米川 正悟 院長
SHOGO YONEKAWA
スポーツ整形、ペインクリニックを中心に「運動器」の痛みやしびれに対応。MRIによる早期診断・治療、オーダーメイドのリハビリを実施。
順天堂大学医学部卒業。整形外科の中でもスポーツ整形を専門にし、都内にある複数の医療機関で経験を積む。2024年5月、目黒区自由が丘にて開業。
米川 正悟 院長
東京城南整形外科
目黒区/自由が丘/自由が丘駅
- ●整形外科
- ●リハビリテーション科
野球少年が医師を目指し、猛勉強の末に医学部へ
小学生のときからずっと野球を続けていて、肩や腰のけがで苦労することが多々ありました。私が学生の頃は今のようにインターネットで何でも調べられる時代ではなかったため、自分が必要とする医療につながることができず、自己流で体のケアをするしかありませんでした。自分がこれだけ困っているのだから、同じように困っている人はたくさんいるのではないか? 自分が医療の知識を身に付けることで誰かの役に立てるかもしれない……、そんなふうに考えたことが医師を目指すきっかけでした。
とはいうものの、高校時代はずっと文系でした。3年生のときは野球部のキャプテンを務めていましたし、理転して受験勉強を始めたのは夏ごろでしたから、受験勉強ではかなり大変な思いをしました。起きている時間のほぼ全てを勉強のために費やすような日々を送り、順天堂大学医学部に合格することができました。
スポーツ整形を専門に経験を積み、自由が丘に開業
野球でけがに苦しんだことが医師になるきっかけでしたから、自分の専門には迷わず整形外科を選びました。そして「この先生のようになりた い」「この先生のもとで学びたい」との一心でご指導いただいたのが、 現在当院で診療してくださっている渡邊幹彦先生です。私は2020東京オ リンピックや2023年のWBCで野球日本代表のチームドクターを務めまし たが、渡邊先生もシドニーやアテネオリンピック、WBC日本代表のチームドクターを務め、私に整形外科のイロハを教えてくださり、今も背中を追い続けている先生です。
さまざまなご縁やタイミングが重なって2024年5月に『東京城南整形外科』を開設する運びになりましたが、私の恩師である渡邊先生と一緒に診療できることを非常に心強く思っています。副院長の裕子先生を含めた3人の医師と非常勤の医師、そして理学療法士、放射線技師、看護師、医療事務、クラークが連携して治療にあたれることは当院の強みの一つです。理学療法士によるリハビリテーションを柱に、地域の方々の健康的な暮らしをサポートしていきたいと思っています。
MRIによる早期診断・治療、オーダーメイドのリハビリを実施
私がスポーツ整形を専門(日本スポーツ協会スポーツドクター)にしていることもあり、都内でありながら広々としたリハビリスペースを備えていることも当院の特徴です。建物の1階では医師による診察や検査などを行い、2階では医師の指示のもと理学療法士と二人三脚でリハビリに取り組んでいただけます。また町のクリニックでありながらMRI装置を導入しているため、検査のために大学病院などを受診していただく必要がなく、1つのクリニックの中で診察・検査・診断・治療・リハビリを一貫して行えることも強みです。
私は野球でけがをした時にどこの病院を受診すればいいか分からず困った経験がありますので、一人でも多くのアスリートに当院を見つけてもらい、できる限りの治療をしていきたいと思っています。たとえスポーツでけがをしても、MRI検査で早期診断・早期治療を行い、オーダーメイドのリハビリメニューに取り組んでいただくことで、競技復帰時には以前よりもパフォーマンスが上がっていること、アスリートのみなさんに「ここで治療を受けてよかった」と思っていただけるような診療を行うことが今の目標です。
骨・筋肉・関節・神経など「運動器」の痛みやしびれに対応
診察の際にはどなたにも分かりやすい説明を心がけており、患者さんが小さなお子さんであればご両親にもけがの状態や治療方針を丁寧にお伝えします。一方で、小中高校生のスポーツ少年・少女に対しては、けがの治療をするだけでなく、けがをしない体の使い方をレクチャーするなど、一つずつ知識を積み重ねてほしいと思っています。
ここまでのお話で当院を「スポーツ専門のクリニック」のように思われるかもしれませんが、そんなことはありません。骨・筋肉・関節・神経などの運動器の痛みやしびれに対する治療を担当するのが整形外科です。日常的なけがはもちろん、お子さんの成長痛をご相談いただいたり、定期的に骨密度を測定することで骨粗鬆症を予防したり。小さなお子さんからご高齢の方までさまざまなお悩みに対応することにより、この地域の「整形外科のかかりつけクリニック」になれたら嬉しく思います。
これから受診される患者さんへ
当院では整形外科と痛みの治療の専門家が連携し、骨・筋肉・関節・神経などの運動器の機能回復をサポートしています。またリハビリ専門のスタッフ(理学療法士)も多数在籍しており、それぞれの患者さんに適したオーダーメイドのリハビリメニューをご提供できます。痛みや不安を抱える患者さんをスタッフ全員が笑顔でお迎えし、チームとして患者さんを支えることで、何かあったときに「またここにかかりたい」と思っていただけるような診療をしたいと思っています。スポーツによるけがに限らず、日常的な痛みやしびれの症状もお気軽にご相談ください。
※上記記事は2024年6月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
米川 正悟 院長 MEMO
整形外科専門医
- 出身地:東京都目黒区八雲
- 趣味・特技:野球、サーフィン
- 好きな本:『ノーラン・ライアンのピッチャーズ・バイブル』
- 好きな映画:『マネーボール』
- 好きな音楽:子供たちが弾くピアノと歌
- 好きな場所:ハワイ
- 好きな言葉:「謙虚」
米川 正悟 院長から聞いた
『野球肘』
成長期の子どもに生じる野球肘。肘に過度な負荷をかけないことが大事
野球肘は投球動作の多い投手や捕手に多くみられるものの、野球をしている子ども全員が野球肘になるわけではありません。野球肘は肘に過度な負荷がかかることで発症しますから、ノースロー調整で肘を休ませてあげること、リハビリによって肘に負担をかけない体の使い方を身に付けることが治療であり、予防にもなります。
グラフで見る『米川 正悟 院長』のタイプ
穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
穏やかで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION
東京城南整形外科
米川 正悟 院長
目黒区/自由が丘/自由が丘駅
- ●整形外科
- ●リハビリテーション科
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