菊池 真大 院長
MASAHIRO KIKUCHI
女性医師による痛みの少ない胃カメラ・大腸カメラ。肝臓や消化器疾患を中心に内科全般領域から未来の健康管理を目指す
【菊池 真大 院長】
慶應義塾大学医学部卒業後、肝臓を中心にした消化器内科を専門に研鑽を積む。大学病院にて診療・研究・教育に従事するほか、米・ペンシルベニア大学への留学を経験。帰国後は健診をはじめとした予防医療にも注力し、2024年10月に『用賀きくち内科 肝臓・内視鏡クリニック』を開設。
菊池 真大 院長
用賀きくち内科 肝臓・内視鏡クリニック
世田谷区/用賀/用賀駅
- ●内科
- ●消化器内科
- ●肝臓内科
- ●内視鏡内科
- ●健診・検診
ヒトの体の要となる“肝臓”を専門に研鑽を積む
【菊池 真大 院長】
両親など親族に医療者が多い環境ではなかったのですが、慶應義塾幼稚舎(小学校)5年生のときに祖父を亡くしたことを機に医師を志すようになりました。子ども心に大きなショックを受けたことで、「自分が医師になって家族を助けたい」と考えるようになったのです。慶應義塾には“文武両道”の精神が浸透していましたから、学生時代にはラグビー、サッカー、水泳、ゴルフなどあらゆるスポーツをして体力づくりに努めました。医師は体が資本ですから、スポーツに親しんで体力をつけてきたおかげで、今日まで診療を続けて来られたのだと感じます。
私が専門にする肝臓は、体の中に取り込んだ栄養素を必要な成分に変換する役割(代謝)があり、全身の臓器の中心的な役割を担っています。内科医として全身を診るためには、肝臓に関する専門的な知識を身につける必要があるだろうと考え、母校の大学の消化器内科に籍を置き、大学病院や関連病院で経験を積みました。また2年あまりの米国留学(ペンシルベニア大学)では、肝臓に特化して知識を深めるとともに、医療との向き合い方を再確認する機会をいただきました。
肝臓・消化器疾患を中心に内科全般に幅広く対応
【菊池 真大 院長】
東海大学医学部付属東京病院や東京医療センターなどを経て、『用賀きくち内科 肝臓・内視鏡クリニック』を開いたのは2024年10月でした。アメリカからの帰国後、健診をはじめとした予防医療に携わったことが、一つの転機になったと言っていいでしょう。研修医の頃からアメリカ留学までの時間を “病気の治療”に費やしていたとするなら、帰国後は“病気にならない取り組み”に価値を見出すようになったのです。現在の日本において、病気の治療に関するガイドラインは存在するものの、病気を予防する方法はまだ十分に確立されていません。しかし肝臓を中心に全身を診られる自分ならば、病気を遠ざける医療システムを構築できるかもしれない……。そんな“新しい医療のカタチ”をつくり上げるため、挑戦者のような気持ちでクリニックの開業を決意しました。
『用賀きくち内科 肝臓・内視鏡クリニック』という名前どおり、当院では風邪や発熱などの内科的な症状に幅広く対応する一方で、肝臓をはじめとした消化器疾患に対する専門的な診療を行うことができます。院長の私と副院長の妻(美穂先生)ともに、総合内科、消化器病、肝臓など複数の専門医資格を有しており、お互いに連携することで地域の中で質の高い医療をご提供いたします。それぞれに専門性を持った男性医師・女性医師が在籍していることはクリニックの強みであり、診療面でも心強いパートナーである妻のありがたみを再認識しているところです(笑)。
女性医師による痛みの少ない胃カメラ・大腸カメラを提供
【菊池 美穂 副院長】
私は横浜市立大学医学部を卒業して医師になり、消化器内科医として慶應義塾大学病院や東京医療センターなどで診療にあたってきました。病気を治療するのはもちろんのこと、胃カメラ・大腸カメラなど内視鏡検査による病気の早期発見・早期治療にも力を入れてきました。大腸カメラ検査をはじめとした消化器内科の領域においては、私が女性医師であることが強みになり得ることを実感しており、当院においても苦痛の少ない内視鏡検査をご提供することで“未来の健康管理”をお任せいただきたいと思っています。
