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野村 徹 院長

TORU NOMURA

犬猫からエキゾチックアニマルまで。
親身に寄り添うどうぶつ総合病院

北里大学獣医学科卒業。学生時代は自然界部の部長を務め、野鳥の観察や動物観察のために夜間の山に入ったりと部活動に勤しむ。勤務医時代に小動物からエキゾチックアニマルまで幅広い動物医療の経験を積み、2020年には分院長に就任。その後「もっと動物や飼い主さんに寄り添えるような医療を提供したい」という想いから、往診医として馴染みのあった上板橋での開業に至る。

野村 徹 院長

野村 徹 院長

ムスビ動物病院

練馬区/錦/上板橋駅

  • ●犬
  • ●猫
  • ●ハムスター
  • ●ウサギ
  • ●鳥
  • ●は虫類
  • ●両生類
  • ●フェレット
  • ●その他

生活習慣病や高齢化による疾患にも対応。ペットにも飼い主さんにも優しい動物病院に

野村 徹 院長

当院では、従来の治療法から新しい治療まで、様々な視点から患者さんに合わせた治療方針を飼い主様と一緒に考えていく診療を心がけています。最近ではペットを取り巻く環境が変化しています。例えば、これまで屋外が主だったものが室内の生活になったり。生活スタイルが変化したこともあって新たな疾患も見られるようになりましたね。また、医療の進歩とともにペットの高齢化も進んでいます。
ペットにも起こる「生活習慣病」は現代ならではの疾患といえますね。人間の生活習慣病のように、ペットの場合も暮らし方や環境そのものが影響していることが多くて、ケースごとにアドバイスできる内容も変わります。ですので、診療では時間をかけてお話を聴くようにしています。もしかすると、他の医院さんよりも細かな質問になるかもしれませんが、お部屋の場所やお部屋の広さ、運動量や食事など「普段の様子」を聞かせていただくところからがスタートだと考えているんです。
また、獣医療が進んだことでペットの寿命が伸びていますね。つまり、高齢化に伴う疾患のリスクも上がっていて健康管理の重要性も高まっている状態ということでもあります。疾患によっては症状が表面化しにくくて気づきにくいものもあるので、早期発見や早い段階での治療のために、健診が欠かせないんです。
当院では循環器内科にも力をいれていきたいと考えているので、高齢化による循環器疾患も定期的に診ていけるようにエコーなどの検査機器もそろえました。患者さんの環境に合わせて、ペットと飼い主さんどちらもが快適で安心していただける診療を提供するよう、日々努力しています。

いろいろな動物の診療に対応。負担のない診察で対応できる

野村 徹 院長

これまでに様々な動物病院で勤務してきており、いろいろな動物の診療に関わってきました。犬猫だけでなく、チンチラやハリネズミ、小鳥や爬虫類など様々な動物への医療も一通り経験しています。一般的にエキゾチックアニマルの場合は、移動や待合室そのものがストレスになることも多いので、診察には特に配慮が必要なんです。経験上、その動物に合わせた診察方法で対応できるのが強みかもしれませんね。
例えば、カメレオンなどは触れることそのものがストレスになるので、できるだけ触らずに診察しなければなりません。このように「見る診察」に時間をかけて無駄に触れない等、動物に合わせて診察の方法も違うのでそれぞれの特性に合わせて負担のかからない診察をしたいと思っています。
できるだけ多くの動物に対応できるようにしていますが、中には当院の医療体制や診察室の広さなどで診察が難しい場合もあります。大型の鳥類やリクガメ、霊長類など当院で対応が難しい動物の場合は、連携している動物病院で受診していただけるような体制を整えていますので、迷う場合はぜひ一度ご連絡下さい。

自宅のそばで安心してかかれる病院にしたい。検査機器や入院設備も完備して対応

野村 徹 院長

動物にとっては受診のための移動そのものも負担になるので、出来るだけ自宅の近くで医療を受けていただくのが望ましいと考えています。
当院では、多くの動物や疾患に対応できるよう様々な機器や入院設備を完備しました。高度なエコー機器、造影機器、血液検査機器などを導入しているため、詳細な検査にもスピーディーに対応可能です。
とくに、犬猫の場合は心臓病の診断や治療にも力を入れていて、ペットの高齢化に伴って増加した循環器疾患を定期的に診ていけるような設備にしています。心臓のエコーもその一つで、経過を追っていくことで早めの対処ができたり症状が出る前に予防できることも多いですね。

