小林 光太 院長
KOTA KOBAYASHI
「身体」と「こころ」の拠り所となれるよう、思いやりの心を大切に、最大限の力を尽くしていきたい
順天堂大学整形外科 スポーツ科教室 入局。同大学附属静岡病院 整形外科助手、東京都リハビリテーション病院、多摩南部地域病院、東京都伊豆大島医療センター、最成病院を経て、河北総合病院 整形外科医長に就任。2024年9月に『ひばりヶ丘小林整形外科クリニック』院長に就任(西武池袋線「ひばりヶ丘駅」北口より徒歩2分)。

小林 光太 院長
ひばりヶ丘小林整形外科クリニック
西東京市/ひばりが丘北/ひばりヶ丘駅
- ●整形外科
- ●リハビリテーション科
末長く患者さんに寄り添っていけるクリニックに

父は歯科医師でした。医療に接する機会が多かったことが、この道を目指すきっかけの1つとなったのでしょう。私は幼少の頃より、野球を中心として様々なスポーツに親しみました。怪我をすることも多くあったわけですが、その時に整形外科のお世話になり、自分がしてもらったように患者さんを治してあげたい、と考えるようになったことが医師を、そして整形外科医を目指す直接のきっかけとなったのです。
大学卒業後は順天堂大学整形外科に籍を置き、以来、地域の中核病院をはじめ、離島診療など様々な場所で経験を積んできました。そして2024年9月に『ひばりヶ丘小林整形外科クリニック』を開院する運びとなりました。近くには順天堂大学医学部附属練馬病院があり、直近にお世話になっていた河北総合病院からも近い位置にあります。手術や入院が必要となれば病院との連携が不可欠となりますが、その意味においても非常に恵まれた場所にクリニックを開くことが出来たと思っています。これまで、人と人のつながりを大事にして生きてきました。医師として考えれば、私はまだまだ若いうちに入るでしょう。これまでがそうだったように、患者さんとのつながりを大事に、末長く寄り添っていける地域のクリニックを目指してまいります。
お子さんからご高齢の方まで、整形外科に類するあらゆるお悩みに対応

赤ちゃんからご高齢の方まで、非常に幅広い層の患者さんが来院されています。この辺りはご高齢の方も多くお住まいになっていますから、腰や肩、膝のご相談が多いですね。最近ではスポーツをされている学生さんも多く、加えて、骨粗しょう症を心配されている、特に女性の方の相談も多くなっています。
私は勤務医時代、全身の治療と手術を担当してきました。中であえて申し上げますと、上肢・手の外科、つまり上肢のしびれや関節の痛み等について、専門的に担当してきた経験があります。この分野で最も頻繁に聞かれる疾患として腱鞘炎があります。その専門的な治療はもちろんのこと、今後は局所麻酔による腱鞘炎の手術も取り扱っていきたいと考えておりますので、上肢、手の痛みやしびれなどでお困りの方はお気軽にご相談ください。
また私は日本体育協会公認のスポーツドクターとしても活動してきました。スポーツをされている方と一般の方の治療で異なるのは、治療期間のニーズが挙げられます。一般の方の場合、ある程度時間的な猶予がありますので、例えば安静にする期間を十分にとれるといったことがあります。ところがスポーツの場合、復帰したい時期が具体的なことが多く、時間的な猶予が十分にとれないことが多々あるのです。例えば、高校生最後の大会にどうしても間に合わせたい、といったケースですね。そうした個々で違う事情を考慮しながらの治療は特別なものと言えるでしょう。当院はリハビリテーション施設を有しています。理学療法士とともに、全身に連動した適切な体の動かし方も指導しつつ、早期の競技復帰へ向けて、リハビリを有効に活用した治療を行なっています。
インソールなど、多様なニーズにも

体外衝撃波治療は、現在、慢性足底筋膜炎のみ保険治療が適用されているものですが、慢性的な痛みの治療として非常に有用なものです。元々は腎臓結石の破砕に用いられたものでしたが、出力を調整した衝撃波を患部に当てることで痛みを取り除く作用や、組織再生作用:蛋白質の合成促進や血管の新生作用、神経保護作用、軟骨保護作用など、が期待できます。骨や組織の変形が進んでしまっている場合、根治的な改善は難しいものの、今現在、耐えられない痛みを抱えている方にとっては、即効性もありますので非常に有用な選択肢となっていくと期待しています。
整形外科由来のあらゆる疾患に対応していきたいと考えており、今後はリハビリの設備や人員のさらなる充実を図っていきたいと考えています。開院からまだそれほど日が経ってないのですが、今現在ニーズの高まりを感じてるのが、インソールやコルセットなどの装具の求めです。外反母趾や扁平足など、足に問題を抱えている方は非常に多いものがあります。特にお子さんの場合、足に問題があると、動きが悪くなり、怪我や故障の原因ともなります。専門の装具士が足のアーチをしっかり作れるよう工夫したオーダーメイドのインソールを使用することにより、扁平足のリスクを減じることが可能となります。装具は、お子さんにだけに有効なものではありません。関節痛、腰痛などの痛みの改善や悪化の予防にもつながるものになりますので、ご興味のある方はどうぞお気軽にご相談ください。
「身体」と「こころ」の拠り所となれるよう
思いやりを持って接していくことが何より重要と考えています。患者さんへの思いやりはもちろんですが、スタッフの間での思いやりもまた重要です。自分の仕事だけをやっていればいい、ということでは、クリニック全体として遅延など、患者さんの診療に影響する面もありますし、何より、困っている人に手を差し伸べられる心がなければ、そもそも患者さんに配慮することなど難しいでしょう。私たちは、身体だけではなく、患者さんの心の拠り所となることを目指しています。お互いが思いやりと優しさを持ち、患者さんが心から安心して治療やリハビリを受けていただけるよう力を尽くしてまいります。
これから受診される患者さんへ
痛みなど、お身体の不調はもちろんのこと、何かお困りのことがあれば些細に思えることでもお気軽にご相談ください。それが必ずしも整形外科的なお悩みでなくても構いません。困ったことがあれば尋ねていただければ、何かしらお役に立てることがあると思っています。身体だけではなく、心の部分まで寄り添っていける地域のクリニックを目指してまいりますので、どうぞ末長くのお付き合いをよろしくお願いいたします。
※上記記事は2024年12月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
小林 光太 院長 MEMO
- 出身地:東京都
- 趣味・特技:スポーツ全般、映画鑑賞
- 好きなこと:野球
- 好きな映画:『フィールド・オブ・ドリームス』
- 座右の銘・好きな言葉:「思いやり」「為せば成るなさねばならぬ何事も 成さぬは人の為さぬなりけり」「心技体」
小林 光太 院長から聞いた
『骨粗鬆症』
多様な治療を効果あるものにするためにも適切な骨密度の測定が重要
骨粗しょう症によって骨折しやすくなる部分が腰椎と大腿骨の付け根の部分です。大腿骨が骨折してしまうと、ほとんどのケースで手術が行われます。問題なのは、例えば認知症が進んでしまっている方など、術後のリハビリテーションが上手く行えない方の場合で、そのまま寝たきりに向かってしまうリスクが高くなることです。それを防ぐために、腰椎や大腿骨の骨密度を正確に測定し、予防のための治療を行う必要があるのです。現在は内服薬のみならず、注射製剤や点滴など、ステージによって様々な治療が可能です。その元となるのが、適切な骨密度測定なのです。
グラフで見る『小林 光太 院長』のタイプ
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穏やかで明るく話しやすい先生 | ![]() |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
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ひばりヶ丘小林整形外科クリニック
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