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木村 友之 院長

TOMOYUKI KIMURA

地域医療でCT検査を実現。呼吸器内科・アレルギーの専門医の研鑽で病変を見逃さず、大学病院に遜色のない医療を地域に提供

東海大学医学部卒業後、昭和大学呼吸器アレルギー内科入局。呼吸器の研鑽を積み複数の病院勤務を経て『調布仙川駅前 きむら呼吸器内科クリニック』開院。

木村 友之 院長

木村 友之 院長

調布仙川駅前 きむら呼吸器内科クリニック

調布市/仙川町/仙川駅

  • ●内科
  • ●呼吸器内科
  • ●アレルギー科

人の役に立つ仕事を目指し、医師の道へ

木村 友之 院長

父は歯科医で、親戚にも医師がいる家系なので、幼い頃から医師という職業を身近に感じて育ちました。小学校の頃は老人ホームなどでボランティアをした経験もあり、漠然と人の役に立つような仕事をしたいという気持ちがありましたし、医療の道に進むことに決めたのもごく自然な流れだったと記憶しています。私自身も喘息を持っていたこともあり、アレルギーの分野に関心がありましたので、医学部卒業後は最終的に内科へと進みました。病棟の医師もやりがいはありますが、いずれは開業をしたい気持ちは前々からありました。開業したからといって病院での外来ができないわけではありませんし、様々なことにチャレンジしようと思い『調布仙川駅前 きむら呼吸器内科クリニック』の開院に至りました。多くの患者さんが通いやすい立地、CTの導入できる広さや設備、搬入条件などから、この仙川駅前という場所にご縁をいただきました。来院される患者さんには、他院を受診したけれど咳がなかなか止まらない、という方が少なくありません。ここ調布市は呼吸器の専門が少なかったこともあり、当院は周囲の医師が対応できない患者さんにも対応できるクリニックにしようと思いました。

専門医の目で呼吸器疾患・アレルギー疾患を診察

木村 友之 院長

患者さんは長引く咳や声がれ、息苦しいなどの自覚症状で来院される方が多いですが、私は呼吸器内科専門医として、迅速で的確な診断と治療に努めています。特に肺の疾患ではCOPD(慢性閉塞性肺疾患)は看過できない病気です。過度の喫煙により肺気腫となり、肺がすかすかの状態で、息は吸えるけれど吐くことができない喘息と似たような状態になります。『調布仙川駅前 きむら呼吸器内科クリニック』は、患者さんの症状に合わせて治療を組み合わせ、しっかりとサポートしていきます。また、なかなか自覚をしにくい睡眠時無呼吸症候群も危険度の高い疾患です。異常な眠気で生活の質が下がるだけではなく、狭心症や糖尿病などの合併リスクもあり、治療せず放置していると、中等度から重度の場合は8年後の生存率が大幅に下がるというデータもあります。睡眠時無呼吸症候群もしっかりと治療をすることで改善できる疾患ですので、日中の眠気がとれない、朝なかなか起きられないという症状がある方は、ぜひ一度ご相談ください。

患者さんの言葉をどれだけ引き出せるかを重視

木村 友之 院長

呼吸器というとご高齢の方のイメージがあるかもしれませんが、『調布仙川駅前 きむら呼吸器内科クリニック』では30代から50代、特に女性で咳の症状を抱えている方が多いですね。風邪やインフルエンザ、新型コロナウイルスなどから咳が止まらないというご相談が増えてきており、コロナ情勢以前に比べれば呼吸器内科という存在が広く知られたのかなという印象があります。患者さんと向き合う際は、その咳がどういった出方をして、どういうときに出るのかなど、やはり患者さんご自身のお話をよくうかがうことを心がけています。最終的に処方するお薬は同じだとしても、患者さんの身体に起きていることをどれだけ聞かせていただくかが重要だと考えていますので、問診はなるべく時間をかけられるように心がけています。大学病院時代はアナフィラキシー治療薬についての研究も重ねてきましたし、老年専門医としても経験を積んでいます。特に高齢化が進んでいく社会で、老年専門医としての役割も増えてくると見ています。呼吸器に特化したクリニックではありますが、それだけにとらわれず、地域のかかりつけ医として、患者さんの不調を総合的に診ていきます。

大学病院の外来と遜色のない設備をクリニックで実現

大学病院時代、それに新型コロナウイルス情勢下でも呼吸器の専門医として集中治療に携わってきました。重度の症状の方も多く診てきて、もっと早く受診をしていればと悔やまれたことも少なくはありません。そうした思いから『調布仙川駅前 きむら呼吸器内科クリニック』では大学病院と同等の医療を地域医療として提供しています。院内でCT検査ができる設備を整えており、肺や気管支だけでなく、肝臓、腎臓、膵臓、心臓、大動脈などあらゆる病変を診ることができます。特に肺がんはCT検査で早期発見しやすいですし、健康診断などの胸部レントゲンで気になる影が見られた方も、当院ですぐCTを撮って診断することもできます。ほかにも肺の状態をチェックするスパイロメトリーという呼吸機能検査、気管支の炎症の原因を診断する呼気NO検査ができる機器を揃えています。また、院内には感染症対策として隔離室も設けています。空気清浄機は5種類ほど揃えておりますし、院内の動線はまだ改善できる余地がありますので、来院される患者さんにより安心して受診していただけるように、努めていきたいと思います。

これから受診される患者さんへ

『調布仙川駅前 きむら呼吸器内科クリニック』は京王線仙川駅より徒歩1分のところにあります。呼吸器内科、アレルギー科に特化し、咳の症状や喘息の診療に力を入れています。患者さんが安心して受診できる呼吸器のかかりつけ医として、今後も長くこの地域で医療に貢献していきたいと思います。呼吸器専門医がしっかり患者さんと向き合い、大学病院に遜色のない設備を整えて診断と治療に努めていますので、どうぞご安心しておまかせください。特に長引く咳でお困りの場合や、健康診断の胸部レントゲンで異常が見られたなど心配なことがあれば、お気軽にご相談いただければと思います。

※上記記事は2024年5月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

木村 友之 院長 MEMO

総合内科専門医 /老年病専門医 /呼吸器専門医 /アレルギー専門医

  • 出身地:千葉県千葉市
  • 趣味・特技:お父さんとゴルフ、ドライブ
  • 好きな映画:『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』
  • 好きなアーティスト:サザンオールスターズ
  • 好きな場所:車の中
  • 好きな言葉:「雨垂れ石を穿つ」

木村 友之 院長から聞いた
『間質性肺炎』

原因不明が多く完治が困難。息切れや咳があればすぐ受診を

肺というのは小さな風船が集まっているような状態で、その小さな風船同士を繋いでいる部分を間質と言います。その間質に炎症が起きるのが間質性肺炎という症状です。関節の痛みなど体にダメージを与える膠原病やリウマチに起因することが多く、抗体が間質へ向けられることで炎症が起きます。しかし特発性で原因のわからないケースも多く、ウイルスによる感染症で間質性肺炎になる方もいます。症状としては、少し動いただけでもひどい息切れになる、乾いた咳が出るなどがあります。治療方法は、まず原因となっている病気があればしっかりと治療をすること。原因不明の場合は、炎症を抑えたり間質が硬くなりにくくなる薬を服用することですが、間質性肺炎は完治が難しい疾患で、薬はあくまでも進行を抑える役割となります。早期に診断して治療ができれば、病状が悪化するまでの時間を稼ぐことができますので、息切れや咳などの症状があればすぐに受診することが大切です。

グラフで見る『木村 友之 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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