健診も予防医療も。快適に過ごせる生活と環境を提案

以前と違ってペットの環境が変わってお部屋で過ごすことが多くなっていると感じます。これは飼い主さんの生活スタイルの変化や住宅事情にもよりますが、全体的に以前よりも運動の機会が減って生活習慣病に罹りやすい環境になっていますね。なので、定期的な健康診断や予防医療が大切になってきているんです。人間と同じです。
健診では一般的な診察とともに、ペットが過ごす環境を詳しくお聞きするようにしています。食生活、お部屋の数やレイアウト、部屋の広さ、飼い主さんの生活リズムなど、他の医院さんでは聞かないかもしれない部分まで。ここまで聞くのは理由があって、生活習慣病の予防には運動や食事への配慮が必要なので、日々の生活で予防できるようなアドバイスがしたいからなんです。
せっかくご相談いただくのであれば、健康的に過ごすために一番良い環境を提案できたらと思っています。
また、予防医療としてはワクチン接種も積極的に行っています。狂犬病など犬猫の定期的な投薬だけではなく、フェレットのワクチンにも対応していますので、ご相談下さい。

これから受診される患者様へ

当院は上板橋駅から徒歩約10分で、電車でのアクセスに便利な場所にあります。また提携駐車場もご用意していますのでお車でもご来院いただけます。
当院が目指すのは「なんでも相談できる飼い主さんにもペットにも居心地がいい環境」
そのため、できるだけお悩みに寄り添えるよう、ご予約いただく場合は診察時間をお一人30分とし、じっくりと落ち着いてお話いただけるよう設定いたしました。待合室でもストレスなく過ごしてしていただけるよう、リラックスできるフェイシャルフェロモン(フェリウェイ)を使用したり、心を穏やかに保つような音楽を流したりと落ち着ける環境になるよう様々な工夫をしています。
今後も「信頼できる医療の提供」を行いながら、地域のペットと飼い主さんにとって気軽に相談できる身近な存在になれたらと思っていますので、何かお困りのこと・ご心配なことがありましたら、いつでもご相談ください。


※上記記事は2022年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

野村 徹 院長 MEMO

  • 出身地:富山県
  • 趣味・特技:野鳥観察、散歩
  • 好きな本・愛読書:『十二国記』
  • 好きな映画:『かもめ食堂』
  • 好きな音楽やアーティスト:奥華子
  • 好きな場所:井の頭公園
  • 好きな言葉・座右の銘:人事を尽くして天命を待つ

野村 徹 院長から聞いた
『猫の心筋症』

肺水腫や突然死、実は原因は心筋症!? 定期検診を行って早期発見を心がけて

心筋症は猫で最も好発する心疾患であり、心筋症の中でも最も発生頻度が高いのが肥大型心筋症といわれています。肥大型心筋症は遺伝と言われていますが、原因はまだ特定されていません。そのため、遺伝子検査もありますが陰性でも発症しないとは言えず、検診による早期発見が重要です。
肥大型心筋症は1歳から罹ることもあり、日本では雑種猫にも多く見受けられます。症状が進むと肺水腫や大動脈血栓塞栓症になって最悪の場合は死に至ることもあるため、定期的検査をしたうえでの早期発見と適切なタイミングでの治療が望ましいとされています。ただし日常生活では初期症状に気づけないことが多く、
気づかずに進行した場合は、大動脈塞栓症となり、急に下半身麻痺や足の激しい痛みなどの症状が出て命を落とすこともありますし、突然死した猫の心臓を調べると心筋症が原因だったと後に判明したケースもあります。早期発見のポイントは定期検診をしっかりと行うこと。心臓の音を聴いたり(聴診)、超音波検査(心エコー)、血液検査を行うことで診断につながります。
この疾患は性格的に怖がりだったり、怯えやすい子の方が多く見受けられる様に思います。ストレスで血圧が上がりやすい子ですね。また食生活でも罹りやすくなるので、普段からびっくりさせたり、興奮させることをしないことと、過度な塩分を控えた食事を心がけることが悪化の予防につながります。診断がついた場合は定期的に心臓を検査したうえでの血栓予防や、心臓の血流を改善させる内服を行うなどの内科的な治療が可能です。

グラフで見る『野村 徹 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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