるような場所、そんなイメージにこちらの場所はピッタリで、実際オープン後も主に近隣の方に足を運んでいただき、大変嬉しく思っております。
ゼロからプラスへ
当院は保険診療と自由診療の両立を掲げています。地域のクリニックとして、よくあるコモンディジーズを保険診療で拝見させて頂きつつ、より良くなることを求める方々には自由診療を含めた様々な選択肢を提案していければと考えております。
実際に、保険診療で受診されたのちに、「やっぱりこれも相談してみたい」という流れで、自由診療を受けられる方も少なくありません。同じ皮膚を扱う医療機関として、保険のみ、自費のみ、といった括りを設けてしまうのは勿体無いことだと思いますし、これまで双方を経験してきた立場だからこそ、ご提供できる医療があると信じております。
保険診療はマイナスの状態にあるものをゼロに戻す治療であり、それには残念ながら限界があります。対して自由診療は、ゼロからより良くしていくものであり、その価値をみなさんに身近に感じて頂けることも当院のミッションの1つでございます。
お肌の専門家の評価のもと、適切な施術を提供・選択いただけるように
まず何で一番悩まれているか、を見極めることが重要です。その最も悩んでいることを改善に持っていくのが医師の役割です。その上で、患者さんご自身では気づきにくいもの、毎日の暮らしにプラスアルファをもたらしてくれるものを提案させて頂ければと思っております。例えば、当院では肌診断器を導入しています。お肌の状態を客観的に評価し、数値としても明らかにしてくれるもので、現状を把握することで治療への意欲が高まっていくのでは期待しています。
治療の選択に関してですが、当院では初診時に必ず医師の診察からスタートします。患者さんご本人がピンポイントで望まれた施術があったとしても、お肌の状態により適した、ダウンタイムが少ないものを提案できることもありますし、状態によっては保険診療でも十分に可能、ということも出てくるでしょう。医師の目線でしっかりと評価した上で、一緒にその方の望みに合う治療を決めていければと考えております。
ワンストップでお悩みを改善
お恥ずかしい話ですが、私自身はこれまで肌に無頓着なほうでした。クリニックを開くにあたって様々な機器を試し、自身が信頼できる、良さを実感したものを導入いたしました。いくつかある中で特にお勧めなのが、フォトフェイシャル(IPL)と炭酸ガスレーザーです。特に炭酸ガスレーザーは従来のそれとは比較にならないくらい優れたもので、ほくろ、イボに始まり、毛穴治療などもできる非常に優秀な機械です。おそらくみなさんが思っている以上に簡単に治療ができますので、身近な美容相談としてお試し頂きたいですね。
また当院は当日の手術にも対応しています。私の経験値からのお話ですが、例えば頻度の高い粉瘤の手術の場合、大きな病院ではまず診察を受け、少し先の手術日を決めて、当日は手術室に行って着替えて手術を受ける、ということが一般的でした。腫れがひどい場合など、難しいケースもありますが、当院では最初にご来院頂いたその日のうちに手術に対応できるワンストップの体制を整えておりますので、患者様のご負担を減らせると考えております。その便利さ、手軽さはクリニックならではの利点と言えるのではないでしょうか。
これから受診される患者さんへ
私は6人家族で、家族みんなが輝いて欲しいという気持ちを込めて、「六花」という言葉を思い浮かべました。自らのクリニックを開くにあたって、患者さんおひとりおひとりの個性が輝くようにという願いから、この「六花」から「LIKKA」と名付けさせて頂きました。
お肌の悩みは人それぞれです。皆さまのお悩みに寄り添い、より輝く人生を送っていただけるよう精一杯お手伝いをさせて頂きますので、どうぞ気軽にお立ち寄りください。
※上記記事は2024年11月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
林 瑠加 院長 MEMO
形成外科専門医
- 出身地:東京都
- 出身大学:日本医科大学医学部
- 趣味:ダイビング
- 好きなこと:子供とゆっくり過ごすこと「トライアスロンをしている子供の応援に行くことも」
- 好きな観光地:沖縄、台湾
- 座右の銘:「継続は力なり」
林 瑠加 院長から聞いた
『やけど』
手近にあるもので、とにかくいち早く冷やすことが大切
やけどを負ってしまった場合、最も重要なのが、とにかくいち早く冷やすことです。流水でも氷水でも、近くにある手段で素早く冷やすことでやけどの進達を抑えることができます。また気をつけていただきたいのが、関節の内側のやけどです。小さなお子さんでよくあるのですが、炊飯器の湯気が出るところに触ってしまい、手の内側にやけどを負ってしまうことがあります(炊飯器熱傷)。関節部分にやけどを負うと、治る過程で傷が縮まっていき、最終的にしっかり十分に開かない(関節拘縮)ということになりかねませんので注意が必要です。もう1つ、意外と皆さんがご存知ないのが、やけどは感染を伴いやすいということです。やけどを負って一週間くらいまでは感染が起こりやすい時期ですので、適切な処置を受け、丁寧に観察していくことが大切です。
グラフで見る『林 瑠加 院長』のタイプ
穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
穏やかで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION
LIKKAスキンクリニック(リッカスキンクリニック)
林 瑠加 院長
品川区/西五反田/五反田駅
- ●形成外科
- ●皮膚科
- ●美容皮膚科
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