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天日 桃子 院長

MOMOKO TENNICHI

女性医師であり3児の母として。患者さんと丁寧に向き合い、心からご満足いただける診療を

昭和大学医学部卒業後、研修を経て金沢大学附属病院皮膚科に入局。大学病院や関連病院にて経験を積み、皮膚科とアレルギーに関わる専門医資格を取得。都内にある皮膚科クリニック勤務を経て、2024年6月に『ももこ皮フ科』を開設。

天日 桃子 院長

天日 桃子 院長

ももこ皮フ科

世田谷区/松原/豪徳寺駅

  • ●皮膚科
  • ●小児皮膚科
  • ●アレルギー科
  • ●美容皮膚科

皮膚科医としてのやりがいは、患者さんを笑顔にできること

天日 桃子 院長

私の家は両親が共に医師で、皮膚科医の母は自宅の1階に皮膚科クリニック(土居皮膚科)を開いていました。小さな頃から母が診療する様子を目にすることがあったり、母が治療した患者さんから「先生のおかげでよくなりました」などと声をかけられる場面に立ち会ったりすることがあり、「医師はいい仕事だな」と思っていました。思春期には大好きなミュージカル関係の仕事をしたいと考えた時期もあったのですけれど……最終的に幼少期から身近な存在だった医療の道を選ぶことになりました。
とはいえ医師として自分の専門を決めるまでは、皮膚科に進むか、形成外科に進むかでかなり迷いました。皮膚科医だった母に対して父は脳神経外科を専門にしており、私自身も外科系に興味を持っていたからです。そうしたなかで皮膚科を選んだのは、「患者さんと喜びを分かち合える」という点が決め手になったでしょうか。皮膚の病気に診断をつけるのは非常に難しいですが、症状が出ている原因を特定し、適切な治療によって改善がみられると、患者さんは皆さんとても喜んでくださいます。「治ってよかったね」と患者さんと一緒に笑顔になれる瞬間に、皮膚科医としてのやりがいを感じます。

女性医師であり3児の母として。キッズフレンドリーなクリニックを目指す

天日 桃子 院長

大学病院や関連病院で10年あまり経験を積み、都内のクリニック勤務を経て『ももこ皮フ科』を開いたのは2024年6月です。この間プライベートでは3人の子どもを出産し、子どもを連れて行動することの不自由さを、身をもって体験しました。子育てしながらの開業を迷う気持ちもありましたが、地域の子どもたちが気軽に足を運べるクリニックづくりを目指して一歩踏み出す決意をしました。
こうした背景がありましたので、このクリニックの中では「けがさえしなければ何をしてもいい」ルールにしています(笑)。最近はママさんたちもお仕事をなさっている方が多いですから、受診のために時間をやりくりしたり、お子さんたちのご機嫌を取ったり、皆さん大変な思いをしてクリニックに足を運んでくださいます。さまざまなハードルを乗り越えて来院される患者さんに少しでも快適にお過ごしいただけるように、「全ての方をあたたかくお迎えしたい」というのが私たちの思いです。人柄重視で選んだスタッフの中には保育士経験者もおりますので、小さなお子さん連れでも遠慮なさらず、安心してご来院ください。

一般診療から美容医療まで多様なニーズに対応

天日 桃子 院長

来院される患者さんは0歳の赤ちゃんから90歳代の患者さんまで、3世代、4世代にわたりご家族みなさんで通ってくださるケースも少なくありません。ご相談いただく内容は、赤ちゃんの乳児湿疹、思春期のにきび、巻き爪などさまざまですが、皮膚科専門医(日本皮膚科学会)としての知識と経験を踏まえて、個々の患者さんに適した治療をご提供したいと考えています。また私は「手術ができる皮膚科医になろう」と技術を磨いてまいりましたので、院内にて日帰り手術(爪、皮膚のできもの、けがの処置など)を実施できることも特徴です。手術の際は血管などを傷つけることがないよう、超音波(エコー)を用いて安全性を確保しておりますのでご安心いただければと思います。
このほか当院では、単純性血管腫や毛細血管拡張症に対する色素レーザー(パルスダイレーザー)や、アトピー性皮膚炎に対する光線療法(全身型、部分型)、注射(生物学的製剤)など複数の選択肢をご用意しており、保険診療に加えて自費診療(美容皮膚科)にも対応しています。たとえば、にきび跡が残ってしまった場合にレーザーやピーリングをご提案できるほか、医療レーザー脱毛やフェイシャルメニューなどもご用意しています。美容皮膚科というと少々ハードルが高いイメージがあるかもしれませんが、「お子さんの治療のついでに」といった気楽な感じでトライしていただけるかと思いますので、お気軽にご相談ください。

