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林 幸太郎 院長

KOTARO HAYASHI

心を込めた質の高い動物医療を提供。飼い主様に安心してご来院いただける地域の動物病院を目指して

日本大学生物資源科学部獣医学科卒業。同大学日本大学大学院獣医学研究科卒業。博士号（獣医学）を取得 。苅谷動物病院に副院長として勤務。江東総合病院トレーナー の獣医長・副院長を歴任し、2021年3月に『京浜どうぶつ医療センター』院長に就任（京浜急行本線「立会川駅」より徒歩3分）。JAHA認定医（内科・総合臨床）、動物臨床医学会認定総合臨床医、日本獣医腎泌尿器学会認定医。

林 幸太郎 院長

林 幸太郎 院長

京浜どうぶつ医療センター

品川区／東大井／立会川駅

  • ●犬
  • ●猫
  • ●フェレット
  • ●ウサギ

身の回りの人や動物を救いたいという気持ちが原点

林 幸太郎 院長

自分の身の回りに存在するものを自らの手で救いたいという思いが根底にありました。それが人であっても不思議はなかったのですが、最終的に自分が最も助けてあげたいと考えたのが動物だった、ということなんですね。
日本大学卒業後は、母校の大学院に進み、学位を取得したのち、苅谷動物病院に入職しました。二次診療的と申しましょうか、内科に関する体系的かつ専門的な知識や考え方は大学院で学んだことがベースとなっているように思います。それに対して病院勤務時代には、一般診療はもとより、飼い主さんとどう接していくか、という心がけの部分を多く教わってきました。

『京浜どうぶつ医療センター』は2021年3月に開院いたしました。患者さんのおよそ8割が周辺にお住いの方、ということになるでしょうか。加えて、私の専門性を頼ってくださる方、以前の勤務先から引き続き頼ってくださる方も少なくありません。

ペットの主治医としての役割も

林 幸太郎 院長

元々消化器が専門なものですから、慢性的な下痢や嘔吐、それに伴う栄養や食事の相談については、遠方から足を運んでくださる飼い主さんが少なくありません。その一方で、私は総合診療医の資格も有しており（JAHA認定 内科・総合臨床医／動物臨床医学会認定総合臨床医）、こちらについては、その子全体を診るというスタンスを大事にしています。今や動物も高齢化社会へと進んでおり、病気は1つだけ、という子はむしろ少数で、多くの子が2個、3個と病気を抱えているケースが少なくないのです。専門の病院はそれぞれ分野において高度な治療を提供してくださいますが、2つ3つとある疾患の治療の優先順序については、飼い主さんに委ねられることになります。内科医は全身の疾患に通じていますので、その調整を担う役割に適していると言えるでしょう。まさに人間で言う主治医の役割を担うわけですけども、今後はコーディネーターとしての役割や責任が求められることも多くなってくると考えています。

消化器疾患と腹腔鏡等を使用した低侵襲医療にも力を

林 幸太郎 院長

当院では低侵襲の医療に力を入れています。代表的なものに腹腔鏡による避妊手術があり、「おなかを切らないでも避妊ができる」と評判が広がり、特に開院当初は多くのオーナーさんがそれを求めて来院されました。さらに特徴的なものを挙げるとしますと、先にも申し上げました消化器の専門性と言うことになるでしょう。下痢や嘔吐は非常によく見られる症状であり、受診理由のトップ5に入ってくるものです。免疫であったり腫瘍であったり、完治が難しい疾患が原因であることも少なくありませんが、原因を明らかにし、改善に持っていくことが要求されます。消化器疾患については、食事が非常に大きなウェートを占めます。食事の内容を吟味し、改善を図り、少量のお薬で良い状態を保っていけるようにしたいですね。

ペットと、そのご家族にとって最善の獣医療を提供

その子が可能な範囲の、あるいはご家族ができる範囲の治療を見極めていくことが肝要です。教科書には100点の治療が載っているわけですけども、臨床の現場において、100点の治療はむしろ稀なケースでしょう。その子その子で状態は違うわけですし、年齢によっても、そして飼い主さんのご希望によっても治療内容は変わってきます。100点の治療に固執することなく、その子の置かれた状況に応じ、少しずつ少しずつカスタマイズしていく医療がこれからは求められると考えています。

これから受診される飼い主さんへ

設備も含め、比較的規模の大きな病院ということになると思いますが、飼い主さんとの距離の近さが最も大きな当院の特徴と言えるかもしれません。私自身もそうですし、看護師さんも飼い主さんと待合で話しているのをよく見かけます。診療に関わることはもちろんですが、大半がその子との日々の生活についての相談といったところでしょう。構えることなく、誰とでも気軽に話せるのが当院の大きな持ち味であり、それは予防医療という観点からも好ましいことと捉えています。人で言えば、少し昔にあった田舎のちょっと大きな病院、という感じでしょうか（笑）。これからも身近な病院として飼い主さんに寄り添いながら、必要とあらば高度な医療も提供し得る病院を目指してまいります。

※上記記事は2025年3月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

林 幸太郎 院長　MEMO

  • 出身地：東京都
  • 出身大学：日本大学生物資源科学部獣医学科
  • 趣味・特技：ゴルフ、スキー、クラフト製作、子どもと遊ぶこと
  • 好きなこと：美味しいものを作り、食べること
  • 好きな観光地：京都
  • 好きな言葉・座右の銘：「義を見てせざるは勇なきなり」

グラフで見る『林 幸太郎 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい		 エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい		 エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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