当院の内視鏡検査は、適切に鎮静剤を使用することで患者さんの痛みや苦しさに十分な配慮をしています。肛門からスコープを挿入する大腸カメラは、恥ずかしさなどの理由から「女性医師にお願いしたい」という女性患者さんも多いですが、当院では「女性医師希望」のリクエストを添えてネット予約をしていただくことが可能です。また検査前後の時間をゆっくりお過ごしいただけるように、院内にはマッサージチェアを備えた完全個室のリカバリールームを複数ご用意しています。みなさまに快適に受診していただける環境を整えておりますので、定期的に検査を受けて健康維持・増進に役立てていただきたいと思います。
患者さんの話に丁寧に耳を傾け、同じ目線で考える
私たち医療者と患者さんがお互いに学び合い、対等な立場で話し合い、よりよい医療につなげていく取り組みを“患者学”といいます。私は医師になって20年以上この言葉を実践しており、診察室では患者さんのお話に丁寧に耳を傾け、患者さんの背景にあるものを踏まえた上で適切な治療をご提案することを心がけています。患者さんはそれぞれ、生活習慣や治療に対する考え方が違いますから、どなたにも同じ治療をすればいいわけではありません。病気の原因をきちんと特定して、患者さんに積極的に治療に取り組んでいただけるように、医師と患者という立場を超えて同じ目線で話し合うことが大切になるのです。院内にアート作品などを飾っていることも、患者さんと医療者双方の心を癒やし、よりよい医療を行うための試みです。
日々の診療の中では、こちらが患者さんを治すだけでなく、患者さんから教えていただくことも非常に多いです。たとえば血液検査の数値がよくなったとき、なぜ数値が改善したのかに着目すると、思いがけない治療のヒントが見つかることもあります。こうした成功体験を患者さんと共有することで、自ずと知識の幅も広がっていきます。日々の診療がそのまま学びの場にもなり、勉強に終わりはないことを実感しています。
これから受診される患者さんへ
【菊池 真大 院長】
大学病院などの医療機関は、手術をはじめとした先進医療を担います。一方で私たちのようなクリニックは、日常的な体調不良をご相談いただいたり、初期の病気を見つけたりすることに力を注ぎ、大学病院などへ橋渡しをする役割を担います。私も副院長も、大学病院やクリニックなどさまざまな環境で診療してきましたので、きっと地域のみなさまの健康を守るお手伝いができるかと思います。何らかの症状があったときにご相談いただくのはもちろんのこと、気になることをいつでも気軽に相談できるようなかかりつけ医として、地域のみなさまが長く健康で過ごせるようにご一緒に取り組みたいと考えています。クリニックに通うことを“未来の健康管理”だと考えて、当院をご活用いただければ幸いです。
※上記記事は2024年11月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
菊池 真大 院長 MEMO
総合内科専門医 /消化器病専門医 /肝臓専門医 /消化器内視鏡専門医
- 出身地:神奈川県横浜市
- 出身大学:慶應義塾大学医学部
- 趣味・特技:ゴルフ、アート鑑賞、野球観戦
- 好きな食べ物:ブロッコリースプラウト
- 好きな場所:昔両親と訪れた場所「その頃の思い出に浸りながら」
- 好きな言葉・座右の銘:「我より古を作す」
菊池 真大 院長から聞いた
『脂肪肝』
肝機能の改善には“スルフォラファン”が有効
脂肪肝の治療は食事療法や運動療法からスタートすることが一般的です。果物の取りすぎに注意したり、間食を控えたりするほか、当院では体成分組成計を用いて体幹部の筋力を評価し、運動指導を行うことで基礎代謝の亢進から脂肪肝を改善させる取り組みを行っています。アフターコロナ時代に寝たきりにならない意味でも非常に重要です。また脂肪肝の改善には、スルフォラファンを多く含むブロッコリースプラウトの摂取も有効です。私の臨床データで裏付けされており、テレビCMにも出演し提唱しております。アルコールを控えて運動習慣を身につけていただくのはもちろん、ブロッコリースプラウトやサプリメントの摂取を心がけていただくとよいでしょう。
グラフで見る『菊池 真大 院長』のタイプ
エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
エネルギッシュで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION
用賀きくち内科 肝臓・内視鏡クリニック
菊池 真大 院長
世田谷区/用賀/用賀駅
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