患者さんと丁寧に向き合い、心からご満足いただける診療を

皮膚科の治療は「お薬を飲めば治る」というものではなく、患者さんにご協力いただく部分が非常に大きいです。私は皮膚科専門医として正しい診断をつけ、適切なお薬を処方いたしますが、それらを実際にお使いになるのは患者さんご自身です。せっかくお薬を処方しても使い方が間違っていると思うような効果を得られませんから、当院では実際に使う量を患者さんに体感していただきながら、使用頻度や使用期間などを丁寧にご指導しています。また患者さんに無理なく治療を続けていただけるように、ローションにするか、クリームにするかなどを患者さんと相談しながら処方するようにしています。
診療の際はこれらのことに加えて、何か1つでも新しい知識を得てお帰りいただきたいと思っています。治療によって改善した皮膚の状態を維持するにはどうしたらよいか、もしも症状がぶり返したときはどう対処すればよいかなど、日々の生活で役立つ情報をお伝えすることで「ここに来てよかった」と思っていただけたらうれしいですね。一方で、お子さんたちにはガチャガチャや動画をご用意するなど、「また来たい」と思ってもらえるようなさまざまな工夫をしています。子どもに多い水いぼの治療時などは「痛みがないように」と細心の注意を払い、無事に治療が終わった後は全力で褒めるようにしています(笑)。

これから受診される患者さんへ

当院では保険診療・自費診療にかかわらず皮膚のトラブルに幅広く対応しており、日帰り手術を含めて「1つのクリニックで治療が完結する」体制を整えています。かゆみや肌荒れといった皮膚トラブルはもちろん、「いつまでもきれいでいたい」というご希望にも対応できることが当院の強みです。また私は皮膚科専門医に加えてアレルギー専門医(日本アレルギー学会認定)の資格も持っておりますので、花粉症による皮膚炎などにも対応可能です。
と言いましても全ての症例を当院で抱え込むわけではなくて、より専門的な検査や治療が必要だと判断する場合には、それぞれの領域に強みを持つ医療機関へとご紹介させていただきます。バリアフリー仕様の院内はバギーや車いすのままご利用いただけますので、小さなお悩みも遠慮なくご相談ください。

※上記記事は2025年3月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

天日 桃子 院長 MEMO

皮膚科専門医 /アレルギー専門医

  • 出身地:東京都世田谷区
  • 出身大学:昭和大学医学部
  • 趣味:ミュージカル鑑賞、ディズニーランド巡り
  • 好きな映画:『ウィキッド』
  • 好きな観光地:ディズニーランド
  • 好きな言葉:「置かれた場所で咲きなさい」

天日 桃子 院長から聞いた
『酒さ』

中年以降の女性に多くみられる「酒さ(赤ら顔)」とは?

酒さ(しゅさ)は「赤ら顔」とも呼ばれ、鼻や頬などに赤みや小さな吹き出物が生じる皮膚の病気です。原因はさまざまあり、気温の変化や季節の変化、花粉によって症状が悪化するケースもあります。また中高年層では「脂漏性皮膚炎」、若年層では「湿疹」など間違った診断がなされ、適切な治療に結びついていないことも少なくありません。

酒さの治療(保険診療)では塗り薬や漢方薬が選択されることが一般的です。一方、自費診療では酒さ用のスキンケア製品のほか レーザー治療なども効果的です。酒さは外部からの刺激がリスク要因になりますから、紫外線を避けたり、優しく洗顔したりすることを心がけていただくことが予防につながります。

グラフで見る『天日 桃子 院長』のタイプ

エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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