松平小児科
文京区/関口/江戸川橋駅
- 小児科
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松平 隆光 院長への独自インタビュー
兄が診療している姿を小さな頃から見て育ち、医師になろうと考えた
川を挟んだところに、義理の兄が産婦人科の病院を営んでいます。ずいぶん年のはなれた兄弟ですが、その兄が診療している姿を小さな頃から見て育ち、医師になろうと考えたのです。
大学を卒業後は、順天堂大学病院の小児科に籍を置きました。小児科を目指す者は総じて、子どもが好きだからです。医学部の卒業生は我々の時代で4千人と少し、今はそれが倍以上の9千人になっているでしょうか。総数こそ違いますが、その中で小児科に進むのは今も昔も5%くらい。とにかく子どもを診たいと、そう考える者が20人に1人はいることになりますね。
1979年に『松平小児科』は開院しました。兄の医院で産まれた子どもを診て欲しいということで、近くに小児科を構えたのです(東京メトロ有楽町線・江戸川橋駅より徒歩1分)。
待合室には、冬は床暖房にもなる畳を敷きました。ここで子どもを寝かせて、オムツを替えていただけるようになっています。ささやかですが、少しでもお母さん達に楽に過ごしていただけるよう配慮した形ですね。
お子さんを死に至らせないということが我々の大きな役目
我々の時代は、それほど小児科が大変だという実感を持っていませんでした。昔は、医者であれば何科であろうと構わなかったのです。それが段々と専門化が進み、子どもの病気は小児科で診てもらいたいという希望が多くなり、それにつれて、小児科の医師不足ということになってきたわけです。
時代は変わりましたが、今も昔も、小児科の主体は風邪やインフルエンザ等の急性感染症を診ることです。ただ、そこに1つ大きな変化が加わったとすれば、重い病気が本当に少なくなったことでしょう。これは予防注射が普及したことの結果と言えるでしょうね。
重い病気は少なくなったと言えど、お子さんを死に至らせないということが我々の大きな役目になります。お熱が長く続いたり、ご飯を食べれなかったり、あるいは食べてもすぐに戻してしまう場合は注意が必要です。
お子さんは正確に言葉を操れませんが、逆を言えばとても素直なので、基本的なことに注意していればそうそう見落とすことはありません。その意味では、大人の診察のほうが難しいかもしれませんね(笑)。
松平先生は結果のみを性急に求めることをされない方で、私も日頃からお世話になっています。