副島 正紀 院長
MASAKI SOEJIMA
「こころに、よあけを」 。
患者様それぞれの「よあけ」を目指すべく、専門家としてサポート
東京慈恵会医科大学医学部卒。東京都立松沢病院にて精神科を学び、専門医を取得。その後、多摩地域の中核病院である稲城台病院にて精神科救急に従事。複数のクリニック勤務を経て、2024年9月にシモキタよあけ心療内科を開業(「下北沢駅」京王井の頭線(中央口)、小田急線(東口)より徒歩1分)。
副島 正紀 院長
シモキタよあけ心療内科
世田谷区/北沢/下北沢駅
- ●精神科
- ●心療内科
祖父と父に続き、地域に根付いたクリニックを
祖父も父もここ下北沢で開業医をしていました。2人を見ていたこともあって、医師という職業については幼い頃から意識していたことはあったと思います。あとはやはりブラックジャックですね。手塚治虫先生のそのマンガがすごく好きで、当時は「人を治すってかっこいい」という単純な憧れでしたが、それが昇華して実際にこの道を志すようになっていたのです。
一方、大学に進んだのちのことですけども、「映像」の世界に興味を持ちました。当時は映画を自主制作する作家さんがたくさん出てきた時代で、彼らの影響を受け、カメラを買って映像を撮り始めたのです。光栄なことにいくつかの作品は映画館で上映され、評価をいただいていました。実は、今も映像は撮り続けています。当時とは異なり、現在は医療ドキュメンタリーに志向が向いており、いずれ医療と映像を結びつけるような仕事をしたいですね。映画もそうですが、アートに触れていくと、なぜそれを作ったのか、という作家性に興味を惹かれるようになります。例えば、精神的な葛藤から創作意欲を掻き立てられた、といったものですね。精神科のジャンルの中に病跡学という分野があります。簡略に言えば、過去の病歴をたどっていくことで、何が現在の状態をもたらしたかを研究する学問ですが、様々なものに触れるうちに、アートと精神科は地続きのように感じ、精神科医の道を選んだのです。
『シモキタよあけ心療内科』は2024年9月に開院いたしました。精神科医の医師として10年以上の臨床経験を積み、専門医の資格を取得し、自分の中に確固たる自信ができたタイミングでの開業となりました。
精神科専門医としてあらゆるお悩みに対応していく
下北沢という土地柄もあるかと思いますが、お若い方、特に20代前半の方が多い印象です。一方で北沢は住宅地が近いということもあって10代から90代まで幅広い層の患者さんが来院されています。
忙しい現代社会の1つの現れかもしれませんが、若い世代の方については適応障害が目立ちます。ストレス性の症状は我慢していると取り返しのつかない事態にもなりかねませんから、その前段階、入り口のところで適切なケアを提供していきたいと考えています。
私は精神科の専門医であり、大きな病院からクリニックまで様々なフィールドで診療を経験してきました。その知見を生かし、どんなお悩みにも対応していくのが当院の根本的なスタンスです。
患者さんが安心して受診いただける環境をご用意
世代が若いこともあり、精神科のクリニックを初めて受診される方が多いと思われます。初めての方は緊張されてる方も少なくありませんので、できるだけハードルを低く感じていただけるようなクリニックづくりを心がけました。院内は木の風合いを基調に、所々に緑を配した落ち着いた造りになっています。下北沢にはお洒落なカフェや面白いインテリアの店もたくさんありますので、街に溶け込むようなイメージでしょうか。
精神科を受診され、厳しいことを言われたり、嫌な思いをされて自己否定に陥ってしまうケースも過去には少なくなかったと聞きます。そのようなことが決してないよう、まずはしっかりと受け止めてあげることが大切と考えています。患者さんが安心して受診いただけるような状態に持っていくことを何より優先しています。
発達障害のスクリーニング検査も提供
当院では発達障害のスクリーニング検査を実施しています。大人の発達障害で悩まれている方は非常に多くおられます。検査は様々なところで実施されていますが、外来の時間が限られていたり、検査の基準が厳しかったりと、”いつでも”というわけにはいかないのが現状です。当院では「早く結果を知りたい」「顔の見える人に診てもらいたい」というご希望を叶えるべく、アスペルガー障害や自閉症、ADHDなど、ほとんどの発達障害をカバーできる検査を提供しています。もちろんその後の治療およびケアも担当させていただきますのでご安心ください。
休職等、精神疾患で治療を受けておられる方には行政のサービスが適用になることもあります。そうしたことを含め、私たちは様々な情報提供を行なっておりますので、そちらもご覧いただければ幸いです。
これから受診される患者さんへ
人は顔が見えると安心するものです。皆さんに少しでも安心していただければと願い、当院ではYouTube等の動画配信を行っています。その動画しかり、WEB予約やキャッシュレス決済への対応など、患者さんの利便性を高める仕組みも導入していますが、地域に根付いた専門医による確かな治療を提供するという信念をモットーに診療を行っています。受診しようかどうか、迷っておられる方も多くいらっしゃると思いますが、まずは一度ご相談ください
※上記記事は2024年9月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
副島 正紀 院長 MEMO
精神科専門医
- 出身地:東京都
- 出身大学:東京慈恵会医科大学
- 趣味・特技:映像編集
- 好きな作家:織田作之助「往時の大阪の暮らし、人のパーソナリティーが伺えて面白く、好きですね」
- 好きな場所:下北沢
- 好きな言葉・座右の銘:「晴耕雨読」
副島 正紀 院長から聞いた
『統合失調症』
家族や身内からの相談が早期発見に結びつくことも
統合失調症の原因は明らかではありませんが、脳内でのドーパミン過剰分泌が原因とされています。他の精神疾患と異なる点としては、抗精神病薬を使用し、薬物療法を適切かつ早期に使用することで予後が大きく変わるということが挙げられます。心の病気を扱う診療所はメンタルクリニックという名称を使用することが多く、標榜科は心療内科・精神科が多いと思いますが、統合失調症に関しては精神科が中心として治療することが多いため、お悩みでしたら一度精神科にご相談ください。
グラフで見る『副島 正紀 院長』のタイプ
どちらかというと エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
どちらかというと エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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